STUDIOでSEO対策はできる?上位表示に必要な設定とテクニックを解説!

監修者プロフィール

合同会社楽々Edit 代表 山本 伸弥(やまもと しんや)

新卒でSEOコンサルティング会社に入社し、SEOコンサルタントとして戦略立案から営業、コンテンツ制作まで幅広く従事した後に、合同会社楽々Editを創業し代表取締役に就任。 中小企業から東証プライム企業、ベストベンチャー100まで累計300社以上のSEO改善実績を持つ。 国内大手SEOマーケティング会社10社とデジタルマーケティングカンファレンスも主催している。

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Webサイトの作成には高度な知識と作業が必要で、自分の好みに合ったデザイン性の高いサイトを作ろうと思ったら時間も手間もかかります。STUDIOは面倒なコード入力をしなくてもデザイン性の高いWebサイトが作れるサービスのため、注目している方もいるでしょう。便利なSTUDIOですが、SEO対策はできるの?と疑問に感じている人もいると思います。

この記事では、STUDIOでSEO対策はできる?という疑問を中心に、上位表示に必要な設定とテクニックについて解説します。

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SEOで効果を出せるSTUDIOとは?

studio SEO

ここでは、SEOで効果を出せるSTUDIOについて解説します。STUDIOは日本で作られたWebサイト作成のためのツールです。面倒なコード入力をせずにWebサイトを製作できるという特徴があります。

これからSTUDIOについて詳しく紹介し、STUDIOでのSEO対策についても解説します。

そもそもSTUDIOとは

Webサイトを作りたいと思った時に、コード入力や装飾などの作業に時間をとられる方は多いでしょう。STUDIOは面倒なコード入力が不要で、専門的な知識がない方でもマウス操作だけで簡単に希望のWebサイトを作ることができるサービスです。

Webサイトの制作についてよく理解していなくても、デザイン性の高いWebサイトの作成が可能なため初心者でも安心して使うことができます。STUDIOにはさまざまなテンプレートが用意されているだけでなく、写真素材が豊富でさまざまなサイトで画像検索する手間がありません。

STUDIO内での画像の検索、配置の設定も簡単にできます。また、STUDIOはサポート体制が充実しているのもうれしいポイントです。不具合対応やアカウント関連の問い合わせだけでなく、STUDIOユーザー同士のコミュニティもあり、さまざまな面でしっかりとしたサポートが受けられます。

STUDIOでもSEO対策は可能

「STUDIO SEO対策」で検索すると一緒に「弱い」というワードが出てくるため、STUDIOを使用するのが心配になる方もいるでしょう。そもそもSEOは、検索サイトによる質の高いコンテンツであるかどうかの判断が重要です。そのため、STUDIOを使ってWebサイトを製作しても、質の高いコンテンツだと判断されれば上位に表示されるので安心してSTUDIOを使用できます。

もう一つ安心できる材料に、STUDIOにはSEO設定ページがあります。SEOに必要なタグ設定やさまざまな要素を簡単に設定することができ、効果的なSEO対策が行えるでしょう。他にも、Googleの機能を連携することで問題が起きたときにすぐに対処ができるだけでなく、ユーザーの行動データ分析まで可能です。

ただし、STUDIOの料金プランによっては一部の対策に制限があるため注意しましょう。

STUDIOでできるSEO対策:基本設定と内部対策

studio SEO

ここからはSTUDIOでできるSEO対策について解説していきます。

大きく「基本操作」「内部対策」「外部対策」の3つに分けて解説していきます。

基本設定

基本操作はこちらの3つに分けられます。

  • タイトルタグ
  • メタディスクリプション
  • OGP設定

それぞれ解説します。

タイトルタグ

タイトルタグは、Webサイトやブログなどのページの題名に使用されるタグのことです。ユーザーと検索エンジンに対して、どのような内容なのかを伝える役割をしています。ユーザーが検索すると、検索結果画面にタイトルタグが大きく表示されます。

ユーザーはタイトルタグからどのようなサイトなのかを判断するため、タイトルタグの設定はSEO対策に重要といえるでしょう。

STUDIOでの設定方法は、エディタ画面の右上の「ページ設定」ボタンをクリックします。ページ設定画面が開くと上部に「ページ」と「サイト」を選択する項目があり、ページは現在編集しているページ、サイトはWebサイト全体の設定となります。このタイトル項目に設定していきましょう。

メタディスクリプション

メタディスクリプションは、記事の内容を100~120文字程度にまとめてどのような記事かを紹介する文章のことです。ユーザーが検索した際に、検索結果画面のタイトルの下に表示されるため、目にしたことがある方も多いでしょう。

メタディスクリプションは検索画面で32文字しか表示されません。そのためユーザーの検索意図を満足させるサイトだと判断してもらうためには、32文字に伝わってほしい内容を集約することが大切です。メタディスクリプションはユーザー目線で分かりやすい文章を書くことが大切です。

メタディスクリプションの設定は、エディタ画面の右上の「ページ設定」ボタンをクリック、上部の「ページ」項目を選択して「説明文」に入力すると完了です。

OGP設定

OGPとは「Open Graph Protcol」の略で、SNSでWebページがシェアされた時にタイトルやURL、概要や画像などのページ情報が正しく伝えられるための設定です。SEOの外部対策としてSNSは有効です。

OGP設定をすることで、SNS上でユーザーに正しい情報が伝わるだけでなく、視覚に訴えることでクリックを促しアクセス数を伸ばすことが期待できます。OGP設定は直接的なSEO対策ではありませんが、アクセス数が伸びることで間接的に検索上位にWebページを上げることができるでしょう。

OGP設定にはまず画像が必要です。画像サイズは1200 × 630 (1:1.91)が推奨されています。スマホ表示をした際に画質が悪くなることがあるため、推奨サイズは守りましょう。

ページ設定内のカバー画像に画像を設定します。

内部対策

内部対策はこちらの4つに分けられます。

  • 見出しタグ
  • URL構造
  • 内部リンク
  • 画像最適化

それぞれ解説していきます。

見出しタグ

見出しタグは、ユーザーと検索エンジンに対してページ内のコンテンツ構成を正しく伝えること、そして読みやすいページを作成するために必要です。見出しタグは「大見出し」「中見出し」「小見出し」に分かれており、ユーザーが読みすすめやすいように項目分けをしています。

STUDIOの見出しタグの設定には2つの方法があります。1つはダッシュボードのCMS、もう1つはデザインエディタからの設定です。今回はデザインエディタからの設定を紹介します。

デザインエディタからページを開いたら、見出しタグを設定したい文章を選択します。

選択した状態で設定画面の「タグ」を選択し、見出しタグの設定は完了です。

URL構造

URLとは「ホームページアドレス」ともよばれるインターネット上のサイトの住所です。

URLは「スキーム」「サブドメイン」「セカンドレベルドメイン」「トップレベルドメイン」「サブディレクトリ」から構成されます。

URLの中にはとても長いURLを見かけることがありますが、長すぎるからといってSEOに影響するかというとそうではありません。しかし、検索エンジン最適化(SEO)スターターガイドでは、ユーザーに役立ちそうな言葉をURLに含めることがおすすめとの記載があります。

【参照:【検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド】】

また、ディレクトリを使って類似トピックをまとめること、異なるURLで同じコンテンツが表示される重複コンテンツを避けることも重要だと記載されています。このようにSEO対策ではURL構造に気を付けることも大切なのです。

内部リンク

内部リンクはWebサイト内のページをつなぐリンクのことです。ユーザーが見ているページから関連のあるページに移動することができるため、ユーザーの回遊率が向上して上位検索表示が期待できます。

内部リンクがSEO対策に重要となる理由は、3つあります。1つめに、内部リンクが最適化されていると、web上のデータを自動で取得する「クローラー」が作業を迅速に進められ、高評価につながるからです。2つめに、内部リンクを設定することでユーザーが求める情報がより簡単に取得しやすくなり、サイト全体の評価がよくなることがあげられます。

3つめに、内部リンクが設定されていると、サイトの滞在時間が長くなり離脱率が低くなるからです。

画像最適化

画像最適化とは、Webサイトの読み込み速度を早くするために画像の品質は保ちながら、画像の容量を小さくすることです。検索エンジン最適化(SEO)スターターガイドでも「最適化した画像をサイトに追加する」という項目があり、SEOにとって画像の最適化が重要だということが分かります。

【参照:【検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド】】

画像の容量が大きいと、特にスマホでは時間がかかり、画像がうまく表示できないこともあります。公開前にPC、モバイル両方で見方を確認することも大切です。

そのほか、画像にalt属性設定をすることや、適切なファイル名をつけることなど、SEO対策を行うために重要な画像最適化の方法もあります。

外部対策

外部対策はこちらの2つに分けられます。

  • 被リンク獲得
  • SNS活用

それぞれ解説します。

被リンク獲得

被リンクとは、外部のページやサイトに自身のサイトのリンクを貼ってもらうことです。例えば、他のサイトで自身のWebサイトを紹介されたり、内容が引用されたり、コンテンツについて言及されることで、被リンクが獲得できます。

被リンク獲得がSEO対策に重要な理由は、検索エンジンが「外部のサイトによっておすすめされたクオリティの高いサイトである」と評価するからです。また、巡回しているクローラーが自身のサイトを見つけやすくなり、ページの評価を早く受けられることにもつながります。

SNS活用

SNS活用もSEO対策には重要といわれています。その理由は、SNSで投稿されたリンクがクリックされることでWebサイトへのアクセスが増えるためです。SNSを通じてさまざまなユーザーがサイトを訪れることにより、興味をもってくれた方がサイト内の色々なページを見るきっかけにもなるでしょう。

さらに、その方々がSNSで発信してくれることも期待できます。このようにSNSで拡散されることによって、より多くのアクセスを獲得できるでしょう。SNSで「いいね」などの評価が増えても検索サイトの評価にはつながらないため、直接的なSEOの効果はありません。

しかしアクセス数獲得により検索上位に上がることが期待できます。

STUDIOのSEO対策で注意すべき点

studio SEO

ここからはSTUDIOのSEO対策で注意すべき点について解説していきます。注意すべき点はこちらです。

  • 適切な設定を行う
  • ユーザーにとって有益なコンテンツを作る
  • SEOやSTUDIOの最新情報を確認する

それぞれ詳しく解説します。

適切な設定を行う

SEO対策には大きく分けて基本設定と内部対策、外部対策に分かれますが、基本設定と内部対策がきちんと適切に行われていないとSEOは発揮されません。

  • タイトルタグとメタディスクリプションを設定する
  • OGP設定をする
  • タイトル前半ににキーワード入れる
  • 見出しを整える
  • 画像にAltタグを設定する
  • 内部リンクで関連性の強い記事を繋ぐ
  • なるべくオリジナル画像を使う

これらの設定をすることで、SEOがしっかりと発揮されるでしょう。

ユーザーにとって有益なコンテンツを作る

自身のWebサイトがしっかりとSEO効果を発揮するためには、まずWebサイトが発信する情報が有益なコンテンツでなければいけません。SEOにおける有益なコンテンツとは、発信したいことだけが詰まった独りよがりの内容ではなく、ユーザーが知りたい情報がしっかりと詰まったものをさします。

有益なコンテンツの条件はこちらです。

  • ユーザーの検索意図が満たされる
  • ユーザーが知りたい情報に早くたどり着ける
  • 他サイトから外部リンクされている
  • スマホ・タブレット表示でも見やすい
  • 情報に信頼性があるもの

これらの条件を満たすためには、ユーザーの検索意図をしっかりと理解していなければいけません。そして、常に新しい情報を更新し続けることで、ユーザーと検索サイトに信頼性の高い記事だと判断されるでしょう。

SEOやSTUDIOの最新情報を確認する

Googleでは年に数回「コアアップデート」とよばれるアップデートが実施されます。これは、Googleが検索アルゴリズムを見直すことで、検索結果を大きく改善することを目的としているのです。コアアップデートによって、今までは検索上位に挙がっていたWebサイトでも、大幅に順位が下がってしまうことがあります。

また、その反対もあり、コアアップデート後は検索順位の入れ替わりが起きやすいといわれています。このような状況を避けるためには、コアアップデートについて知り、最新情報をチェックするとともにサイトの更新をしましょう。

コアアップデートの対策は「E-E-A-Tを高めること」「モバイルユーザーの使いやすさを追求すること」「ユーザーの検索意図をしっかりと理解すること」です。コアアップデートの事前告知は、GoogleのXでされています。

事前告知の情報を見逃さず、最新のSEO対策を直ちに行うことで、検索順位の下落を回避しましょう。また、STUDIOもアップデートが行われているため、情報を適宜チェックしていきましょう。

まとめ

studio SEO

この記事ではSTUDIOでのSEO対策について解説しました。SEO対策をしっかりとすることで、ユーザーの獲得、そして検索サイトの評価がよくなり、サイトの上位表示が期待できます。

しかし、年に数回行われるコアアップデートに合わせてSEO対策とサイトの見直しを適宜行わなければいけません。コアアップデートのたびにサイトのアップデートがむずかしいと感じる方もいるでしょう。SEO対策まで手が回らないという方には「楽々edit」のSEO対策がおすすめです。

楽々editはSEO対策だけでなく、サイト制作、広告運用までトータルサポートしているため、戦略から実行まで安心して任せることができます。効果的なSEO対策について気になる方は、まずは楽々editに相談してみましょう。

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この記事の監修者

クリニックや転職など競合性の高いSEOで上位表示を獲得実績が多数。
インハウスSEO(内製化支援)を法人に展開しており、クリニックや人材業界などジャンルを横断してクライアントへSEOの組織構築を行っています。

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