内部リンクとは?SEOの効果を発揮することができるポイントを解説!

内部リンク

内部リンクとは、サイト内のページ同士を繋ぐためのリンクのことです。

内部リンクは、SEO内部対策において重要な役割を果たしており、内部リンクの設置1つでSEOで得られる成果が変わります。

また、内部リンクはユーザー体験にも大きく影響を与えます。有効な内部リンクを設置することで、UXを向上させることができき、ユーザーがサイト内で得られる情報も大きく変わるでしょう。

そのため、SEOで成果を出すには、戦略的に内部リンクを設置する必要があります。

本記事では、初心者向けに「SEOで成果の出る内部リンクの設置方法」について解説をします。これからSEOに力を入れていきたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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1.内部リンクとは

内部リンクとは、「サイト内のページ同士を繋ぐ」ためのリンクを指します。サイト内に内部リンクを設置しておくことで、ユーザーがストレスなくサイトを利用することができます。

内部リンクの対義語として、「外部リンク」があります。外部リンクは、その名の通り、「外部サイトからのリンク」といい「被リンク」と呼ぶことも多いでしょう。

内部リンクの設置は、SEO内部対策において、最重要と言っても過言ではない施策となります。次項にて、内部リンクが重要な理由を見ていきましょう。

2.SEO対策では内部リンクが重要な理由

SEO対策で内部リンクが重要な理由は、下記の2つになります。

SEO対策では内部リンクが重要な理由
  • クローラビリティを向上させることができる
  • ユーザビリティを向上させることができる

2-1.クローラビリティを向上させることができる

内部リンクの設置が重要な理由1つ目は、「クローラビリティを向上させられる」ことです。

クローラービリティとは、サイトを巡回するbotである「クローラー」が、サイト内を巡回し情報を取得しやすいかを指します。

クローラビリティを向上させることができれば、クローラーがページ内の情報を収集しやすくなるので、よりインデックスされやすくなります。また、ページを修正、更新をした際に、いち早くクローラーに検出をしてもらい評価に繋げることができます。

クローラーが検出し、クロールをしてくれなければ、どれだけ良いコンテンツを作成しても検索エンジンから評価をされません。SEOの効果を発揮させるためにも、クローラビリティを向上させる必要があります。

クローラーは、リンクを辿ってページを検出し、クロールをしております。そのため、内部リンクを設置することでクローラーの巡回を助け、クローラビリティを向上させることができるのです。

2-2.ユーザビリティを向上させることができる

内部リンクの設置が重要な理由2つ目は、「ユーザビリティを向上させられる」ことです。

ユーザビリティとは、ユーザーがサイト内を巡回し、ページや情報を取得しやすいかを指します。

ユーザビリティを向上させることができれば、サイト内の欲しい情報をすぐに見つけられるので、訪問したユーザーにストレスを感じさせることなく、検索体験を提供することができます。ユーザーが認識しやすい内部リンクを設置することで、ユーザビリティを向上させることができます。

また、ユーザーのニーズに合わせて、内部リンクで最適な誘導をすることにより、サイト内のCVRを向上させていくことも可能でしょう。

3.内部リンクの種類

内部リンクには、大きく分けて3種類あります。

内部リンクの種類
  • コンテンツ内リンク
  • パンくずリスト
  • 共通ナビゲーション

3-1.コンテンツ内リンク

内部リンクの種類1つ目は「コンテンツ内リンク」です。

SEOで最も効果が高く、重要なのが「コンテンツ内リンク」となります。内部リンクの中でも、ユーザーにクリックをされる可能性が高いです。そのため、「クローラビリティ」と「ユーザビリティ」どちらの観点でも、非常に効果的な内部リンクとなります。

SEOに与える影響も非常に大きいので、無闇に設置するのではなく、慎重に設置する必要があるでしょう。

3-2.パンくずリスト

内部リンクの種類2つ目は「パンくずリスト」です。

パンくずリストとは、上部によく配置されているWebサイト内での現在地を表すものです。パンくずリストを設置することで、クローラーがWebサイトを理解しやすくなったり、ユーザーがページを前後に行き来しやすくなります。

パンくずリストは、クローラビリティとユーザビリティどちらの観点でも有効なので、必ず設置したい内部リンクです。

また、パンくずリストは、構造化マークアップを実装することが可能です。構造化マークアップをすることで、Googleからより正しくパンくずを理解してもらい、Webサイトの構造を認識させることができます。

3-3.共通リンク

内部リンクの種類3つ目は「共通リンク」です。

共通リンクとは、「ヘッダー」や「フッター」、「サイドバー」のリンクを指します。共通リンクは、SEOの効果は薄いですが、ユーザビリティの観点で重要な内部リンクとなります。

そのため、ユーザー目線でユーザーが回遊しやすいリンクを設置していきましょう。

4.内部リンクを設置する際のポイント

内部リンクを設置する際のポイントは、下記の4つとなります。

内部リンクの種類
  • 基本的にユーザー目線で設置をする
  • 関連性を意識して設置する
  • アンカーリンクで設置をする
  • 無闇に設置しすぎない

4-1.基本的にユーザー目線で設置をする

内部リンクを設置するポイント1つ目は「基本的にユーザー目線で設置をする」ことです。

内部リンクは、もちろんSEO観点での効果を意識して設置することは重要です。ただ、Googleの方針として「ユーザーファースト」を掲げております。そのため、内部リンクを設置する際も検索エンジンファーストではなく、ユーザーファーストであることが重要になります。

良い内部リンクを設置しようと思うのであれば、まずは「ユーザーは何を求めているのか」を理解する必要がある。ユーザーが、「このページでは次にどのような情報を知りたいのか」をとことん深掘りして、内部リンクをを設置しましょう。

4-2.関連性を意識して設置する

内部リンクを設置するポイント2つ目は「関連性を意識して設置する」ことです。

コンテンツ同士の関連性を意識することで、クリック率がより高い内部リンクを設置できます。そのため、ユーザビリティの向上に繋がります。

また、近年検索エンジンが賢くなっており、ページごとの関連性を認識することができると言われております。そのため、関連性のリンクは、Googleも「高いクリック率を見込める内部リンク」だと認識することができます。

「高いクリック率を見込める内部リンク」は、良い内部リンクとしてGoogleからの評価が高いリンクとされており、SEO的な効果を期待することができるでしょう。

Googleが、トピックスごとの関連性をどのように認識しているのかは明らかにはなっていません。そのため、ユーザー(人間)目線でコンテンツ同士の関連性を検討し、内部リンクを設置しましょう。

4-3.アンカーリンクで設置をする

内部リンクを設置するポイント3つ目は「アンカーリンクで設置をする」ことです。

コンテンツ内の内部リンクでは、「アンカーリンク」や「ブログカード式のリンク」があります。どちらの内部リンクでも問題ないですが、弊社ではアンカーリンクの方がクリックされやすいと考えております。

Googleの公式サイトでも、主にアンカーリンクを使用されており、Googleもアンカーリンクの方がクリック率が高く、ユーザビリティも高いと考えている可能性は高いでしょう。

コンテンツ内でアンカーリンクを設置する際には、前後の文脈が重要になります。前後の文脈を鑑みて、自然な流れでアンカーリンクを設置することで、クリック率を向上させることができます。

4-4.無闇に設置しすぎない

内部リンクを設置するポイント4つ目は「無闇に設置しすぎない」ことです。

内部リンクは、SEOに効果があると言っても、無闇に設置をしすぎると、逆効果となってしまう可能性があります。クローラー目線から見ると、内部リンクが大量に設置してあると、どのページが重要なのかがわかりにくくなってしまう恐れがあります。

また、ユーザー目線から見ても、大量に内部リンクが設置されていると、リンクばかりの記事では読み進めにくい可能性があり、ユーザービリティを損ねてしまう可能性があります。

そのため、内部リンクは無闇に設置しすぎず、本当に必要なものを設置しましょう。

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