サイトにアクセスしたときに表示される「500 Internal Server Error」は、サーバー側で処理が中断したことを示すエラーです。訪問者は内容を確認できず、そのまま離脱します。
やっかいなのは、画面に表示される情報だけでは原因が特定できない点です。設定ファイルの記述ミス、プログラムの不具合、リソース不足など、性質の異なる複数の要因が同じ表示にまとめられています。
復旧を急ぐ場面では、原因の候補を絞り込む順序が重要になります。本記事では、500エラーが起きる8つの原因、切り分けの手順、状況別の対処法、検索順位への影響と再発防止までを整理します。まずは下の表で全体像を確認してください。
| 確認したいポイント | 結論 | 詳細 |
|---|---|---|
| HTTP 500エラーとは? | サーバー内部で処理が中断した状態 | リクエストは届いているものの、サーバー側の問題で正常な応答を返せないことを示すステータスコードです。 |
| 他のエラーと何が違う? | 原因がサーバー側にある点が違う | 404などの4xxは要求側に起因します。502や503も5xx系ですが、発生している箇所と意味が異なります。 |
| 主な原因は? | 設定ミスとプログラム不具合が大半 | .htaccessの記述ミス、パーミッション、構文エラー、メモリ超過、プラグイン競合など8つに整理できます。 |
| 原因はどう特定する? | 発生範囲と直前の変更から絞り込む | 全ページか一部かを切り分け、直近の変更を洗い出したうえで、エラーログを確認する順序が効率的です。 |
| どう対処すればよい? | 変更を戻すことが最優先 | 訪問者側にできることは限られます。運営者は直前の変更を元に戻し、復旧してから原因を調べます。 |
| SEOに影響はある? | 長期化するとインデックスから消える | 5xxが続くとクロール頻度が下がり、数日で検索結果から削除される場合があります。早期の復旧が必要です。 |
| 再発は防げる? | 変更前の準備と監視で大幅に減らせる | バックアップの取得、検証環境での事前確認、死活監視の設定によって、影響と復旧時間を抑えられます。 |
| 復旧後は何をする? | 記録を残し再クロールを促す | 発生期間と影響範囲を記録し、サーチコンソールから再クロールを依頼して順位の推移を確認します。 |
| \ サイトの不具合が検索順位に影響していないか気になりませんか? / ・エラーの発生後に順位が下がった気がする ・サーチコンソールにエラーが表示されている ・サイトの技術的な状態を確認できていない 楽々Editは、代表のSEOコンサルタントが全プロジェクトを担当するSEO支援会社です。 技術面を含めたサイトの現状診断からご相談いただけます。 ▶ SEOの無料相談はこちら |
HTTP 500内部サーバーエラーとは
ブラウザとサーバーの間では、リクエストに対する結果をHTTPステータスコードという3桁の番号で伝え合っています。500はその中の1つで、サーバー内部で予期しない問題が発生し、リクエストを完了できなかったことを示します。
リクエスト自体は正しく届いているため、URLの間違いや権限の問題とは区別して扱う必要があります。
サーバー側で処理が中断したことを示すコード
500番台のステータスコードは、サーバー側に問題があることを示す分類です。その中でも500は、より具体的な原因を特定できない場合に返される汎用的なコードとして位置づけられています。
サーバー全体が停止して応答できない状態であれば、通常は503が返されます。500が返っているということは、サーバー自体は動作しており、特定の処理でエラーが起きている状況を意味します。
そのため、サイト全体が表示できない場合もあれば、特定のページやフォーム送信時だけ発生する場合もあります。
表示される文言は環境によって変わる
同じ500エラーでも、使用しているサーバーやブラウザによって画面上の表現は異なります。「500 Internal Server Error」「内部サーバーエラー」「HTTP 500 – 内部サーバー エラー」などは、いずれも同じ状態を指しています。
Microsoft Learn「HTTP エラー 500.0 内部サーバー エラー」でも、IIS環境で表示される500.0エラーについて、エラーが返された時点でウェブサーバーに問題が発生していることを示すと説明されています。
文言の違いに惑わされず、5xx系のエラーであることを確認してから原因の切り分けに進んでください。
500エラーは原因を特定しにくい性質を持つ
画面に表示される情報だけでは、何が起きているのかがわかりません。詳細な内容を利用者に見せない設計になっているのは、内部構造の情報を外部に漏らさないためです。
原因を知るには、サーバー上に記録されているエラーログを確認する必要があります。ブラウザの表示を何度更新しても、追加の情報は得られません。
この性質があるため、闇雲に設定を触るより、発生範囲と直前の変更から候補を絞る進め方が有効です。
500エラーと他のエラーの違い
エラーの番号によって、問題が発生している場所が異なります。どの番号が返っているかを確認するだけで、調べるべき対象を大きく絞り込めます。
混同されやすい番号との違いを整理します。
4xxとの違いは原因の所在
404や403といった400番台は、リクエストを送った側に起因するエラーです。存在しないURLを指定した、閲覧権限がないといった理由で発生するため、サーバー自体は正常に動作しています。
500番台はサーバー側の問題です。訪問者がURLを打ち直しても解消しないため、運営者が対応しなければ復旧しません。
サイト全体の技術的な状態を点検する考え方はテクニカルSEOとは?初心者向けに具体的な施策とポイントなどを徹底解説で解説しています。
502・503・504との違い
502は、前段のサーバーが後段のサーバーから不正な応答を受け取った状態を示します。リバースプロキシやロードバランサーを使っている構成で、背後のアプリケーションが停止している場合に発生しやすくなります。
503はサービスが一時的に利用できない状態、504は後段のサーバーからの応答が時間内に返らなかった状態です。いずれもサーバー側の問題ですが、発生箇所が異なります。
どの番号が返っているかは、ブラウザの開発者ツールやオンラインのステータス確認ツールで調べられます。
メンテナンス時は503を返す
計画的にサイトを停止する場合、500を返す設定にしてはいけません。一時的な停止であることを伝える適切なコードは503であり、検索エンジンもその前提で扱いを変えます。
500を返し続けると、恒久的な障害と判断される可能性が高まります。メンテナンス用のページを用意する際は、返すステータスコードもあわせて設定してください。
公開前の準備段階でも同様です。作りかけのページが500を返している状態は避けるべきです。
| \ サイトの技術的な課題を洗い出したい方へ / ・エラーが繰り返し発生している ・原因を特定できる担当者が社内にいない ・制作会社との切り分けができていない サイトの技術的な状態を確認し、検索エンジンから見て問題になっている箇所を整理してお伝えします。 まずは現状のサイトを拝見します。 ▶ サイトの現状を相談する |
HTTP 500内部サーバーエラーの主な原因8つ
500エラーの背後にある要因は複数あり、性質もそれぞれ異なります。発生頻度が高い順に押さえておくと、切り分けの効率が上がります。
ここでは実務で遭遇しやすい8つの原因を整理します。
原因1:.htaccessの記述ミス
Apache環境で使われる設定ファイルに構文の誤りがあると、サイト全体が500エラーになります。1文字の記述ミスや、コピー時に混入した全角スペースだけでも発生するため、最も遭遇しやすい原因です。
リダイレクトの設定を追加した、セキュリティ強化のコードを外部から貼り付けた、といった直後に発生したなら、この可能性が高くなります。
対応としては、変更前の内容に戻すか、ファイル名を変更して読み込ませない状態にして切り分けます。
原因2:ファイルやディレクトリのパーミッション
サーバー上のファイルには、読み取りや実行の権限が設定されています。この設定が適切でないと、サーバーが必要なファイルを処理できず500エラーになります。
一般的には、ファイルは644、ディレクトリは755が標準です。権限を広く与えすぎている場合も、セキュリティ上の理由からエラーになる環境があります。
ファイルを移設した後や、FTPで一括アップロードした後に発生した場合は、権限の設定を確認してください。
原因3:プログラムの構文エラーや不具合
PHPやCGIで書かれたプログラムに文法上の誤りがあると、処理が途中で停止します。エラーログに「syntax error」や「Call to undefined function」といった記述があれば、この類型に該当します。
テーマファイルや設定ファイルを直接編集した直後に発生するケースが典型的です。閉じ括弧の不足や、貼り付け位置の誤りが原因になります。
編集前のファイルを保管していれば、戻すだけで復旧します。バックアップがない場合は、ログに記録された行番号を手がかりに修正します。
原因4:PHPのメモリ上限を超えた
処理に必要なメモリが割り当て量を超えると、実行が中断されます。エラーログに「Allowed memory size exhausted」と表示されていれば、メモリ不足が原因です。
画像を大量に扱うページ、機能の多いテーマ、複数のプラグインが同時に動作する環境で発生しやすくなります。管理画面での保存操作時だけ起きる場合もあります。
設定ファイルで上限を引き上げる対応が一般的ですが、契約しているプランの上限を超えることはできません。
原因5:プラグインやテーマの競合
複数の拡張機能が同じ処理に干渉すると、エラーが発生します。プラグインを追加した直後、または更新した直後に起きた場合は、この可能性を最初に疑ってください。
本体のバージョンアップに拡張機能が対応していない場合も同様です。長く更新されていないプラグインは、リスクが高くなります。
切り分けの方法は後の見出しで整理します。CMSの選定や運用の考え方はオウンドメディアの作り方|制作に役立つCMS・SEOや費用も解説も参考になります。
原因6:PHPやミドルウェアのバージョン不整合
サーバー側でPHPのバージョンが上がると、古い記述で書かれたプログラムが動作しなくなります。サーバー会社が一括でバージョンを更新したタイミングで、何も操作していないのに発生するケースがあります。
自分では変更していないのにエラーが出た場合は、サーバー会社からの告知を確認してください。更新の予告が届いている場合があります。
一時的に前のバージョンへ戻し、対応状況を確認してから再度上げる進め方が安全です。
原因7:サーバーリソースの不足とアクセス集中
同時アクセスが急増すると、割り当てられた処理能力を超えて応答できなくなります。テレビ放映やSNSでの拡散、大規模なキャンペーンの実施時に発生しやすい類型です。
クローラーが短時間に大量のページを取得した場合も、同じ状態になり得ます。ページ数の多いサイトでは、この影響を受けることがあります。
恒常的に発生しているなら、契約プランの見直しやキャッシュの導入を検討してください。
原因8:データベースや外部サービスとの接続失敗
データベースへの接続情報が誤っている、または接続数の上限に達している場合もエラーになります。サーバーを移転した直後や、パスワードを変更した直後に発生したなら、接続設定を確認してください。
外部のAPIを呼び出している処理では、相手側の障害が自社サイトのエラーとして表れることもあります。連携先の稼働状況も確認対象です。
決済やフォーム送信の処理でのみ発生する場合は、外部連携の部分に絞って調べると早く特定できます。
| \ エラーの影響で順位が下がった方へ / ・復旧後も検索流入が戻らない ・インデックスが減っている ・何から手を打てばよいか判断できない インデックスの状況と順位の推移を確認し、復旧後に取るべき対応を優先順位をつけてご提案します。 ▶ 順位回復について相談する |
原因を特定する手順
復旧を急ぐ場面では、思いつく箇所を順に触るより、範囲を狭める順序で進めるほうが早く解決します。発生範囲、直前の変更、ログという3段階で候補を絞り込んでください。
4つの手順として整理します。
手順1:発生範囲を切り分ける
最初に、エラーがサイト全体で起きているのか、特定のページだけなのかを確認します。全体で発生しているなら設定ファイルやサーバー環境、一部だけならそのページの処理に原因がある可能性が高くなります。
管理画面にアクセスできるかどうかも重要な情報です。表示側だけがエラーになっている場合と、管理画面も開けない場合では対応が変わります。
別の端末や回線からもアクセスし、自分の環境だけの問題でないことを確認してください。
手順2:直前の変更を洗い出す
エラーの直前に何を行ったかを時系列で書き出します。プラグインの追加や更新、テーマの編集、設定ファイルの変更、サーバー設定の変更といった操作が候補です。
複数人で運用している場合は、他のメンバーの作業も確認してください。自分が何もしていなくても、別の担当者が変更している場合があります。
自動更新が設定されている環境では、誰も操作していないのに変更が発生します。更新履歴を確認する習慣をつけてください。
手順3:エラーログを確認する
原因を確実に知る手段は、サーバー上のエラーログです。多くのレンタルサーバーでは、管理画面からエラーログをダウンロードできる機能が用意されています。
エラーが発生した時刻の記録を探し、記載されているファイル名と行番号を確認してください。この情報があれば、修正すべき箇所が特定できます。
ログの見方がわからない場合でも、記録された英文をそのまま検索すると、同じ事象の解決事例が見つかることがあります。
手順4:デバッグ表示を一時的に有効にする
ログが取得できない環境では、エラーの内容を画面に表示させる設定を一時的に有効にする方法があります。詳細な情報が表示されるため、原因の特定は容易になります。
この状態は、内部構造の情報が外部から見える状態でもあります。確認が終わったら必ず元に戻してください。設定したまま放置するとセキュリティ上のリスクになります。
可能であれば、表示ではなくファイルへ出力する設定を選んでください。訪問者に見られる心配がありません。
状況別の対処法
立場によって、取れる対応は大きく異なります。訪問者にできることは限られており、根本的な解決は運営者側の対応が必要です。
それぞれの場面で行うべきことを整理します。
サイト訪問者としてできること
一時的な負荷が原因であれば、時間をおいて再度アクセスすると表示される場合があります。ブラウザのキャッシュとCookieを削除する、別のブラウザや端末で開くといった対応も試す価値があります。
それでも表示されない場合、原因はサーバー側にあるため訪問者側では解決できません。運営元へ問い合わせるか、時間をおいてください。
フォーム送信時に発生した場合は、送信が完了しているかどうかが不明な状態です。重複を避けるため、運営元に確認してから再送信してください。
サイト運営者がまず行うこと
最優先は原因の究明ではなく、公開状態を元に戻すことです。直前に行った変更を取り消す、またはバックアップから復元することで、まず表示できる状態を回復させてください。
復旧してから、検証環境で原因を調べる進め方が安全です。公開中のサイトで試行錯誤すると、停止時間が長引きます。
復旧の見込みが立たない場合は、メンテナンス中であることを伝えるページを503で返す設定に切り替える方法もあります。
WordPressで発生した場合の手順
管理画面に入れる場合は、プラグインをすべて無効化し、1つずつ有効化して原因を特定します。管理画面にも入れない場合は、FTPやファイルマネージャーでpluginsフォルダの名前を変更すると、まとめて無効化できます。
これで解消しなければ、テーマのフォルダ名を変更して標準テーマへ切り替え、テーマ側の問題かどうかを確認します。次に.htaccessのファイル名を変更し、パーマリンク設定を再保存して再生成してください。
運用時の注意点はWordPressのSEO対策で成果を出すには?外注のメリットと注意点でも整理しています。
自力で解決できない場合の相談先
設定に心当たりがなく、ログからも原因が読み取れない場合は、サーバー会社のサポートへ連絡してください。サーバー側で発生している事象であれば、こちらで操作できる範囲を超えています。
問い合わせる際は、発生時刻、対象URL、直前に行った操作、エラーログの該当部分を添えると回答が早くなります。
サイトを制作した会社がある場合は、そちらへの連絡も並行してください。役割分担については【早見表】SEO対策の費用相場と料金を種類別で解説も参考になります。
| \ サイト運用の体制を見直したい方へ / ・トラブル対応が特定の担当者に依存している ・監視やバックアップの仕組みがない ・制作と運用の役割分担が曖昧になっている サイト分析レポートを無料で作成し、運用面の課題とあわせてお渡しします。 内製化に向けた体制づくりの支援にも対応しています。 ▶ 無料でサイト分析を依頼する |
500エラーがSEOに与える影響
500エラーは訪問者の離脱を招くだけでなく、検索エンジンからの評価にも影響します。短時間で復旧すれば影響は限定的ですが、長期化すると検索結果からの消失につながります。
どのような順序で影響が広がるのかを押さえておいてください。
クロール頻度が下がる
Google 検索セントラル「HTTP ステータス コードや DNS エラーと SEO」では、クローラーが5xxエラーを受け取ると、サーバーが負荷を処理できていない可能性があると判断し、クロールの頻度を下げると説明されています。
頻度が下がると、新しく公開したページの発見も、既存ページの更新の反映も遅くなります。エラーが解消した後も、元の頻度に戻るまでには時間がかかります。
ページ数の多いサイトほど、この影響は大きくなります。
長期化するとインデックスから削除される
同じ資料では、アクセスできない状態が続いたURLは数日以内にインデックスから削除される可能性があると説明されています。検索結果に表示されなくなれば、流入は当然ゼロになります。
一時的なエラーであれば、この段階には至りません。数時間で復旧できるかどうかが分かれ目になります。
削除されたページは、復旧後に再びクロールされインデックスに登録されるまで表示されません。元の順位に戻るまでの期間も読めません。
robots.txtが500を返した場合の影響
サイト全体の挙動を左右するのが、robots.txtの応答です。このファイルが5xxを返している間、クローラーはサイト全体のクロールを控える動作になります。
個別ページのエラーより影響範囲が広いため、サイト全体でエラーが出ている場合は、このファイルの状態も確認してください。
サイト構造の設計と合わせた確認の考え方は【カテゴリ設計】読まれるオウンドメディアの作り方でも触れています。
サーチコンソールでの確認方法
Googleサーチコンソールの「ページ」のレポートで、サーバーエラーとして分類されたURLを確認できます。エラーが検出された日付と対象URLがわかるため、発生範囲と期間の把握に使えます。
URL検査ツールを使えば、特定のページが現在どう扱われているかを個別に確認できます。復旧後の状態確認にも利用してください。
内部対策全般の点検項目はSEO対策の種類とは?内部対策と外部対策の違いを徹底解説で整理しています。
再発を防ぐための対策
500エラーは、運用の手順を整えることで発生確率と影響範囲を下げられます。起きないようにする対策と、起きたときに早く気づく仕組みの両方を用意してください。
優先度の高い4つを挙げます。
変更前に必ずバックアップを取る
設定ファイルやテーマを編集する前に、元のファイルを保管しておきます。戻せる状態を確保しておけば、エラーが起きても数分で復旧できます。
サーバー会社が提供する自動バックアップの有無と、復元にかかる時間を事前に確認してください。契約プランによって保存期間が異なります。
復元手順を一度試しておくことも重要です。実際の障害時に手順を調べ始めると、停止時間が延びます。
検証環境で先に確認する
プラグインの追加やバージョンアップは、公開中のサイトで直接行わないでください。本番と同じ構成の検証環境で動作を確認してから反映する手順にすると、障害の大半は防げます。
レンタルサーバーによっては、複製したテスト環境を作成する機能が用意されています。利用できる場合は活用してください。
更新作業を行う時間帯も配慮が必要です。アクセスが集中する時間を避けると、影響を抑えられます。
監視と通知の仕組みを用意する
エラーの発生に気づくのが遅れるほど、SEOへの影響は大きくなります。サイトの応答を定期的に確認し、異常があれば通知する仕組みを導入してください。
無料で利用できる死活監視サービスもあります。数分おきに確認し、応答がなければメールで知らせる設定にしておけば、休日でも把握できます。
サーチコンソールの通知メールも受信できる状態にしておいてください。クロール時のエラーを検知して知らせてくれます。
サーバーの契約内容を見直す
アクセス集中やリソース不足が原因で繰り返し発生している場合、運用の工夫では解決できません。同時接続数やメモリの割り当てが自社の規模に合っているかを確認してください。
ページ数やアクセス数が増えれば、必要な処理能力も上がります。立ち上げ当初の契約のまま運用しているなら、見直しの余地があります。
社内で判断できる体制づくりについてはインハウスSEOとは?内製化成功のコツと自社SEO対策が難しい場合のポイントで解説しています。
500エラーが復旧したあとに行うこと
表示が戻った時点で対応を終えると、検索面での回復が遅れます。復旧後にも、記録と検索エンジンへの再認識を促す作業が残っています。
3つの作業を順に行ってください。
影響範囲と発生期間を記録する
いつからいつまで、どのページでエラーが発生していたかを記録します。後から順位や流入の変化を確認する際に、原因と結びつけて判断できる材料になります。
原因と対処の内容も併せて残してください。同じ事象が再発したとき、対応時間を大幅に短縮できます。
複数人で運用しているなら、記録は共有できる場所に置いてください。担当者が不在でも対応できる状態を作ります。
検索エンジンへ再クロールを促す
復旧しただけでは、検索エンジンがすぐに状態の変化を認識するとは限りません。サーチコンソールのURL検査ツールから、主要なページのインデックス登録をリクエストしてください。
サイトマップの再送信も有効です。ページ数が多い場合は、優先度の高いページから順に対応します。
エラーとして検出されていたURLについては、レポート上で修正の検証を開始する操作も行ってください。
順位と流入の推移を確認する
復旧から数週間は、検索順位と流入数の推移を注意して見てください。エラーの期間が短ければ大きな変動は起きませんが、長期化した場合は回復に時間を要します。
インデックス数が減っていないかも確認対象です。減少している場合は、対象ページの再登録を個別に依頼してください。
流入が戻らない場合、原因がエラー以外にある可能性もあります。同時期のアルゴリズム更新や競合の動きも併せて確認してください。
まとめ|500エラーは切り分けの順序が復旧を左右する
HTTP 500内部サーバーエラーは、サーバー内部で処理が中断したことを示すステータスコードです。画面には詳細が表示されないため、.htaccessの記述ミス、パーミッション、プログラムの不具合、メモリ超過、プラグインの競合など、複数の原因を順に切り分ける必要があります。
特定の手順は、発生範囲の確認、直前の変更の洗い出し、エラーログの確認という順序が効率的です。運営者としてまず行うべきは原因の究明ではなく、変更を戻して表示できる状態に回復させることです。
5xxのエラーが続くとクロール頻度が下がり、数日でインデックスから削除される可能性があります。復旧後は再クロールを依頼し、順位と流入の推移を確認してください。バックアップ、検証環境、監視の仕組みを整えておけば、発生確率と影響時間の両方を抑えられます。
| \ サイトを安定して成果につなげたい企業様へ / ・トラブル対応が特定の担当者に依存している ・監視やバックアップの仕組みがない ・制作と運用の役割分担が曖昧になっている サイト分析レポートを無料で作成し、運用面の課題とあわせてお渡しします。 内製化に向けた体制づくりの支援にも対応しています。 ▶ 無料相談会に申し込む |