被リンクの調べ方とおすすめ被リンクチェックツール8選

  • 被リンクの調べ方を知りたい
  • 被リンク数を知りたい
  • 被リンクチェックツールの選び方を知りたい
  • おすすめの被リンクチェックツールを知りたい

本記事ではこういったお悩みを解決していき、おすすめの被リンクチェックツールや被リンクを用いたSEO対策の具体的な方法を紹介します。

この記事でわかること

  • 被リンクについて分析するためのおすすめツール8選
  • 被リンクを調べるときに見るべきポイント
  • 被リンクを調べるべき理由
  • 悪質な被リンクに対する対処法
  • 被リンク分析のあとにやるべきSEO対策2つ

被リンクを調べるべき理由とおすすめのツール、被リンクを用いたSEO対策の具体的な進め方をわかりやすくまとめたのでぜひ参考にしてください。

クリックできる目次

被リンクはサイトそのものの評価を左右する

被リンクは下記2点の評価を左右するため、現状分析してサイト改善に活かす必要があります。

  • サイトそのものの評価
  • サイト内のWebページの評価

ただし、被リンクのすべてがサイトやWebページの評価を上げるわけではないため、下記のような観点で分析するのが重要です。

  • 競合サイトが持っている被リンクを自サイトが持っているか
  • 質の高い被リンクを獲得しているか
  • 悪質なサイトからの被リンクはないか

それぞれの観点について、深堀りしていきます。

競合サイトが持っている被リンクを自サイトが持っているか

被リンクチェックツールを使用すると、競合サイトの被リンクの量や質がわかります。

仮に、競合サイトよりも高品質なコンテンツを掲載しても、被リンクがまったくない場合は上位表示が難しくなります。

上位表示する上で被リンクが重要な指標の1つである以上、サイト改善のための情報として競合サイトの被リンクについて調べるのは必須です。

その際、被リンクチェックツールを使えば被リンクの量や質を簡単にチェックできます。

質の高い被リンクを獲得しているか

被リンクの質を評価する際に見るべき観点は以下の通りです。

  • 関連性の高いページか
  • リンク元サイトのページが有効期限切れになっていないか

例えば、筋トレのサイトを運営している場合は、プロテイン専門店などの被リンクは有効ですが、ケーキ屋さんの被リンクをもらっても意味がありません。

被リンク元のサイト側の問題で、ページが有効期限切れになっている場合にもSEO対策上不利に働くため注意が必要です。

このように、被リンクの質はSEO対策上重要なため、ツールでしっかりチェックしましょう。

悪質なサイトからの被リンクはないか

悪質なサイトからの被リンクはSEO対策上不利に働くため、対応が必要です。

悪質なサイトであるかを目視で確認するのは大変ですが、チェックツールを使えば悪質なサイトを数値化して確認できます。

悪質なサイトからのリンクは、Googleに対して否認の申請をするとSEO対策上の不利益は被らなくなります。

良質な被リンクを集めるのと同様に、低品質な被リンクを否認するのは重要です。

無料で利用できる被リンクチェックツール4選

無料で利用できる被リンクチェックツールは下記の通りです。

  • Googleサーチコンソール
  • Bing Webmaster Tool
  • hanasakigani
  • Online Broken Backlink Checker

それぞれのツールについて概要をまとめたので、ツール選択の際にぜひ参考にしてください。

まずは、無料で使える被リンクチェックツールを紹介します。

Googleサーチコンソール

Googleサーチコンソールには様々な機能がありますが、被リンクチェック機能もあります。

被リンク元のサイトURLを一覧表で確認でき、CSV形式でのダウンロードも可能です。

Googleサーチコンソールを用いた被リンクチェックの手順は、下記の通りです。

  • Googleサーチコンソールを開く
  • メニュー内にある「リンク」をクリック
  • 外部リンクの「詳細」をクリック
  • 表示された被リンクの一覧表の中から確認したいページをクリック
  • ドメインをクリック
  • リンク元のページ一覧が表示される

他のツールのように、被リンク数の推移等詳細な分析することはできませんが、大雑把な最低限の分析はGoogleサーチコンソールでも可能です。

ツールの名前Googleサーチコンソール
サイトURLhttps://search.google.com/search-console?hl=ja
価格無料
被リンク数の推移分析不可
競合サイト分析不可
分析の上限数
分析が可能な期間

Bing Webmaster Tool

Bingとは、マイクロソフトが提供する検索エンジンのことで、Bing Webmaster Toolは、Bingの中で提供されているツールです。

主な機能は、下記の通りです。

  • 自社サイトの被リンク数や被リンク元のURLなどのチェック
  • 競合サイトの被リンク数や被リンク元のURLなどのチェック
  • 被リンクURLを競合サイトと比較する

競合サイトと比較する際の手順は、下記の通りです。

  • 新しいBing Webmaster Toolを開く
  • 「SEO」→「バックリンク」→「メニュー」をクリック
  • 「類似のサイト」をクリック
  • 「比較するサイトを追加」をクリック
  • 比較したい競合サイトのURLを入力
  • 「詳細なレポート」をクリック

上記の手順で、競合サイトとリンク元のサイトがどの程度違うかなど分析できます。

ツールの名前Bing Webmaster Tool 
サイトURLhttps://www.bing.com/webmasters/
価格無料
被リンク数の推移分析の可否不可
競合サイト分析の可否
分析の上限数
分析が可能な期間

hanasakigani

hanasakiganiは、株式会社ディーボが運営するツールで、アカウント登録なしで気軽に利用できます。

被リンク分析したいWebサイトのURLを入力すると、被リンク一覧が確認でき、競合サイトの分析も可能です。

分析可能な被リンク数は、最大で10件なため優先順位をつけて利用しましょう。

ツールの名前hanasakigani.jp 
サイトURLhttps://hanasakigani.jp/ 
価格無料
被リンク数の推移分析の可否不可
競合サイト分析の可否
分析の上限数10
分析が可能な期間

Online Broken Backlink Checker

Online Broken Backlink Checkerhaは、被リンクがリンク切れになっていないか調べるツールです。

ドメインを入力するだけでリンク切れの有無を確認できるため、他のツールでリストアップした後に使用すると効率よく不適切な被リンクを抽出できます。

リンク切れが発生した日もわかるため、サイトそのものが更新されていないか、一時的な不具合なのか見当をつけることもできます。

ツールの名前Online Broken Backlink Checker
サイトURLhttps://smallseotools.com/broken-backlinks-checker/ 
価格無料
被リンク数の推移分析の可否不可
競合サイト分析の可否
分析の上限数100
分析が可能な期間

有料で利用できる被リンクチェックツール4選

有料で利用できる被リンクチェックツールは下記の通りです。

  • Moz Pro
  • Majestic 
  • Ahrefs
  • Ubersuggest

ここからは、それぞれの有料ツールについて概要をまとめたので、ツール選択の際にぜひ参考にしてください。

Moz Pro

Moz Proは、Link Explorerという機能を搭載しており、この機能で被リンクチェックができます。

具体的には下記の機能があります。

  • 被リンクの推移変化の分析
  • 不適切な被リンクについてリスクの大きさを数値化して警告

Mozは70万個以上のドメインを登録・処理しているため、精度の高い分析が可能です。

課金する金額によって、分析可能な回数や表示されるデータ量が異なります。

ツールの名前Moz Pro 
サイトURLhttps://moz.com/products/pro 
価格$99~$599/月 
被リンク数の推移分析の可否
競合サイト分析の可否
分析の上限数5,000~/月※価格によって変動
分析が可能な期間

Majestic

Majesticは主に、下記の機能を持っています。

  • 自サイトの被リンク分析
  • 競合サイトの被リンク分析
  • 相互リンクの分析
  • 最新の被リンク情報分析
  • 過去5年間の被リンク情報推移を分析
  • Majesticのデータをアプリに共有

他のツールと比べた特徴は、過去5年分の被リンクデータを蓄積している点です。

ツールの名前Majestic 
サイトURLhttps://ja.majestic.com 
価格$49.99~$399.99/月 
被リンク数の推移分析の可否
競合サイト分析の可否
分析の上限数100万~/月※価格によって変動
分析が可能な期間5年

Ahrefs 

Ahrefsは主に、下記の機能を持っています。

  • 指定したサイトの被リンク分析
  • 検索上位サイトの被リンク分析
  • 被リンクの増減をリアルタイム通知
  • 検索順位チェック
  • 流入キーワードの解析
  • SNSにおけるシェア数の分析

被リンク分析だけでなく、SEO対策に有効な機能が多数搭載されています。

ツールの名前ahrefs
サイトURLhttps://ahrefs.com/ja/backlink-checker
価格$99~$999/月
被リンク数の推移分析の可否
競合サイト分析の可否
分析の上限数10万~/月※価格によって変動
分析が可能な期間最長7年※価格によって変動

Ubersuggest

Ubersuggestは主に、下記の機能を持っています。

  • サイトの被リンク分析
  • 過去にあった被リンクの分析
  • ドメインパワーの測定
  • 指定キーワードの検索ボリュームの測定

他のツールと比較して分析上限数が少ないため、安価なため気軽に試せます。

さらに、検索ボリューム数を詳細に分析できるためサイト運営の初心者には特におすすめです。

ツールの名前Ubersuggest
サイトURLhttps://neilpatel.com/jp/ubersuggest/ 
価格2,999~9,999円/月
被リンク数の推移分析の可否
競合サイト分析の可否
分析の上限数2,000~※※価格によって変動
分析が可能な期間3年

悪質なサイトからのリンクを否認するツール

悪質なサイトからの被リンクはGoogleサーチコンソールで無効化できます。

参考サイト:Googleサーチコンソール

リンクを否認する手順は、下記の通りです。

  • 否認したい被リンクのURLのリストをテキストファイルで作成
  • リンク否認ツールでファイルをアップロード

テキストファイルは、下記のように作成します。

http://text.com/s-1ss

http://ex.com/sp-2ss

http://ex.com/sp-2ss

また、ドメインを否認した場合はページ全体に適応されるため、ページ毎に否認申請する必要はありません。

参考サイト:サイトへのリンクを否認する

被リンクを調べたあとにやるべきSEO対策

被リンク分析をして悪質な被リンクを否認したあとにやるべきSEO対策は、コンテンツSEOとSEO内部対策です。

SEO対策は大きく分けて下記の3つがあります。

  • コンテンツSEO
  • SEO内部対策
  • SEO外部対策

コンテンツSEOとは

ユーザーによって価値のある内容を、読みやすく、網羅的に記載したWebページを作ること

SEO内部対策とは

検索エンジンに認識されやすいように工夫すること

SEO外部対策とは

良質なリンクを増やすこと

これまで説明した通り、ツールを使って悪質なリンクを否認するのは重要です。

しかし、悪質な被リンクを除いても、マイナス要素が消えるだけでプラスにはなりません。

プラスの評価を得るためには良質なリンクを集めるのが重要ですが、サイト運営者のコントロールできる範疇を超えることが多々あります。

例えば、筋トレサイトを作ってライザップからの被リンクが欲しいと思っても、ライザップにメリットがなければ被リンクはもらえません。

つまり、被リンク対策はある一定の水準までやると限界が訪れるということです。

それに比べて、コンテンツSEOやSEO内部対策はサイト運営者が広範囲に渡ってコントロールできます。

一定水準の被リンク対策をしたあとは、コンテンツに磨きをかけることに専念するのがSEO対策の最短距離です。

最も力を入れるべきSEO対策はコンテンツSEO

コンテンツSEOとして、下記の中から取り掛かりやすいものを選んで行動してみてください。

  • サイト設計をする
  • ペルソナを詳細に描く
  • 競合が弱いキーワードを選定する
  • 読者ニーズを深堀りしたコンテンツをつくる

小手先のテクニックは、Googleのアルゴリズムアップデートによって次々に淘汰されてきています。

ユーザーのニーズを満たす価値のあるサイトを作るのが、SEO対策の本質です。

まとめ:被リンクを調べてSEO対策をしたら別のアプローチでもSEO対策を進めていきましょう

おすすめの被リンクチェックツールは下記の8つです。

  • Googleサーチコンソール
  • Bing Webmaster Tool
  • hanasakigani
  • Online Broken Backlink Checker
  • Moz Pro
  • Majestic 
  • Ahrefs
  • Ubersuggest

この中でサイト運営初心者に最もおすすめなのは、検索ボリュームを調べる機能を持ち、幅広いSEO対策に対応したUbersuggestです。

悪質な被リンクを発見した際にはGoogleサーチコンソールを使用し、下記の手順でリンクを否認しましょう。

  • 否認したい被リンクのURLのリストをテキストファイルで作成
  • リンク否認ツールでファイルをアップロード

悪質な被リンクを否認し、現状分析が終わったら被リンク対策を切り上げ、下記のSEO対策に注力しましょう。

  • コンテンツSEO
  • SEO内部対策

SEO対策についてわからないことや、相談したいことがあれば遠慮なく弊社にご連絡ください。

弊社では、SEO対策に関する無料相談も行っております。

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この記事の監修者

クリニックや転職など競合性の高いSEOで上位表示を獲得実績が多数。
インハウスSEO(内製化支援)を法人に展開しており、クリニックや人材業界などジャンルを横断してクライアントへSEOの組織構築を行っています。

無料相談会も開催中
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