Web集客のコツや方法を解説します【メリット・デメリットも】

「ネットで商品を売りたいけど、Web上で集客する方法が分からない」

ネットで商品を販売するのは、当たり前の時代になりました。しかし、具体的に何をすれば良いか分からないですよね?

本記事では、

・Web集客について

・Web集客の種類と費用

・Web集客のメリット・デメリット

について解説していきます。

クリックできる目次

Web集客とは?

Web集客とは、ホームページやSNSなどのWeb媒体を使って集客することです。Web集客は、リアルの集客よりも効率よく集客できることから、今では当たり前になってきています。こちらの見出しでは、Web集客の目的や強みについて解説していきます。

Web集客の目的

なぜリアルではなく、Webで集客を行うのか?それは、「幅広い年代の方々がネットを利用しているから」です。今は10代20代の若い方だけではなく、60歳以上の方まで、スマホ(またはパソコン)を持っている時代です。こうした現状から、幅広くアプローチしていくためには、リアルよりもネットを使って集客した方が、大きな効果をもたらします。

Web集客の強み

Web集客の強みは、大きく分けて3つあります。それは、「予算削減」「効率化」「データ数値化」。Web集客で使用するWeb媒体は、無料のものから安価なものまで、色々あります。どの媒体を使っても、リアル集客よりコストを抑えやすい傾向にあります。また、Web集客なら一度にたくさんの方へアプローチ出来たり、簡単にデータを数値化できるなど、様々な強みがあります。

Web集客の種類8選と費用について解説

ここからは、Web集客の種類とそれぞれの費用について解説していきます。Web集客にはたくさん種類がありますが、商品や企業によって相性があります。色々検証して、相性が合うものを見つけてみてください。※ちなみに、費用については変動することもありますので、利用前に必ず確認してください。

SEO対策

SEO対策というのは、自社ホームページを検索結果の上位ページに表示させ、多くのユーザーの目にとめてもらう対策です。商品を買ってもらうためには、まずたくさんの人に商品を知ってもらう(認知)必要があります。SEOのやり方は説明すると膨大な情報量になるので、ここでは割愛します。ただし、勘違いしてほしくないのは、SEOはあくまで上位表示させるための「手段」に過ぎないということです。1番大切なことは「検索ユーザーの悩みを解決する」記事を作成することです。まずは、ここに力を入れていきましょう。

自分で行うSEO対策の費用

SEO対策自体は無料です。ただし、ホームページを運用する際に費用がかかってきます。費用がかかるのは、「ドメイン代」「サーバー代」です。ドメイン代は年間でおよそ1,000円、サーバー代は年間で約1万円(月ごとだと1,000円前後)です。無料で使えるものもありますが、品質は悪くなります。例えば、通信速度。無料ブログよりも有料のサーバーを使用したブログの方が、ページの表示速度は速くなります。

あわせて読みたい:SEOを「オワコン化」させないために今すぐやるべきこととは?

Twitter

Twitterは、140文字の文章で発信するSNS媒体です。ホームページや商品ページに誘導する際、一番相性がいいSNSと言っても過言ではありません。なぜなら、両方とも「文章」をメインに扱っているからです。2020年総務省調査によると、Twitterは、LINEの次に多くシェアされているSNSとなっていました。また、利用年齢層も幅広いため、多くの方にアプローチできるのがポイントです。

Twitterの費用

Twitterは開設から運用まで、完全無料で使えます。市場調査をするときに使う分析ツールは、一部有料プランもありますが、最初は無料プランでも十分使えます。必要に応じて有料プランへ切り替えましょう。

Instagram

Instagramは、写真や動画を投稿するSNSです。ユーザーの視覚にどれだけ訴えかけられるか、がポイントです。例えば、食品や料理、服、ホームデザインなど、見た目で左右される商品に強いSNSとなっています。また、利用年齢層は若年層が多いため、若い人に向けた商品やサービスなんかが相性は良いでしょう。

Instagramの費用

Instagramも無料で利用できます。今は、スマホでも高品質な写真や動画を撮ることができます。アプリを使えば、撮った写真や動画を簡単に編集することだって出来ます。写真撮影からアップロードまで、スマホ1台で完結できるのです。しかも、全て無料で。写真や動画で集客したい方は、Instagramがオススメです。

Facebook

Facebookは、実名を使って利用するSNSです。利用層は40〜60代が多く、他のSNSに比べて幅広くアプローチすることは出来ません。しかし、そこを逆手にとって、顧客を絞っていく場合はオススメです。顧客を絞る最大のメリットは、「濃いファンを作る」ことができる点です。さらに、Facebookはビジネスと相性がいいので、Web集客しやすいと言えるでしょう。

Facebookの費用

Facebookも完全無料です。しかし、実名を使用するため、身バレしたくない場合はオススメしません。さらに、上記でも述べたように、利用者は40〜60代が多いです。そのため、若い方向けの商品を扱っている場合も、メリットはあまりないでしょう。

LINE

LINEは、一番利用されているSNSです。使っていない方はほぼいないと言っても過言ではありません。多くの方にアプローチしたい場合は、LINEの運用は必須です。また、LINEは幅広い年齢層に利用されているので、どんな商品とも相性が良いでしょう。

LINEの費用

通常のLINEであれば無料ですが、運用で使う場合は、「公式LINE」になります。公式LINEは、1ヶ月1,000通までのメッセージなら無料で利用できます。必要に応じて有料プランへ切り替えましょう。ちなみに、月15,000通まで送れる「ライトプラン」は月額5,000円、月45,000通まで送れる「スタンダードプラン」なら月額15,000円で利用できます。

リスティング広告

リスティング広告(別名:検索連動型広告)とは、コストをかけて検索結果のトップページ上位の広告枠に表示させる広告です。特定のキーワードで検索するユーザーについては即効性が期待できますが、メリットはそれだけです。広告を表示させるコスト以外にも、実際に運用する人件費もかかります。さらに、リスティング広告を運用していくには、SEOの専門的な知識が必要になってくるので、難易度は高いです。

リスティング広告の費用

一般的には月20〜50万円くらいかかると言われています。大手企業の場合、月数千万円〜数億円かけているところもあります。では、数十万円の予算が組めないとリスティング広告を出せないかというと、そうではありません。最低金額はないので予算がない場合でも、月1万円から広告を出稿することも可能です。

メール配信

いわゆるDM(ダイレクトメール)と言われるものです。メールは一斉送信ができるので、時短になります。また、メッセージのやり取りも可能なので、ユーザーによって様々なアプローチをかけることも出来ます。さらに、メールの強いところは、メールの開封率やURLのクリック数なども分析することができる点です。これらは貴重なデータとなり、今後のアプローチに大きな効果をもたらします。

メール配信の費用

メール配信の費用は、初期費用は無料〜50,000円程度、月額料金は2,000〜50,000円程度となっています。「いつも使っているメールアプリでいいのでは?」よくこういう意見が上がりますが、大量のメールを一斉送信し、確実に全ユーザーにメールを届けるには、それなりの機能を使います。トラブルを起こさないためにも、ここはしっかり投資していきたいところです。

ウェビナーやイベントを開催

イベントの最大のメリットは、参加者がすでに見込み客であることが多いことです。基本は参加型であることが多いので、興味がある方しか集まってきません。濃い顧客が多いため、アプローチの仕方次第では、成約率も上がってきます。また、一度のイベントで、たくさんの顧客リストを集めることが出来るのもポイントです。

ウェビナーやイベントの費用

ウェビナーなどのオンラインイベントなら、ほぼ費用はかかりません。実際にイベントを開催する場合は、貸し会議室や大きな会場を借りることになります。かかる費用は、借りた会場の大きさや規模によって変わります。しっかりと会場をリサーチすれば、コストを抑えることも可能です。

Web集客のメリット・デメリット

ここまで、Web集客についてと種類をご紹介してきました。もちろん、Web集客にもメリットとデメリットはあります。こちらの見出しで、それぞれ詳しく解説していきます。

Web集客のメリット

一つ目は、費用対効果が高い点です。Web集客方法によっては費用を抑えられるし、効率化することによって、時間の短縮も可能になります。しかし、かけた費用に対してのリターンは大きいことが多いのが特徴です。

二つ目は、ターゲティングすることで、特定のユーザーを狙うことができる点です。ターゲティングも知識や経験が必要になりますが、使いこなせると武器になります。

三つ目は、自社でメディアやコンテンツを作成すれば、将来の資産になる点です。「ストック型資産」とも言われ、一度作ったコンテンツは半永久的に資産になります。もちろん定期的なメンテナンスは必要です。

Web集客のデメリット

一つ目は、効果を出すためには専門的な知識やノウハウが必要だという点です。上記で述べたSEOもそうですが、必要となる知識やノウハウは膨大な量です。そのため、運用しつつ、常に学び続ける必要があります。

二つ目は、Googleなどの検索エンジンが頻繁にアップデートされる点です。先程、学び続ける必要があると述べましたが、アップデートによって不要になったり、覆されたりします。変化に対応するスキルも必要になってきます。

三つ目は、効果が出るまでに時間がかかるという点です。時間がかかるのは、Web上に公開してからGoogleなどの検索エンジンに認識されるまで時間を要するためです。目先の結果ばかり追わず、コツコツ継続することが求められます。

Web集客を成功させるコツ9選

こちらの見出しでは、Web集客を成功させるコツを9つご紹介していきます。

ターゲットを明確にする

商品を作ったり販売する前に、まずはターゲットを決めなければ何も始まりません。ターゲットを決めずに集客をしてしまうと、見込み客以外にもアプローチをしてしまうので、成約率も上がってきません。成約率に伸び悩んでいる方は、もしかしたら「ターゲット選定」が間違っているかもしれません。

競合調査を徹底する

どんなにいい商品でも、需要がない市場だと売れるものも売れません。しっかり市場は調査し、そこに需要はあるのか、成長している企業はあるのかなど、調べ尽くしてから動いていきましょう。

自社ホームページを常に分析し、改善し続ける

ホームページ内の情報は常に最新の状態にしておきましょう。古い情報がそのまま残っていると、SEOの評価が下がり、検索順位も下がってしまいます。順位が下がり、トップページから離れるほどホームページは見られなくなり、売上低下にも響いてきます。そして、何より古い情報は、ユーザーに誤解を与えてしまう恐れもあります。ホームページのメンテナンスは常に行う必要があります。

SNSのフォロワーを増やし、影響力を上げる

SNSの影響力は侮れません。フォロワーが増えれば影響力も大きくなっていきます。SNSのインフルエンサーレベルまで到達できれば、新商品を公開したとき、濃い見込み客が自然と集まりやすくなります。また、自社のホームページへの流入させることも可能で、そのまま商品販売へ繋げることも出来ます。

無料プレゼント企画を行う

「無料でもらっていいの?」とユーザーに言われるくらいの有料級のプレゼントをしましょう。代表的なものは、自社のノウハウです。PDFやnoteなどで出すことができます。ここで注意しなければいけないことは、「情報を出し惜しみしないこと」です。全ての情報を無料で提供する意識で、プレゼントは作成しましょう。「利益出ないじゃん」と思われそうですが、無料プレゼント企画を行うことで、濃い見込み客のリストを作ることができます。その見込み客に更なるアプローチをかけることが、プレゼント企画の真の目的です。

まとめ

今回は、Web集客の種類やコツについて解説していきました。「Web集客」と言っても様々な方法があることが、本記事を通してご理解いただけたと思います。ネットの普及率はこれからもどんどん上がっていくでしょう。売上を上げるためにも、ぜひWeb集客を強化していってください。

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この記事の監修者

クリニックや転職など競合性の高いSEOで上位表示を獲得実績が多数。
インハウスSEO(内製化支援)を法人に展開しており、クリニックや人材業界などジャンルを横断してクライアントへSEOの組織構築を行っています。

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