SEO対策をして上位表示させるために重要な施策5つを初心者向けに解説
- コンテンツを検索上位に表示させたい
- SEO対策の具体的な方法を知りたい
- SEO対策について無料で相談したい
本記事では、こういった疑問を解決していき、優先順位の高い具体的なSEO対策を紹介します。
SEO対策とは、検索結果で上位表示させるための施策のことです。
この記事でわかること
- SEO対策の基礎知識と全体像
- “検索エンジン=Google”と考えてもいい理由
- 検索順位が決まる仕組み3ステップ
- 順位決定の仕組みから逆算したSEO対策の方法
- SEO対策のメリット
- 初心者がSEO対策で注意すべきポイント3つ
- SEO対策で上位表示させるために重要な施策5つ
はじめに、初心者向けにSEO対策の基礎知識と全体像を解説をしていきます。
SEO対策の基礎知識と全体像
SEO対策の基礎知識を要約すると、下記のようにまとめられます。
- SEO対策とは、Googole検索で上位表示させるための施策のこと
- Googleの対策をしたら、日本の検索エンジンの90%以上のシェア率をカバーできる
- 検索エンジンの順位を決めるのはGoogleのロボット
- SEO対策のメリットは無料で広告効果があること
一つずつ、詳しく解説していきます。
SEO対策とは、Googole検索で上位表示させるための施策のこと
SEOとは、“Serch Engine Optimization”の略称で、日本語で言うと“検索エンジン最適化”です。
言い換えると、Webページを、Google検索で上位表示させるための施策のことだといえます。
下記の表のように、GoogleとYahoo!を合わせて9割以上を占めているため、“検索エンジン=Google”と考えて構いません。
なお、GoogleとYahoo!は同じ検索エンジンを利用しているため“Google=Yahoo!”と考えられます。
検索エンジン | Yahoo! | Bing | |
シェア | 74.96% | 18.62% | 5.89% |
参考サイト:日本の検索エンジンのマーケットシェア(2020年1月)
つまり、SEO対策はGoogleの公式情報をもとに組み立てる必要があります。
本記事では、Googleの公式情報をもとに考えたSEO対策のノウハウをご紹介します。
検索エンジンの順位を決めるのはGoogleのロボット
Googleのロボットは下記の手順で検索エンジンの順位を決めています。
- インターネット上を徘徊していろいろなWebページを見つける“クロール”
- 発見した情報を登録する“インデックス”
- 情報の優劣を順位付けする“ランキング”
Webページを作成したあと、インデックスされなければ検索結果に表示されることはありません。
そこで、ロボットに発見してもらいやすくする、登録してもらうスピードを上げる工夫することが検索上位表示の近道になります。
つまり、SEO対策は下記のように言い換えることもできます。
- ロボットに発見されやすくすること
- ロボットに評価されやすくすること
SEO対策のメリットは無料で集客できること
SEO対策をして検索上位に表示された場合、無料で集客できます。
検索ボリュームの大きいキーワードで上位表示できた場合、広告費なしで個人が月100万円以上の利益を出すことも可能となります。
必要な経費は、1年間のサーバー代1万円ほどのみです。
つまり、1ヵ月あたり1000円以下の投資で月100万円以上を売り上げる可能性がある、費用対効果の高い集客方法だといえます。
初心者がSEO対策で注意すべきポイント3つ
SEO対策に関する情報は無数にあふれていますが、最優先で注意すべきポイントは下記の3つです。
- SEO対策で最も重要なポイントは、コンテンツの質を高めること
- SEO対策には大きく分けて3つの施策がある
- SEO対策は効果が現れるまでに時間がかかる
それぞれ、深堀りしていきます。
SEO対策で最も重要なポイントは、コンテンツの質を高めること
Googleは、ユーザーにとって質の高いコンテンツを上位表示すると明言しています。
質の高いコンテンツとは、検索ユーザーの悩みを解決できるコンテンツです。
参考サイト:Googleが掲げる10の事実
過去には、検索エンジンに評価してもらうための枝葉のテクニックが流行した時代もあります。
例えば、“文字数の多い記事をたくさん投稿したらサイトの評価が上がる“といったものです。
昔は、このような施策が効果的なこともありましたが、Googleのロボットの精度が上がった今では小手先のテクニックは通用しなくなりました。
シンプルに、ユーザーの悩みが解決されるコンテンツを作るのが最も有効なSEO対策です。
SEO対策には大きく分けて3つの施策がある
SEO対策には、大きくわけて以下の3つ施策があります。
- コンテンツSEO
- SEO内部対策
- SEO外部対策
コンテンツSEOとは
コンテンツの質を高めて上位表示を狙う施策
SEO内部対策とは
Googleのロボットに、記事の存在や記事の品質をアピールするための施策
SEO外部対策とは
ほかのサイトからリンクを貼ってもらう施策
初心者は、“コンテンツSEO”と“SEO内部対策”に集中することをおすすめします。
なぜなら、コンテンツの質が高ければ自然にリンクを貼ってもらえるようになるので、外部対策は自然にできる部分が大きいからです。
SEO対策は効果が現れるまでに時間がかかる
SEO対策をする前に知っておくべきことは、効果が現れるまでに時間がかかるということです。
筆者は、個人ブログで8月に書いた記事が、翌年1月にようやく検索順位3位になったことがあります。
しばらくは、順位の上下を繰り返しながらユーザーの反応をロボットが観察する期間があると理解するのが重要です。
その結果、良質なコンテンツだと評価された場合に、安定的に上位表示されるようになります。
Webページをアップロードしてから、半年程度は効果が安定しないということを知っておきましょう。
SEO対策をして上位表示させる方法5つ
上位表示させるための方法は無数にありますが、その中でも優先順位が高いのは下記の5つです。
- 検索ユーザーのニーズを満たす高品質なコンテンツを作成する
- 競合分析で検索ユーザーのニーズ分析をする
- E-E-A-Tを意識する
- ユーザービリティを向上させる
- Googleのロボットに発見、登録されやすいようにする
順番に、解説していきます。
検索ユーザーのニーズを満たす高品質なコンテンツを作成する
SEO対策における最重要事項は、高品質なコンテンツを作成することで、多すぎず少なすぎずない必要十分な情報が網羅することです。
必要十分な情報を網羅するためには、ユーザーの2つのニーズを想定する必要があります。
- 顕在ニーズ
- 潜在ニーズ
顕在ニーズとは
検索ワードに表れているニーズのこと
潜在ニーズとは
本人が意識していないニーズや悩み
“ダイエット”というキーワードを例に考えてみましょう。
この場合は“痩せたい”が顕在ニーズだといえます。
しかし、この顕在ニーズには、潜在ニーズが隠れています。
“痩せたい”というキーワードの場合、以下のような潜在ニーズが隠れています。
- モテたい
- 健康になりたい
上記のような潜在ニーズを想定すると、以下のような内容を追加できることに気が付きます。
- 痩せすぎは逆効果、異性の印象を最大化する理想的な体重
- 糖質ゼロのダイエットは不健康!医者がおすすめする健康的なダイエット法10選
このように、潜在ニーズを予想してコンテンツ内容を構築することで、検索ユーザーに深く刺さるコンテンツとなります。
潜在ニーズを満たすコンテンツはユーザーのページ滞在時間が長くなるため、Googleのロボットにも優れたコンテンツであることが伝わります。
その結果、高品質なコンテンツとして上位表示されることに繋がるのです。
競合分析で検索ユーザーのニーズ分析をする
ニーズ分析のもっとも効率的な方法として、競合分析をおすすめします。
競合分析とは、自分が狙うキーワードで、現状検索上位10位に表示されているWebページから検索ユーザーのニーズを調べる方法です。
現状、検索上位10位に表示されているということは、Googleが高評価を下しているといえます。
競合分析をすることによって、最低限必要な内容を洗い出すこともできます。
上位10サイトを比較すると、最低限必要な情報は自ずと決まるでしょう。
ただし、上位サイトで扱っている情報を寄せ集めただけでは価値がないため、さらにオリジナルの情報を肉付けするのが重要です。
E-E-A-Tを意識する
E-E-A-Tとは、体験、専門知識、権威、信頼性の略で、Googleがコンテンツを評価する際に使う指標です。
参考サイト:品質評価ガイドライン
Googleは、書いた人を評価し、検索順位に反映させています。
つまり、“何を書くか”だけではなく、“誰が書いたか”も意識する必要があります。
例えば、お金に関するコンテンツを作成する際、どこの誰が書いたかわからない記事よりも、”●●銀行で10年間働いた●●さん”が書いた記事の方が上位表示されやすくなります。
このように、コンテンツ内容と親和性の高い著者情報を公開することは、効果的なSEO対策となります。
ユーザービリティを向上させる
ユーザービリティとは、ユーザーにとっての“使いやすさ”のことで、以下のようなことを指します。
- 効率よく必要な情報がわかる
- ストレスなく閲覧できる
ユーザビリティを向上させるための施策の具体例は、以下の通りです。
- 読みやすいフォントを使用する
- 大きすぎず小さすぎないフォントサイズにする
- ページの表示速度を上げる
- パンくずリストを設置する
- スマホで表示崩れがないか確認する
パンくずリストとは
- Webサイトの階層を表すリンクのリストのこと
- 各リンクをクリックすると、ユーザーはそのページに移動できる
- リンクは通常、記号(>)などの文字で区切られる
- 当サイトの場合、ページ上部に“TOP>SEOブログ>blog”のように表示している
有益な情報が記載されていても、ページ表示に時間がかかったり、記事が読みにくい場合はユーザーに読んでもらえません。
定期的に、第三者にサイトを訪問してもらい、感想を聞いてみるとよいでしょう。
Googleのロボットに発見、登録されやすいようにする
Googleのロボットに発見、登録されやすいようにするために重要な施策は、以下2つです。
- “XMLサイトマップ”の作成と送信
- 内部リンクの設置
順番に解説していきます。
XMLサイトマップとは
XMLサイトマップとは
Webページの内容を伝えるためのファイルのこと
XMLファイルの作成と送信は、下記のプラグインを利用することで自動化できます。
- XML Sitemap & Google News
内部リンクとは
Webサイト内の、関連記事に誘導するリンクのことです。
例えば、以下のような流れで誘導します。
SEO対策をした後に上位表示されているか確認できる便利なツールがあります。
“SEOチェキ“というツールです。
こちらのツールは、画像付きで使い方を解説しているので興味があるかたは御覧ください。
関連記事:SEOチェキ!初心者でも簡単に無料でSEO対策をするツールを紹介
上記のような流れで、自社サイト内の関連記事に遷移しやすくすることで、Googleのロボットに記事の存在をアピールできます。
また、適切に内部リンクを設置することによってユーザービリティも向上します。
まとめ:SEO対策で上位表示させるために重要な施策は5つ
SEO対策をして上位表示を目指す上で有効な施策は以下の5つです。
・検索ユーザーのニーズを満たす高品質なコンテンツを作成する
・競合分析で検索ユーザーのニーズ分析をする
・E-E-A-Tを意識する
・ユーザービリティを向上させる
・Googleのロボットに発見、登録されやすいようにする
上記を意識して、質の高いコンテンツづくりを意識してみてください。
弊社では、SEO対策に関する無料相談も行っておりますので、お気軽にご連絡ください。