競合サイトのアクセス数を調べる方法5選!分析結果の活用術を徹底解説

監修者プロフィール
合同会社楽々Edit 代表 山本 伸弥(やまもと しんや) 新卒でSEOコンサルティング会社に入社し、SEOコンサルタントとして戦略立案から営業、コンテンツ制作まで幅広く従事した後に、合同会社楽々Editを創業し代表取締役に就任。 中小企業から東証プライム企業、ベストベンチャー100まで累計300社以上のSEO改善実績を持つ。 国内大手SEOマーケティング会社10社とデジタルマーケティングカンファレンスも主催している。

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自社サイトを運営するにあたり、競合サイトのアクセス数は気になりますよね。実際、アクセス数はSEO対策においても非常に重要な指標になります。

しかし、「アクセス数の調べ方がわからない」「分析ツールの見方がわからない」という方も多いのではないでしょうか。 そこでこの記事では、競合サイトのアクセス数を調べる方法や重要視すべき指標・分析結果の活用術を解説していきます。 アクセス数の分析におすすめのサービスも紹介していきますので、ぜひ自社サイトのSEO対策の参考にしてください。

概要 詳細
アクセス数とは Webサイトを訪問したユーザー数を表す指標
競合サイトのアクセス数を調べる理由 ・競合他社の戦略を推測できる ・ターゲットのニーズ調査に活用できる ・自社に足りない要素を発見できる
活用できる4つの指標 ・ページ別訪問数 ・離脱率・直帰率 ・コンバージョン率 ・チャネル

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アクセス数とは

アクセス数とは、Webサイトを訪問したユーザー数を表す指標です。 一般的には、閲覧されたページの合計数である「PV数」をアクセス数と呼ぶことが多くなっています。

しかし、1人のユーザーがサイトを訪問してから離脱するまでを1回とカウントする「セッション数」や、一定期間内にサイトを訪問したユーザーの合計数である「ユーザー数」もアクセス数の指標の一つとして用いられることがあります。

そのため、アクセス数を調べる際には一つの指標だけでなく、全ての指標を細かく分析してSEO対策していきましょう。

競合サイトのアクセス数を調べる理由とは

自社サイトの集客を伸ばしていきたいのであれば、競合サイトのアクセス数の調査は必要不可欠です。 なぜ、他社のサイトまで調べなければならないのでしょうか。

ここではその理由について解説していきます。 競合サイトのアクセス数を調べる理由として以下のようなものが挙げられます。

  • 競合他社の戦略を推測できる
  • ターゲットのニーズ調査に活用できる
  • 自社に足りない要素を発見できる

競合他社の戦略を推測できる

アクセス数の分析によって競合サイトの戦略の推測が可能です。 アクセス数の調査によって、他社サイトのアクセスが多いページやコンバージョン率が高いページがわかります。

すると、どのようなキーワードを狙ってどのような施策をとっているのかを推測できます。 そして、施策をまねしたり、逆に他社が力を入れていないニッチな部分で上位表示を狙ったりすることで、自社サイトのアクセスアップを狙えるでしょう。

ターゲットのニーズ調査に活用できる

アクセス数の分析によって得た結果をターゲットのニーズ調査に活用できます。

競合サイトのアクセスの多いページがわかると、ユーザーが何を求めているのかが明確になります。同じジャンルでアクセスを伸ばしたいのであれば、ユーザーのニーズは非常に重要な要素です。

また、流入経路やユーザー属性を把握することで、自社サイトの運営にも反映できるでしょう。

自社に足りない要素を発見できる

競合サイトのアクセス数の調査によって、自社に足りない要素を見つけることができます。

例えば、サイトへの流入経路やアクセスの多いページを知ることで、他社の有効的な施策の分析に繋がります。 それにより、自社サイトでは対策していなかったキーワードや導入していなかった流入経路がハッキリするでしょう。

また、逆に他社が取り入れていない施策を知ることで、自社サイトの差別化にも繋がります。

他社サイトのアクセス数解析で活用できる4つの指標

ここまでで他社サイトのアクセス数の調査の必要性を解説してきました。 ここでは実際に調査するにあたって、どのような指標に注目して分析すべきか解説していきます。 主に他社サイトのアクセス数解析で活用できる指標は以下の4つです。

  • ページ別訪問数
  • 離脱率・直帰率
  • コンバージョン率
  • チャネル

ページ別訪問数

競合サイトの合計閲覧数だけでなく、ページ別のユーザー訪問数も確認しておきましょう。

訪問の多いページがわかることで、競合サイトが施策に力を入れているキーワードや、その施策内容まで分析が可能になります。 また、ユーザーのニーズの把握にもつながるため、自社サイトで注力すべきキーワードなども知ることができるでしょう。

離脱率・直帰率

他社サイトの分析においてはアクセス数だけでなく、サイトの離脱率や直帰率も重要な指標です。 サイトを訪問したユーザーのうち、最初の1ページだけを閲覧して離脱してしまったユーザーの割合を「直帰率」といいます。

そして、ある1ページに訪問したユーザーのうち、そのページが最後の閲覧ページとなったユーザーの割合を「離脱率」といいます。

競合サイトの離脱率や直帰率の分析によって、パフォーマンスの低いページやそこまで施策に力を入れていないキーワードなどを知ることができるでしょう。 この情報を活用して、競合サイトの弱い部分を狙ったSEO対策が可能となります。

コンバージョン率

自社の商品やサービスの販売促進をサイト運営の目的にしている場合、コンバージョン率の分析は非常に重要になります。 コンバージョン率とは、サイトを訪問したユーザーのうち、運営者が設定した成果に至ったユーザーの割合を示す指標です。

運営者が「自社のサービスの契約」を成果に設定しているのであれば、サイトに訪問したユーザーのうち何割が契約に至ったかを示す数字がコンバージョン率です。

全体としてのユーザー訪問数は少なくてもコンバージョン率が高いサイトは、パフォーマンスが高いと言えるでしょう。 競合サイトのコンバージョン率が高いページではどのような施策を行っているのかを分析することで、自社サイトへの活用が可能です。

チャネル

ほとんどの世代がSNSを利用しているこの時代、チャネルの分析は非常に重要です。 チャネルとは、そのサイトへの流入経路を指します。

自然検索、広告、SNSなどキーワードやコンテンツによって、流入経路は大きく変化します。 流入経路の分析は、競合サイトが力を入れているチャネルやその施策の推測にも繋がります。

例えば、ジャンルやキーワードによっては自然検索よりもSNSからの流入の方が圧倒的に多いケースもあるため、SNSを導入するしていない企業にとっては良い機会となるでしょう。

他社サイトのアクセス数分析で得た結果の活用術

ここまでで他社サイトの分析方法を解説してきました。 しかし、分析しただけでは自社サイトの集客には繋がりません。

そこでここでは他社サイトの分析結果をどのように自社サイトに活かすべきか解説していきます。 アクセス数分析で得た結果の活用術は以下の通りです。

  • アクセス数の多いページを参考にする
  • アクセス数が増えたタイミングと理由を考える
  • ユーザーが求めるものを明らかにする

アクセス数の多いページを参考にする

競合サイトのアクセス数の多いページを参考にして、自社サイトのページも作成してみましょう。 アクセス数が多いということは、ユーザーのニーズに沿っているサイトであるということの証明です。

しかし、ただ有益な情報を発信しているだけではアクセス数の高さには繋がりません。 ユーザーが求めているのは、有益な情報に加え、コンテンツのビジュアルやサイトの使いやすさです。

広告の置き方や装飾の仕方など、参考にできる部分は積極的にまねしてみましょう。 多くの運営者が「差別化」を意識しすぎて、自社のオリジナルコンテンツに縛られてしまいます。

しかし、競合サイトをまねすることで足りない部分がわかってくるでしょう。 だからといって、文章や画像を丸ごとまねする、ということではありません。 あくまでも参考にして作ったコンテンツにいかにして自社のオリジナル要素を加えられるかが重要なポイントです。

アクセス数が増えたタイミングと理由を考える

分析結果を活用する際にはアクセス数だけでなく、アクセス数が増えた「タイミング」にも注目しましょう。

アクセス数が増えたタイミングがわかると、「どの施策が効果的だったのか」「どのようなイベントがあったのか」まで知ることができます。

その内容を自社サイトにも活かすことで、アクセス数のアップを期待できます。 また、それでアクセス数がアップしなかった場合でも、自社に合わない施策を知ることもできるでしょう。

ユーザーが求めるものを明らかにする

アクセス解析によって得た結果からユーザーが求めるものを明らかにすることが、分析において非常に重要なポイントです。

競合サイト内でも、ページによってアクセス数やコンバージョン率には必ず差があります。 その差を分析することで、「競合サイトはどこに力を入れているのか」「ユーザーは何を求めているのか」が明確になってくるでしょう。

単にアクセス数だけでは判断できないユーザーのニーズが明確になると、そのニーズを自社サイトに取り入れられます。 逆に、ユーザーが求めていない部分を知ることで、無駄なコストををかけないコスパの良いサイト運営にも繋がるでしょう。

他社サイトのアクセス数を調査できるサービス5選!

ここでは他社サイトのアクセス数の分析におすすめの以下の5つのサービスを紹介していきます。

  • Keywordmap
  • 無料版Similarweb
  • ahrefs
  • Googleアナリティクス
  • アクセス解析研究所

Keywordmap

引用元:Keywordmap

Keywordmapは、株式会社CINCが提供する国産のWeb解析サービスです。 セッション数やPV数、CV数だけでなく、キーワードごとに1日ごとの検索順位なども計測できます。

GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールと連携できるため、複数のツールを用いなくても効率的な分析ができます。

インストール不要で利用開始できるという、手間を省いたわかりやすい操作性も特徴の一つです。 またKeywordmapの有料プランでは、データ解析だけでなく、解析結果をもとにした自社サイト運用の改善サポートにも対応してもらえます。

無料版Similarweb

引用元:Similarweb

Similarwebは、イスラエルのSimilarweb社が提供するWebコンテンツ解析サービスです。

アプリやインストールが不要で、公式サイトの検索欄に調べたいサイトのURLを入力するだけですぐに分析を始めることができます。

日本だけでなく、世界中の企業で利用されている点からもその信頼性の高さがわかるでしょう。 基本的なアクセス数以外にも、世界での検索順位やカテゴリー別の順位も検索できます。

ahrefs

引用元:ahrefs

ahrefsは、シンガポールのahrefs社が提供する有料Web解析サービスです。

アクセス数だけでなく、他社サイトの被リンク数や広告出稿状況などSEO対策に必要な情報を網羅的に分析できます。 また数億を超えるキーワードの監視が可能であるため、高い信頼性を持った順位やトラフィックの動きまで確認できます。

Starter Lite Standard Advanced Enterprise
料金 $29/月 $129/月 $249/月 $449/月 $14990/月
プロジェクト 1 5 20 50 100
検索履歴の保存 保存なし 6ヶ月間 2年間 5年間 無制限
クレジット 100 500 無制限 無制限 無制限

※2024年8月現在

Googleアナリティクス

引用元:GoogleAnalytics

GoogleAnalyticsは、Google社が提供するWeb解析サービスです。 Googleアカウントさえあれば無料で利用できるため、だれでも利用しやすいツールです。

基本的なアクセス数をはじめ、ユーザー属性や流入経路の分析ができます。 さまざまなツールと連携できるため、サイト運営にあたって導入しておいて損はないでしょう。

アクセス解析研究所

引用元:アクセス解析研究所

アクセス解析研究所は、株式会社qualitteが提供する国産のWeb解析サービスです。

業界最高水準のアクセス解析にもかかわらず、無料で利用できるという大きなメリットを持ちます。 管理画面はシンプルで他社のツールのような複雑さがありません。

そのため、サイト運営初心者でも利用しやすいでしょう。 基本的なアクセス数分析に加え、個々のビジターの動向を継続的に追跡できるなど他にはない機能があります。

SEO対策は業界最高のコストパフォーマンス「楽々edit」におまかせ!

この記事では、競合サイトのアクセス数の分析方法やおすすめのツールについて解説してきました。

競合サイトのアクセス数を分析することで、戦略の推測や自社サイトに足りない部分の発見に繋がります。 しかし、分析できたとしてもその結果を上手く自社サイトに反映できなければ意味がありません。

SEO対策で業界最高のコストパフォーマンスを誇る楽々Editは現在、SEO無料相談を行っています。「競合の分析はできたけど結果をどう活かしたらいいかわからない」といった方はぜひ一度、ご相談ください。

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この記事の監修者

クリニックや転職など競合性の高いSEOで上位表示を獲得実績が多数。
インハウスSEO(内製化支援)を法人に展開しており、クリニックや人材業界などジャンルを横断してクライアントへSEOの組織構築を行っています。

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