PDFはSEO対策ができる!方法とその効果を解説

「PDFってSEO対策できるの?」「PDFファイルをGoogleで上位表示させる方法があるなら知りたいんだけど、、、」

「PDFでSEO対策したらどのくらい効果があるの?」

といった疑問をお持ちの方、必見です!

その疑問を一気に解決します。

意外と知られていない

“PDFのSEO対策”

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関連記事:スマホのSEO対策が重要な理由!具体的な方法も解説!

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PDFはSEO対策ができる!

インターネットに広がる無数のウェブサイト。

検索エンジンで上位表示されているウェブサイトは、“適切なSEO対策”をしているということです。

では、“適切なSEO対策”とはどういうことでしょうか、、、

・選定したキーワードをタイトルの左側(前方)に配置する。
・ユーザーの検索意図を理解し、ユーザーに必要な最新情報・独自のデータを盛り込み、他サイトに差をつける。
・ユーザーの本質的な目的を見極めて、簡潔明瞭を意識した文章構成と内容にする。
・良質な被リンクを獲得する。
・コンテンツの信頼性を高める。

これらは対策の一部分ですが、このような「内部対策」や「外部対策」をしているということです。

そしてPDFもウェブサイトと同様に、“適切なSEO対策”があるのです。

関連記事:Google検索数(ボリューム)の調べる方法とは?【4つの調査ツールを紹介】
関連記事:【早見表つき】SEO対策の外注費用・料金相場は?SEO対策を外注するメリットや外注先の選び方も

PDFも検索結果に表示される

普段、検索エンジンを使っているとき、検索結果に表示されるURLに注目したことはありますか?

URLの末尾に“PDF”というタグが付いているものがあります。

そうです!それらはPDFファイルです。

例として、「参考文献」と検索してみてください。

        

        ・

        ・

        ・

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“PDF”というタグを見つけましたか?

PDFは、参考文献や官公庁の資料などに使われることが多く、このようにPDFファイルが当たり前に検索結果に表示されるのです。

ということは、、、PDFもSEO対策ができるということです。

関連記事:SEOキーワードの入れ方は?設定方法とコツ・検索で上位表示できる方法を解説

PDFを最適化する

PDFの最適化とは、ファイルのサイズを縮小することです。

ファイルのサイズを縮小するためには、

・画像の圧縮
・フォントの最適化(不要な埋め込みフォントを削除する)
・不要なデータを削除する

などが必須となります。

Adobe Acrobat Pro DCがあれば、より詳細な部分を最適化することが可能。

PDFを最適化し、ユーザーのために快適な環境を整えましょう。

ユーザーのために改善していくことが、“SEO対策”になるのです

ファイルサイズの縮小については、「ユーザーの負担を軽減する」で解説しています。

PDFにこだわらない、、、

このサイトにたどり着いたあなた。

あなたがSEO対策をする

最終的なゴールはなんですか?

SEO対策はなんのためにするのでしょう。

それぞれ、その先に目的があるはずです。

PDFもSEO対策はできます。

しかし、競合相手がウェブサイトの場合、PDFで太刀打ちするにも限界があります

あなたにとって、検索エンジンで上位表示させることがゴールまでの必須の条件なのであれば、PDFからHTMLに変更することも視野に入れておきましょう。

PDFからHTMLへの変更方法については、「脱PDF!」で解説しています。

関連記事:SEO資格おすすめ6選!難易度・メリット・必要性を徹底解説

PDFでSEO対策をする方法

PDFのSEO対策も、基本的にウェブサイトとやることは変わりません。

ただ、やれることには限界があります。

その限界の中で、ユーザーやGoogleなどの検索エンジンに高く評価されるものを作り上げなければいけません。

これから解説する“PDFでSEO対策をする方法”

あなたがこれを実行するとき、忘れてはならないことが3つあります。

見やすい

わかりやすい

使いやすい

この3つを守り、ユーザーのための良質なコンテンツを作り上げましょう!

メタ情報を追記する

PDFでSEO対策する方法として、“メタ情報を追記する”ことが必要です。

この作業を行うには、“Adobe Acrobat”のソフトを使います。

“Adobe Acrobat”には“Pro”と“Standard”がありますが、“Pro”はより高性能な機能を備えています。

☆メタ情報の追記方法

1、「ファイル」の「プロパティ」を選択。
2、「文書のプロパティ」の「概要」タブを選択。
3、「概要」の中にある  ・タイトル  ・サブタイトル  ・キーワードに必要情報を追記します。

☆「概要」について


タイトル
・検索結果のタイトル部分(PDFファイルのタイトル)。
・HTMLの<TITLE>タグと同じ。

サブタイトル
・検索結果の説明文(PDFファイルの内容)。
・HTMLの<meta description>と同じ。

キーワード
・検索キーワード(PDFの内容を検索エンジンに認識させるもの)
・HTMLの<meta keywords>と同じ。

ユーザーの負担を軽減する

SEO対策では、ユーザーの負担になることを軽減することが必要です。

では、ユーザーの負担とはなにか、、、

それは、ページの“表示速度”が遅いことがあげられます。

インターネットを利用している人なら、誰もが経験するストレスですね。

“表示速度”が遅いと?

直帰率があがる   (注1)    ↓

CVRコンバージョン率)がさがる   (注2)    ↓

・表示順位がさがるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


(注1)直帰率とは、「特定の期間内で、サイトに訪問したユーザーの訪問回数のうち、何%の人が1ページしか見なかったか」を表す指標。

(注2)CVRコンバージョン率)とは、「特定の期間内で、サイトに訪問したユーザーのうち、何件がサイトの目的にゴールしたか」を表す指標。Webマーケティングで重要となる指標ですが、現在はマーケティング以外の分野でも、最終的なゴールを“CV(コンバージョン)”と言うこともあります。

このような悪循環を招いてしまいます。

そこで、表示速度を速くするためには、ファイルサイズを縮小する必要があります。

PDFファイルのサイズ縮小は、

・Adobe Acrobat Pro DCをインストールする。
・フリーソフトをインストールする。
・オンライン圧縮ツールのサービスを利用する。

信頼性や作業性が高いのは、やはりAdobe Acrobat です。

それぞれ圧縮率も異なるので、自分に合うものを選びましょう。

アンカーテキストを最適化する

アンカーテキストとは、リンクを貼った文字列のことです。

例えば、「PDFのSEO対策はこちら」という文字列にリンクを貼っておくと、この文字列をクリックしたときに、指定したURLにジャンプすることができます。

このアンカーテキストも、リンク先の内容(どのようなページか)をユーザーにわかりやすく表示することが重要です。

ユーザーにわかりやすいアンカーテキストにすることで、検索エンジンにインデックスされやすくなるのです。

このようなちょっとした文字列においても、質の良さを意識しましょう。

アンカーテキストにリンクを貼るときに注意することがあります。

先ほどの例で、「PDFのSEO対策はこちら」という文字列がありました。

アンカーテキストに設定する文字を、「こちら」だけにしているサイトを見かけることがありますが、これではSEO対策にはなりません。

SEO対策をするのであれば、リンク先の内容が “簡潔でわかりやすい” ものにすることが必要です。

「PDFのSEO対策はこちら」→「PDFでSEO対策をする方法はこちら」

というように、より詳細がわかる表現を使いましょう。

被リンクの獲得

被リンクとは、他サイトに自分のサイトのリンクを貼ってもらうことです。

検索エンジンは、

被リンクを獲得しているサイト=ユーザーにとって有益なサイト

という認識をし、評価します。

そして被リンクには、“質の良い被リンク” と “質の悪い被リンク” があります。

質の良い被リンク” とは、、、

・見やすい・わかりやすい・専門性が高い・信頼性が高い・権威性が高い

「だから、私はこのサイトを参考記事として紹介したい、、引用したい。」

という理由でユーザーが設置したリンクのことです。

 “質の悪い被リンク” とは、、、

・購入したリンク・隠しリンク・ワードサラダからのリンク※・関連性の低いサイトからのリンク

※ワードサラダとは、自動生成ツールで単語や文章を並べたコンテンツ。

 文法は正しく生成されるが、文章の意味は破綻している。

質の悪い被リンク”を獲得してしまうと、検索順位の低下やペナルティの可能性が高まるので注意が必要です。

質の良い被リンク”を獲得するためには、、、

・良質なコンテンツを作る     ↓・SNS等でコンテンツを宣伝する     ↓・関連性の高いサイトと相互リンクをする

これらを行うことで、PDFでもSEO対策の効果が期待できます。

PDFでSEO対策をする際の注意点

PDFでSEO対策をする方法は、ウェブサイトで行うSEO対策と基本的に変わりません。しかし、ウェブサイトでは問題ないことでも、PDFにおいては通用しない部分があります。

これから解説する内容は、PDFでSEO対策するための必要最低限な知識です。

ここで正しい知識を身につけて、効果的な対策をしていきましょう!

画像は認識されない、、、

検索エンジンは、PDFのテキストにある文字情報を読み取って評価します。

しかし、PDFに貼り付けてある画像は、そのままでは検索エンジンでは認識されません。

「じゃあどうすれば認識してくれるの?、、、」

OCRというソフトを使えば解決できます。

OCR(Optical Character Readerの略)を訳すと、「光学的文字認識」。

OCRを使うことで、画像の中の文字に透明テキストをつけることができるのです。これによって、検索エンジンでも画像を認識できるようになります。

重複しないように気をつけよう!

Web上に公開したPDFと同じ内容のものを、そのままウェブサイト(HTML)の方でも公開してしまうと、コピーコンテンツと判断される可能性があります。

せっかく苦労して作り上げたPDFが、コピーコンテンツとして認識されてしまうと、検索エンジンからの評価がさがり、SEO対策をした意味がなくなってしまうのです。

もし、PDFとウェブサイトの両方で、同じ内容のコンテンツを公開しなければならない場合は、“ canonicalタグ ” (カノニカル)を使ってリスクを回避する必要があります。

canonicalタグ ” は、重複しているコンテンツを一つのURLに正規化するためのHTMLタグです。

重複しているコンテンツを正規化することで、検索エンジンの評価が分散するのを防ぐことができます。

ここでは、PDFを主体にして伝えていますが、重複コンテンツのリスク回避策として、この先も覚えておくべき方法です。

PDFでSEO対策した場合の効果は?

ここまで、PDFでSEO対策をする方法を解説してきました。

PDFもSEO対策ができるということがおわかりになりましたか?

では、PDFでSEO対策をした場合、どれだけの効果が得られるのでしょうか、、、

忘れてはならない基本の作業、、、あなたのゴールを見つめながら、最後まで読んでください。

Googleからの評価を高めよう!

SEO対策で一番重要なことは、

「ユーザーのための良質なコンテンツを作ること」

ここからブレずに、ひとつひとつの対策作業を行っていけば、PDFも検索エンジンにおいて上位表示を狙えるのです。

・ユーザーの検索意図を理解・追求する・ユーザーの心に刺さるタイトル・リード文・ユーザーの問題を解決していくための、流れにのせる文章構成・ユーザーがわかりやすい文字と内容・ユーザーが知識を上回る専門性が感じられる内容・ユーザーが知らない新しい情報

このように、すべてユーザーのために作り上げたものが、自然と良質なコンテンツに変わっていくのです。

「ユーザーからの評価が高い=Googleからの評価が高い」

このイコール(=)が完成したとき、あなたはゴールにたどり着いてることでしょう!

「脱PDF!」

これから解説する内容が、あなたの最終的なゴールに役立ってほしいという思いがあります。

PDFが必須という理由があるなら、「こういう方法もあるんだぁ〜」と頭の片隅にでも入れておくとよいでしょう。

ここまでPDFのSEO対策にフォーカスして解説してきましたが、PDFとウェブサイトをSEOの面で比較したとき、やはりウェブサイトの方が有利であることは否めません。

じゃあ思い切って、PDFからHTMLへ乗り替えてみてはいかがですか?

・PDF/HTML変換フリーソフト・PDF/HTML変換有料ソフト・オンラインでPDFをHTMLに変換する

これらの方法で、PDFをHTMLへ簡単に変換することができます。

それぞれで仕様が違い、無料・有料があるので、しっかり下調べをしてから実行しましょう。

※Windows / Mac での互換性には気をつけてください。

まとめ

いかがでしたか?

あなたが本来求めている答えは見つかりましたか?

PDFでも、ウェブサイトと同様にSEO対策ができます。

その方法は難しいものではありません。

ただし、良質なコンテンツを完成させるまでの苦労は必要です。

成功の秘訣「すべてはユーザーのために、、、」

その先にあなたのゴールがあります。

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この記事の監修者

クリニックや転職など競合性の高いSEOで上位表示を獲得実績が多数。
インハウスSEO(内製化支援)を法人に展開しており、クリニックや人材業界などジャンルを横断してクライアントへSEOの組織構築を行っています。

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