SEO対策で何をするべきか、初心者が今すぐやるべき7つのこと

  • SEO対策って何?
  • SEO対策の具体的な方法を知りたい
  • これからSEO対策をはじめる人は何からやればいいの?

本記事では、こういった疑問を解決していき、初心者が効率よく検索順位を上げることができる具体的なSEO対策の方法を紹介します。

SEO対策とは、検索上位表示させるための施策のことです。

本記事では、数あるSEO対策の中から、優先度の高い7つの施策をお伝えします。

この記事でわかること

  • SEO対策とは何か
  • SEO対策の基礎知識
  • 検索エンジンやアルゴリズムの具体的なイメージ
  • 最優先で取り組むべき基本的なSEO対策7選

結論、初心者が今すぐやるべき重要なSEOの対策は以下の7つです。

  • XMLサイトマップの作成、送信
  • hタグを正しく使う
  • 内部リンクを設置し、サイト内の関連記事の発見効率を上げる
  • 上位表示しやすい“複合キーワード”を選ぶ
  • 検索ユーザーの“顕在ニーズ”と“潜在ニーズ”を満たす
  • スマホで快適に読めるようにする
  • E-E-A-Tの観点でコンテンツの価値を高める

はじめに、初心者向けに、用語とSEO対策について、基本となる知識を解説していきます。

クリックできる目次

SEO対策をはじめる前に知っておきたい基礎知識4つ

SEOとは

“Search Engine Optimization”の頭文字をとった言葉

日本語でいうと、“検索エンジンの最適化”

SEO対策を簡単に説明すると、Google検索をしたときに自社サイトを上位表示する施策だといえます。

SEO対策の具体的な方法を知る前に、押さえておくべき基礎知識が4つあります。

基礎知識を要約すると、以下の4つに集約されます。

  • 検索エンジンの種類は主に3つ
  • Webページを評価するのはクローラーと呼ばれるGoogleのロボットである
  • 検索順位に大きく影響を与えるのは“アルゴリズム”
  • SEO対策でやるべきことは、Googleのアルゴリズムに評価されるコンテンツを作ること

以下、それぞれ詳しく解説していきます。

検索エンジンの種類は主に3つ

検索エンジンとは

Webプラウザの検索窓に言葉を入力して検索ボタンをクリックした結果、入力した言葉に関連するWebページを表示するシステムのこと

日本人が使用する主な検索エンジンは、以下の3つです。

  • Google
  • Yahoo!
  • Bing

ただし、“SEO対策=Google対策”と考えて構いません。

一言で理由をいうと、日本人の検索結果の95%はGoogleのシステムによって表示されているためです。

Webページを評価するのはクローラーと呼ばれるGoogleのロボットである

検索エンジンが検索結果を表示する際には、高品質なコンテンツをより上位に表示するようにしていますが、コンテンツの品質を比較して順位付けしているのはクローラーです。

クローラーとは

インターネット上にあるWebページの情報を収集するロボットのこと

クローラーが行っている仕事は主に3つあります。

  1. インターネット上を徘徊していろいろなWebページを見つける“クロール”
  2. 発見した情報を登録する“インデックス”
  3. 情報の優劣を順位付けする“ランキング”

上記のように、発見から順位決定まで、すべてプログラムによって自動化されています。

検索順位はアルゴリズムによって変動する

アルゴリズムとは

検索順位を決定するための基準のこと

昔は“文字数が多いコンテンツは情報量が多いから良いコンテンツであると判断して上位表示する“といった大雑把なアルゴリズムだったので小手先のテクニックで上位表示できました。

しかし、現在は非常に高い精度で、良質な記事を見分けることができるようになってきています。

その結果、以前行われていた裏技のようなテクニックはまったく通用しなくなり、一部のテクニックはペナルティの対象にもなっています。

現在も、年に数回の大規模なアップデートが繰り返されているため、アップデートの穴をつくようなコンテンツ制作は避けるべきです。

小手先のテクニックに頼ったコンテンツは、いずれペナルティの対象となり、長期的にサイトの評価を落とすことになるでしょう。

SEO対策でやるべきことは、Googleのアルゴリズムに評価されるコンテンツを作ること

SEO対策をする際には、Googleのアルゴリズムを意識して対策することがもっとも効率的といえます。

なぜなら、下記の表のように、Googleがもっとも大きなシェアを占めているからです。

検索エンジンGoogleYahoo!Bing
シェア74.96%18.62%5.89%

参考サイト:日本の検索エンジンのマーケットシェア(2020年1月) 

さらに、“Google”と“Yahoo!”は同じ検索エンジンを利用しているため“Google=Yahoo!”と考えて差し支えありません。

つまり、Googleのアルゴリズム対策をするだけで、検索エンジンの9割以上を網羅できるようになるということです。

ここからは、Googleに評価されるSEO対策の具体的な方法を解説していきます。

最優先で取り組むべき基本的なSEO対策7選

SEO対策の方法はたくさんありますが、その中でも優先度の高い7つの施策は下記の通りです。

  • XMLサイトマップの作成、送信
  • hタグを正しく使う
  • 内部リンクを設置し、サイト内の関連記事の発見効率を上げる
  • 上位表示しやすい“複合キーワード”を選ぶ
  • 検索ユーザーの“顕在ニーズ”と“潜在ニーズ”を満たす
  • スマホで快適に読めるようにする
  • E-E-A-Tの観点でコンテンツの価値を高める

要約すると、”検索ユーザーにとって魅力的なコンテンツを作って、その魅力をロボットにわかりやすくアピールしましょう”ということです。

以下、順番に解説していきます。

XMLサイトマップの作成、送信

XMLサイトマップとは

Googleのロボットが、Webサイトを認識するときに役立つファイルのこと

XMLファイルの作成と送信は、下記のプラグインを利用することで自動化できます。

  • XML Sitemap & Google News

前述したように、検索順位を上げるためには、クローラーと呼ばれるGoogleのロボットにサイト内のコンテンツを発見してもらう必要があります。

その際、ロボットにとって地図の役割を果たすものがXMLサイトマップです。

XMLサイトマップをロボットに渡しておけば、効率よく自サイトを巡回してもらえるため、アップロードしてから検索上位表示されるまでの時間を短縮できます。

サイト立ち上げと同時にXMLサイトマップを自動的に作成、送信する仕組みを構築しておきましょう。

hタグを正しく使う

hタグとは

タイトルや見出しに使用するHTMLタグのこと

h1タグは、タイトルに使用されるタグであり、クローラーが最初に認識する文字です。

h1タグにキーワードを入れることで、クローラーに評価されやすくなります。

なお、h1タグは1記事に1つだけしか使用できないので、注意してください。

h2タグ、h3タグ等、h1タグ以外のタグは見出しで使用します。

その際には、h2タグ、h3タグ、といったように、数字が小さい順に並ぶようにしましょう。

h2タグの次にh4タグがくるような見出しを設定すると、クローラーが混乱してしまい、正しくサイトを評価できなくなります。

内部リンクを設置し、サイト内の関連記事の発見効率を上げる

内部リンクの設置とは

記事内に、関連する他の記事のURLを貼り付けること

内部リンクを設置するメリットは、以下の2つです。

  • クローラーが、サイト内を巡回しやすくなる
  • ユーザーが、サイト内の関連記事を発見しやすくなる

ユーザーの利便性が向上するだけでなく、クローラーが記事を発見しやすくなる効果もあります。

ただし、内部リンクの設置によってSEO対策にマイナスの影響を受ける場合もあるため、以下の点に注意してください。

  • 関連性のある記事を内部リンクで繋ぐ
  • URLではなく、テキストにリンクを埋め込む
  • 内部リンクのテキストは、記事内容を簡潔に要約したものにする

適切に内部リンクを設置することによって、複合的にサイト評価を高められます。

上位表示しやすい“複合キーワード”を選ぶ

コンテンツを作成する際に、最初に行うのが“キーワード選定”ですが、上位表示しやすい“複合キーワード”を選ぶのが重要です。

キーワードは、大きく分けて2種類あります。

  • 単一キーワード
  • 複合キーワード

単一キーワードとは、“SEO対策”など1語のみのキーワードです。

複合キーワードとは、“SEO対策 何をする”など2語以上のキーワードを指します。

単一キーワードは、検索ボリューム数が多いので一見、集客率が高いように思えますが、上位10サイトは大手メディアに独占されていることが多いため上位表示は困難です。

検索上位11位以降はほとんどクリックされないので、単一キーワードを選んだ時点で上位表示される可能性が低くなるといえます。

実際、本記事も“SEO対策 何をする”という複合キーワードを狙って記事を作成しています。

このように、複合キーワードを狙ってコンテンツ作成をするのがSEO対策を意識したキーワード選定のポイントです。

検索ユーザーの“顕在ニーズ”と“潜在ニーズ”を満たす

検索ユーザーには、以下の2つのニーズがあり、両方のニーズを満たすことが重要です。

  • 顕在ニーズ
  • 潜在ニーズ

顕在ニーズとは

検索ワードに表れているニーズのこと

潜在ニーズとは

本人が意識していないニーズや悩み

より具体的にイメージするために、キーワード“札幌 行き方”で考えてみましょう。

検索ユーザーの顕在ニーズは、“札幌への行き方を知りたい”です。

しかし、単純に札幌へ行く方法を知りたいだけではなく、以下のようなニーズが考えられます。

  • できるだけ移動時間を短縮したい
  • 迷子になりたくない
  • 混んだ道を避けたい
  • 安い方法で移動したい
  • 高くてもいいから快適に移動したい
  • 同行する人たちに迷惑をかけたくない

上記のような、検索キーワードに表れないニーズのことを“潜在ニーズ”といいます。

潜在ニーズが分かれば、コンテンツに肉付けすべき情報がわかり、以下のような見出しを追加できることに気が付きます。

  • 最速で札幌に行く方法
  • 時間はかかるけど、とにかく安く札幌に行く方法
  • 乗り継ぎを少なくして快適に札幌に行く方法

このように、想定読者により深く刺さるコンテンツを作ることによって、検索ユーザーのページ滞在時間が長くなります。

その結果、クローラーや検索エンジンから評価され、検索順位が上がります。

そのため、顕在ニーズだけでなく、潜在ニーズも満たすコンテンツを目指すのが重要です。

スマホで快適に読めるようにする

検索ユーザーの約6割が、スマホでWebページを閲覧しています。

参考サイト:インターネットの利用状況※総務省調べ

  

Webコンテンツの作成をパソコンで行うと、スマホで表示した際に見にくくなってしまうことが多々あります。

画面が小さいため、スクロールしながら閲覧しなければならないためです。

そこで、Webコンテンツを作成した後には、以下の点をスマホ画面で確認することをおすすめします。

  • 文字が読みやすいか
  • 表示が崩れていないか
  • 横方向にスクロールしなくても閲覧できるか

特に、横方向にスクロールする必要があるページは、ユーザーにとってストレスなので離脱率が高まります。

アップロード後すぐに、スマホ画面でコンテンツを読み返しましょう。

E-E-A-Tの観点でコンテンツの価値を高める

E-E-A-Tとは、英単語の頭文字をとったもので、日本語で下記の4つを指します。

  • 経験
  • 専門性
  • 権威性
  • 信頼性

Googleが検索順位を決定する際に、上記4つを重視していることを明言しています。

参考サイト:品質評価ガイドラインの最新情報: E-A-T に Experience の E を追加

簡単に言うと、以下のような内容です。

  • Googleは専門家が書いた記事と、実体験に基づいた記事を評価する

例えば、”筋トレマニアの人が書いた記事”と、”ライザップ社員が書いた記事”があれば、後者が評価されます。

さらに、“自分の実体験をもとに作成した記事”と、“よくある筋トレの知識をまとめた記事”があれば前者が評価されます。

このように、E-E-A-Tの観点でコンテンツの価値を高めるように意識してみましょう。

まとめ:初心者が今すぐやるべき、重要なSEOの対策7つ

初心者が今すぐやるべき、重要なSEOの対策は以下の7つです。

  • XMLサイトマップの作成、送信
  • hタグを正しく使う
  • 内部リンクを設置し、サイト内の関連記事の発見効率を上げる
  • 上位表示しやすい“複合キーワード”を選ぶ
  • 検索ユーザーの“顕在ニーズ”と“潜在ニーズ”を満たす
  • スマホで快適に読めるようにする
  • E-E-A-Tの観点でコンテンツの価値を高める

上記に取り組んで、効率よくSEO対策をはじめてみてください。

弊社では、SEO対策に関する無料相談も行っておりますので、お気軽にご連絡ください。

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この記事の監修者

クリニックや転職など競合性の高いSEOで上位表示を獲得実績が多数。
インハウスSEO(内製化支援)を法人に展開しており、クリニックや人材業界などジャンルを横断してクライアントへSEOの組織構築を行っています。

無料相談会も開催中
https://rakuraku-edit.co.jp/seo-schedule

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