SEOキーワードの入れ方は?効果の高い設定方法とコツ・検索で上位表示できる方法を解説
SEO初心者の方であれば、おそらく次のような悩みがあるのではないでしょうか。「SEOに効果のあるキーワードを入れたいが、どこに入れたらいいか分からない」「検索順位を上げるためにはキーワードの使い方にもポイントがあるらしい」「Webページを上位表示させるために、SEOライティングを覚えたい」
このような疑問がある方はぜひこの記事を最後までお読みください。SEOに効果のあるキーワードの入れ方と入れる場所のポイントや、キーワード選定のコツについて解説します。検索順位を上げるためのヒントにお役立てください。
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SEOに効果のあるキーワードの入れ方・設定3つのポイント
キーワードを効果的に正しく使わないと、上位表示どころかむしろ逆効果になりかねません。
ここではSEOに効果のあるキーワードの入れ方として、以下の大切な3つのポイントについてお伝えします。
- タイトルに入れるキーワードは前半部分に入れる
- キーワードの順番は変えない
- 検索者が興味を持つ内容にする
それぞれ解説していきます。
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タイトルに入れるキーワードは前半部分に入れる
キーワードは前半部分に入れることが好ましいです。タイトルの前半部分にキーワードを含めることで、ユーザーと検索エンジンの評価が上がります。
理由としては、キーワードがユーザーの目に止まりやすくなるためクリックされる数が増え、検索エンジンから評価され上位表示されるからです。横書き文字の場合、人が瞬間的に認識できるのが7〜13文字と言われているので、タイトル前半部分にキーワードを入れることで検索者に認識される率が高まります。
SEOで上位表示を目指すのであれば、必ず行いたい施策です。また、検索結果画面ではタイトルが30文字前後表示されるため、キーワードをタイトル前半に入れることでページのクリック率が高まります。
また、タイトルが長すぎると「・・・」という表示となり、省略されてしまうのでキーワードは前半部分に入れるようにしましょう。
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狙いたいキーワードは前半に入れる
SEOに効果のあるキーワードの入れ方を狙うのであれば、タイトルに入れるキーワードの順番を変えないことが大切です。キーワードの順番を変えてしまうと、検索者の意図とズレが生じ検索結果や検索順位が変わることがあります。
ですので、最も狙いたいキーワードは順番をそのままにしてタイトルに使用すると良いでしょう。キーワードの順番を変えないことで検索者の視認性を向上させることにも効果があります。
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検索者が興味を持つ内容にする
SEOの効果を狙うのであれば、検索者が興味を持つ内容にすることも大切となります。キーワードを入れるのはあくまでSEO対策として検索クローラーに見つけてもらうためのものです。
コンテンツファーストの観点から考えると、検索者が読んでみたいと興味が湧く文章にすると良いでしょう。検索上位に表示されせっかくクリックされたとしても、ページからの離脱率が高くなってしまえば結果としてGoogleから悪い評価を受けてしまいます。
SEOキーワードの入れ方についてよくある質問
- SEOキーワードを入れる最もおすすめの場所はどこでしょうか?
-
H1タグ・H2タグ・タイトルタグです。この3点には必ずキーワードを入れておきましょう。
例えば「ダイエット方法」で上位表示させたい場合は、上記3点に「ダイエット方法」と自然な形で設定しましょう。 - SEOキーワードでは、狙いたいキーワードと関連するキーワードも設定した方が良いのでしょうか?
-
その通りです。「SEO対策 費用」と検索してみると「早見表」「相場」という単語がタイトルに含まれています。「SEO対策 費用」と関連性が高い「早見表」「相場」もH1タグ・H2タグ・タイトルタグに自然に含めましょう。
※共起後などと言われます。
SEO対策におけるキーワードとは?
SEO対策におけるキーワードとは、Googleno検索窓に入力する「キーワード」のことを指します。ダイエットをしたい方が「ダイエット方法」など検索窓に入力しますが、その単語がキーワードです。
検索回数の多いキーワードを対策して、調べられた際に自分のサイトを上位表示させることで、流入数増加が見込まれます。
【SEOに効果あり】キーワードを入れる場所はこの5つを抑えよう
SEOに効果のあるキーワードの入れ方として次の5つの場所は抑えておきましょう。
- h1タグ
- h2タグ
- 本文
- タイトルタグ
- メタディスクリプション
上からSEO効果の高い順に並べてあります。
タイトルやメタディスクリプションは、上位表示を決定づける直接的な要素はありません。しかし、検索者のクリック率を上げることや利便性を高めることに効果があるのでキーワードを含めましょう。以下でそれぞれ解説します。
【h1タグ】ページ内容とキーワードの関連性を検索エンジンに伝える
h1タグは、ページ内容とキーワードの関連性を検索エンジンに伝える重要な役割があります。
過度に使用してしまうと検索エンジンのクローラーがどれが重要か認識できなくなってしまうため、h1タグの使用は1 つだけに絞りましょう。逆を言えば1つに絞り効果的に活用することで、クローラーがコンテンツを認識して正しいSEO評価をしてもらえるようになります。
キーワードの入れ方として、h1からh2、h3と数字が大きくなるように順番に使うことが大切です。h1タグの文字数に決まりはないですが、短く簡潔なタイトルにすることを心がけましょう。
キーワードをh1に入れることでその記事の内容を説明することもできます。h1タグを正しく使用してわかりやすい内容にすることで、検索者にもクローラーにも評価されることを目標にキーワードを入れましょう。
【h2タグ】ページ内容を検索エンジンに伝える
h2タグは、ページ内容を検索エンジンに伝える役割を持つ見出しです。見出しの中で2番目に重要なタイトルに利用されます。
検索エンジンにh2タグまでの見出しが表示されるため、ページ内容が分かるようなキーワードを含む文章にすることが重要です。また、検索者に対してはh2タグの見出しがそのまま説明となるため、スムーズに情報を伝えることができます。使い方を間違えると、SEOに悪い影響が出てしまうため内容を理解して使いましょう。
【本文】キーワードの出現率を意識
本文では、キーワードをどのように入れるかよりも出現率を意識しましょう。キーワード出現率を3%以内に抑えることが望ましいです。ファンキーレイティングなどSEO無料ツールで調査可能です。
本文以外の4つの場所にキーワードを意図的に入れ、本文では自然に作成した文章を書くことで3%程度の配置になります。万が一キーワードの数が多くなってしまっても、5%以内に抑えると良いでしょう。
本文は検索者に対する検索意図を説明したコンテンツになるため、自然とキーワードが入ることが多いです。意図的にキーワードを入れ過ぎてしまうと、Googleからスパム扱いになりペナルティを受けることになります。検索順位が落ちたり検索外に飛ばされてしまう可能性があるので注意しましょう。
【タイトルタグ】検索結果画面に表示されるタイトル
キーワードを入れる場所の4つ目は、タイトルタグです。
タイトルタグは検索結果画面に表示され、Googleのクローラーに認識させるためのタグとなります。つまりWebページのタイトルだと認識してもらうにはタイトルタグが欠かせません。また、タイトルタグに適切なキーワードを入れることで、検索者に対しても検索結果画面で認識されやすくなります。
h1タグと近い要素がありますが、タイトルタグを別に設定することで、ページ内の見出しとは異なる文章を表示させることが可能です。
【メタディスクリプション】検索結果画面に表示されるページの説明書
メタディスクリプションにキーワードを入れることも、間接的ですがSEOに効果があります。間接的と言っても、質の高い内容が記載されていることでGoogleの検索結果に表示することも可能です。
メタディスクリプションは検索結果画面に表示されるいわばページの説明書と言えるでしょう。さらにGoogleはページの内容を理解する上でメタディスクリプションの情報をヒントにしていて、検索者のクリック率に大きな影響を与えます。
100文字程度の文章で、誰に向けたページなのかを明確に分かるように記載しましょう。注意点として正しい場所に設置することや、他の見出しと重複した内容のメタディスクリプションにしないことが重要です。
SEOではキーワードの入れ方が重要
Googleの検索エンジンにおいて最も重要視されているのは、検索ユーザーのニーズに答えることのできる価値ある情報を提供することです。その基準を判断するため、Googleの検索クローラーが検索エンジンにおいてコンテンツを探す目安としているのが、キーワードの選定と入れ方というわけです。
ユーザーにとって価値あるコンテンツ、という判断を獲得するためには求められたキーワードを配置すべきところに網羅的、かつ適度に組み込むことで高めることが可能となるでしょう。
ただし、キーワードの入れ方として、やみくもに入れてしまうのは評価を得る上では好ましい方法とはいえません。キーワードを入れるべきポイントに必要な分だけ入れていき、文章全体をユーザー目線に立った自然な仕上がりにしておくなどの工夫も必要となります。
自社コンテンツのSEOで成果を出していくためにも、SEOにおける適切なキーワードの入れ方のポイントやコツをおさえていきましょう。
SEOキーワードの数は何個にしたらいい?
キーワードの数を決めるには、Googleの評価システムを把握することがポイントとなります。Googleは評価の際、ページ内で主要となるキーワードがユーザーの求めるものと一致しているかを判断しています。複数のSEOキーワードを設定するとサイト評価の判断が曖昧になるため、1つの需要あるキーワードに絞った特化型のページを作成していくのが好ましいといえるでしょう。
複数キーワード設定の鍵はドメインパワー
複数キーワードを使用したいという場合は、サイトのドメインパワーを高めることです。
ドメインパワーが高くなると、サイト内で使われているキーワードが認識されやすくなるためです。この段階までサイトが育ってきたところで、キーワードを複数化したロングテールキーワードなどを組み込んでいくと良いでしょう。
見出しやタイトルに入れるキーワード回数に決まりはない
各見出しやタイトルに使用するキーワードの回数に決まりはありません。しかし、決まっていないからといって同じキーワードを多用し過ぎると、乱用によるペナルティの対象となってしまいます。そうなると、サイトの評価を下げてしまう要因となるため、同じキーワードの乱用は控えましょう。
SEOで検索上位を狙えるキーワード選定のコツ
ここからはSEOで検索上位を狙うためのキーワード選定のコツについて解説します。
「キーワードの選び方がいまいち分からない」「記事が書きやすそうかどうかでキーワードを選んでしまっている」このようにお悩みであればこの記事をご覧いただくことで、キーワード選定のコツを理解することができます。
共起語を自然に盛り込む
共起語を自然に盛り込むことでSEOの効果を上げ、検索上位を狙うことができます。
サイトを見た時にキーワードに関連した単語が多いと、検索者はどのようなテーマで何の役に立つのかを瞬間的にイメージすることができるでしょう。ですので、共起語を入れることで結果として満足度を高めて評価を上げることができます。
ちなみに共起語とは、あるキーワードを使う際に頻繁に出現する単語のことです。例えばキーワードが「パソコン」であれば、共起語は「モデル 価格 CPU メモリ」などを指します。共起後を適切に使用することで、深く網羅性のあるコンテンツに仕上げることができるため、ライティング時にも役に立つでしょう。
検索ボリュームをチェックする
SEOで検索上位を目指すためにはキーワードの検索ボリュームをチェックすることも欠かせません。検索ボリュームの多いキーワードであればライバルが多く、検索上位を取れれば効果が高いですが難易度も高くなります。かといって検索ボリュームの少ないキーワードでは、検索上位を狙う難易度は下がりますが効果も下がってしまうでしょう。
最初は検索ボリュームの少ないスモールキーワードで上位記事を狙い、増えてきたら検索ボリュームの多いビッグキーワードを狙うと効果的です。ライバルサイトをリサーチして相対的に評価されるようなサイトを構築していきましょう。
関連キーワードを参考にする
関連キーワードを参考にすることもSEOに効果があります。検索者がキーワードを調べるにあたって「連想される言葉」が関連キーワードです。
先ほどのパソコンを例に関連キーワードを調べると、「スクショ デスク おすすめ 教室」などの言葉が関連キーワードとなります。これらの単語は検索者の関心ごとを反映したキーワードであるといえ、関連キーワードを適切に使用することで検索者のニーズを満たすことが可能です。
検索ボリュームが少なくても、ニーズに対してマッチしたコンテンツであれば意欲の高い検索者の流入が見込めるので成約にも繋がりやすくなります。
共起語を意識してSEOキーワードを入れる方法
上記画像は、「SEO対策 費用」の検索結果です。メインで狙っているSEOキーワードは「SEO対策 費用」ですが「料金相場」「早見表」というキーワードが3位までのタイトルに含まれています。しかし4位のコンテンツには「早見表」が設定されていません。このようにメインキーワードと関連するキーワードを設定しなければ、順位が下がる可能性があるため、関連語(共起後)も意識して設定をしましょう。
SEOキーワードの入れ方で成果が出ない場所
SEO対策としてのキーワードを入れたとしても、成果が出ない場所があります。これらの場所をおさえておき、SEOでキーワードを入れるときは外すようにしましょう。
キーワードを入れても成果が得られない場所はメタキーワードとサイトのURLです。メタタグに分類されるメタキーワードは、HTML内に書き込まれるタグのことを指します。SEOキーワードをメタキーワードに入れてもSEOの成果にはつながらないため、入れなくてよいでしょう。
サイトURLは基本として日本語で作成するものではありません。無理にURL内にキーワードを入れると評価を下げてしまう可能性が高まります。Googleの推奨していない方法でURLを作成するのは控えた方が良いといえるでしょう。
SEOキーワードは入れ方によって評価が下がる?
Googleは検索エンジンのアルゴリズムを年に2、3回のコアアップデートを行います。近年の検索エンジンにおけるアルゴリズムは急速な進化を遂げています。以前は、ただ数さえ詰め込んでおけば良かったキーワードも、今では不自然な使い方と判断されるようになっているのが現状です。
Webサイトの構築におけるSEO対策においては、しつこく不自然なSEOキーワードの使用は控えるようにしましょう。キーワードの入れ方として、ユーザーにではなくGoogle側にのみ表示される隠しテキストの作成もおすすめできません。このような隠しテキストを作成すると、すぐに検知されペナルティの対象とされてしまうでしょう。
SEOキーワードを意識しすぎるあまり、文章が不自然でおかしな内容になるのもよくありません。また、あきらかに自分達の私用で作られた外部サイトとのアンカーテキストの多用などもペナルティの対象となるため注意が必要といえるでしょう。
SEOキーワードにおける入れ方で気を付ける点
せっかくSEOキーワードの入れ方のポイントやコツを駆使してキーワードを組み込んだとしても、成果につながらなかったら本末転倒です。SEOキーワードを入れる上で、SEO対策の成果を落とさないために気を付けておきたい点をまとめました。
h3タグでのキーワードの連続使用
コンテンツにSEOキーワードを入れる上で、過度に入れすぎると逆に評価を下げてしまうと解説しましたが、見出しにおいても同じことがいえます。h3の各見出しが似た項目を比較する内容だからといって、無理に同じ見出しを連続で使用するのは控えましょう。
コンテンツを読み進めていくユーザー目線に立っても好ましい施策ではありません。余計に不自然さを感じさせてしまう原因になってしまいます。見出しにおいてもユーザーファーストの観点を心掛けましょう。
キーワード間に不要な単語を入れない
SEOキーワードの間に不要な単語を入れないようにしましょう。キーワードの間に不要な単語を挟んでしまうと、余計な尾ひれがついてしまい、シンプルかつ正確に意味の通らない内容となる可能性が高くなります。
結果的に、Googleからキーワードを使用した正確な理解が得られない状況になりかねません。キーワードの順番はむやみに変えないよう気をつけましょう。
指示語を多用しない
コンテンツ内で文章を作成するときには、指示語を多く使わないように意識しましょう。検索エンジンでは、「それ」「これ」などといった指示語が指す内容について理解することができないためです。
指示語が多くなるということは、Googleの検索ボットが認識できない言葉が増えていくという理屈なので、必然的に評価は下がっていきます。自社コンテンツの中で指示語をたくさん使っている場合は、なるべく指示語が指し示す内容に置き換えるよう工夫を凝らしましょう。
SEOキーワードの確認ができるお役立ちツール4選
コンテンツを作成していく上で、見出しや本文、メタディスクリプションなどにキーワード
が適正に使用されているかを確認するのは大変な作業になります。そこで、作成したコンテンツ内におけるキーワードの確認に役立つ以下の4つのツールを紹介します。
- META SEO inspector
- スクリーミングフロッグ
- Alt & Meta viewer
- ファンキーレイティング
SEO対策の状況確認に最適なMETA SEO inspector
META SEO inspectorはChrome上で、コンテンツに対してSEO対策がどのような状況かを確認するのに最適なツールです。コンテンツ全体での対策というよりは、タイトルや見出し、メタディスクリプションなど項目毎にチェックできる点がキーワードの使用状況の確認に役立ってくれるでしょう。
主に確認できる項目は先に紹介したもの以外でも、メタキーワードや構造化データなど7項目以上の分析が可能です。誰でも無料で利用できるツールなので、自社サイト内のコンテンツ数が多く、1つのコンテンツのSEO対策の確認に手が回らないというシーンでは取り入れた方が良いツールといえるでしょう。
Google Chromeが使える状態であれば、Chrome ウェブストアにて検索して追加できます。無駄な登録も必要ないため、すぐに利用することができるでしょう。
Webサイト解析にはScreaming Frog SEO Spider
コンテンツ全体を詳細に解析するのに役立ってくれるのがScreaming Frog SEO Spiderです。このツールは入力したWebサイトをクローラーにより解析、結果をタイトルや見出しなどの項目毎に表示抽出できる便利ツールといえるでしょう。
タイトルや見出しが一覧表で表示できるため、キーワードの入れ方が適正かのみならず、文字数やその他のSEO上の問題点も可視化できます。無料版と有料版があり、無料版は500ページ以内のWebサイトでの利用が可能となっています。
Screaming Frog SEO Spiderには、これらの便利機能以外にもサイトマップ作成にも使えます。作成したマップデータはエクスポートできるため、情報を共有するシーンでも利便性の面で効果を発揮してくれるでしょう。
AltとMeta情報の確認はAlt & Meta viewer
Alt & Meta viewerは、画像の説明テキストやタイトル、ディスクリプションが無料で確認できます。これらの情報の確認は、SEOにおける作業のなかでは繊細な作業となってしまいますが、おろそかにはできないため細かな点までチェックしておきましょう。
ツールの導入方法は、Google Chromeから拡張機能を経由しての追加という手順となります。本ツールも登録は不要で簡単に使用できるので、ぜひキーワードの確認作業などを含めたSEO対策の分析に使ってみてください。
出現率の確認にはファンキーレイティング
作成した文章やコンテンツの中で使われたキーワードの出現率を分析してくれるのに役立つツールがファンキーレイティングです。サイトURLを指定したあとに対象キーワードを入力するだけで、ページ内におけるキーワードの出現率が瞬時に確認できます。
ファンキーレイティングをSEOキーワードの入れ方に取り入れることで、キーワードを使いすぎてないかの確認が容易にできるわけです。複数のキーワードを同時解析できるため、キーワード使用による偏りの分析にも使えます。
登録不要の無料ツールですので、SEOキーワードの使用率がどれくらいかを確認するのに気軽に取り入れていきたいツールといえるでしょう。
SEOに効果のあるキーワードを選定できる無料ツール3選
SEOに効果のあるキーワード選定がツールでできれば、作業効率を上げることが可能です。
ここでは無料で使えるおすすめのキーワード選定ツールを3つ紹介します。
ツールごとに機能や特性が違うので、用途ごとにツールを使い分けて使用しましょう。
Googleキーワードプランナー
Googleキーワードプランナーは、Googleが提供している無料ツールです。関連キーワードを見つけられる、そのキーワードの検索ボリュームと競合性を調べられる機能があります。
検索ボリュームや競合性を調べることにより、どのキーワードで上位表示を狙うかの戦略を考えることが可能です。注意点としてGoogle広告のアカウントを開設する必要があります。もちろん無料でできますので登録しておきましょう。
Ubersuggest
Ubersuggestは、アメリカのWebマーケターが開発した無料ツールです。関連するキーワードを抽出して、それぞれの検索ボリュームやSEO難易度も合わせて調べることができます。
検索ボリュームは直近の12ヶ月分表示されるため、季節変動のあるキーワードの需要もチェック可能です。注意点としては無料利用には回数制限があり、1日3回までとなっています。重要なキーワードだけ調べるようにしましょう。
ラッコキーワード
ラッコキーワードは、関連キーワードを一括で調べることができるツールです。キーワードを選ぶ際に漏れなく抽出することが可能です。Googleトレンドや共起語、見出し抽出などSEO対策に必要な機能が揃っています。
メールアドレスを登録することだけで利用可能です。無料プランには制限があり、見出し抽出および共起後の取得は1日15回まで、各種キーワード調査は1日50回までとなっています。
まとめ
SEOキーワードの入れ方は、入れる場所やポイントが大切です。間違ったキーワードの入れ方をしてしまうと、効果が上がりません。
場合によっては、検索順位を上げるつもりでキーワードを入れたのに使い方を間違ってしまい、検索順位が下がる結果に繋がってしまいます。ポイントを正しく理解した上で、キーワードを上手に使用していきましょう。
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