これからブログを始めたい人が知っておくべき文章のコツ11選

「これからブログを始めてみたいけど、どうやって書けばいいんだろう?」

「読みやすい文章を書くコツがわからない・・・」

いざブログを書こうと思っても、まずこのような悩みにぶつかる方も多いのではないでしょうか。

しかし、これからご紹介する文章のコツをマスターすれば、ブログで文章を書く基本を身につけることができます。

適当に文章を書いてしまうのと、コツを理解したうえで書き始めるのでは上達のスピードにも差が出てしまいます。

今日からすぐにできることばかりなので、ぜひ繰り返し読んで実践してみてくださいね。

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読まれるブログの特徴3選

まず、読まれるブログとはどのようなブログでしょうか?

たくさんの人が見たいと思い、アクセスの集まるブログには必ず特徴・共通点があります。

ここでは、読まれるブログの特徴を3つご紹介します。

この3つを意識するだけでも、初心者ブログと差をつけることができます。

また、特徴を理解したうえで人気のブログと照らし合わせてみると、新たな気づきも得られるためおすすめです。

順番に見ていきましょう。

読まれるブログの特徴1.読み手の悩みを解決している

読まれるブログの特徴1つ目は、読み手の悩みを解決しているということです。

読み手は常に、何かしらの「悩み」を解決するためにインターネットで検索をします。

ブログとは、個人の日記ではないため常に読み手の視点に立っていることが重要です。

  • 今日の夕飯の献立は何にしよう?
  • クレジットカードはどれがお得なの?
  • 週末どこに出かけようかな?

など、人は日々、大小さまざまな悩みとともに生活しています。

この読み手の「悩み」を解決していなければ、わざわざ検索して見ず知らずのブログを読みに来てくれることはまずありません。

よく読まれているブログというのは、必ず読み手の悩みを解決してくれています。

人気ブログの運営者は、自分がどのような時に検索をかけ、どうしたらその疑問や悩みが解決されるかを正しく考えることができているということですね。

読まれるブログの特徴2.文章が読みやすい

読まれるブログの特徴2つ目は、文章が読みやすいことです。

人は読みにくい文章を見ると、自然と離脱してしまいます。

そのため、いかに内容が優れていて濃いものが書かれていたとしても、読みやすくなければ読み手は最後まで読むことなく他のブログや記事に離れていってしまいます。

よく読まれるブログというのは、難しい内容であることよりも、比較的平易な言葉で簡潔に述べられているもののほうが多いです。

実際に評価の高いブログの文章を研究してみると、いかに読みやすく書かれているかがわかります。

最後まで読むことに抵抗がなく、気づいたら読み終わっていた、というくらい自然と頭に入ってくるような文章にすることが読み手を飽きさせないコツです。

読まれるブログの特徴3.視覚的にストレスがない

読まれるブログの特徴3つ目は、視覚的にストレスがないということです。

ブログは小説などのような読み物とは異なるため、単調な文字の羅列よりも、ぱっと見た時の見やすさを意識することが重要です。

「人の第一印象は3秒以内で決まる」で有名なメラビアンの法則というものがありますが、ブログにおいても、同じことが言えますね。

ぎっしりと文字で埋まっているページよりも、適度に空間があり重要な部分を見つけやすいページを読みたいと思うはずです。

よく読まれるブログは、以下のように読み手に視覚的なストレスなく最後まで読んでもらう工夫をしています。

  • 重要な部分を太字にする
  • 適切な図や写真を入れる
  • 行間が適度に空いている
  • 多すぎない色を使う

つい読んでしまうブログや記事があれば、一度視覚的にどのような工夫がされているかに注目してみるとよいでしょう。

ブログの書き方のコツ11選【1~3:準備編】

読まれるブログに共通する特徴を確認できたら、今度はいよいよブログ記事作成の準備に入りましょう!

ここではブログの書き方のコツを11個お伝えしますが、準備編と実践編の2つに分けてご紹介します。

すぐにでも書き始めたいと思っている方もいるかもしれませんが、ブログ記事の作成は準備が非常に重要です。

ぜひ準備編から順番に読み進めていってくださいね。

ブログの書き方のコツ1.読み手となるターゲットを明確にする

ブログ記事を書くにあたり、まず行うことはターゲットを明確にすることです。

誰に向けて書いているかがぼんやりとしたままだと、記事もぼんやりとしてしまい、結局誰にも刺さらない文章になってしまう可能性が高いです。

「万人受けする文章のほうが多くの人に読まれるのでは?」と思ってしまいがちですが、実はこれはよくある大きな間違いです。

なぜなら、万人受けする文章だと読者は自分に向けられて書かれていると感じられないからです。

ターゲットを絞ることで、結果的には同じ悩みを持つ多くの人に読んでもらえます。

  • A子さん(20代女性)
  • これから一人暮らしを始めるOL
  • 年収は400万円
  • 家事に苦手意識がある

これくらい具体的に、そしてこの一人に刺さる記事を書く意識を持つようにしましょう。

ブログの書き方のコツ2.ターゲットの悩みと解決方法を明確にする

ターゲットを決められたら、そのターゲットの悩みと解決方法を明確にしましょう。

上記の例でいうと、

「A子さんはどんなことに悩んでいるのか」

「A子さんに刺さる解決方法は何なのか」

という部分ですね。

A子さんの属性であれば、例えば以下のように考えられます。

【悩み】

  • これまで実家にて家事をあまりしてこなかったので、ラクに家事をこなす方法が知りたい
  • あまり家事に時間をかけたくない
  • 特に掃除が面倒くさい

【解決方法】

  • 自分の一人暮らし経験で本当におすすめできる掃除便利グッズを紹介する
  • 使い方はもちろん、自分独自のアレンジ方法も伝授する
  • 買って後悔したり失敗した掃除グッズも紹介する

つい、自分が単純におすすめしたいものを紹介するような記事を書きたくなってしまうこともあるかと思いますが、かならずそれが本当にターゲットの悩みを解決できるものかどうか考える必要があります。

独りよがりにならず、常に読者の目線に立って読者の悩みを解決することを徹底するようにしましょう。

ブログの書き方のコツ3.いきなり書き始めない

ここまで来たら、いざ執筆!と行きたいところですが、あと一息です。

準備の最後のステップとして「構成を作る」ことは欠かせません。

いきなり書き始めてしまうと、内容にまとまりがでなかったり、話が脱線してしまう可能性があります。

構成を作る時点でもある程度の時間はかかります。

しかし、構成を作ったうえで実際に書き始めてみると、結果的に遠回りをすることなく伝えたいことをわかりやすく書くことにつながります。

構成は大きく分けると「導入」「本文」「まとめ」の3つに分かれます。

本文においては、全体の文字数をどのくらいのボリュームにするかによってどのくらいの数の見出しを設定するか考えます。

場合によっては、1つの見出しのなかでさらに小見出しを加えることでわかりやすくなることもあるでしょう。

ここまでの大枠を決めておけば、あとでこれに沿って書いていくだけなので迷いなく書き始めることができますね。

ブログの書き方のコツ11選【4~11:実践編】

ターゲットを明確にし、その悩みと解決法を明らかにし、構成も決められた!となったら、いよいよ記事の作成に移ります。

構成が決まっているので、内容については何を書こうかと迷うことなく書き始めることができるでしょう。

しかし、文章を書いていくうえでも読みやすくするためのコツがありますので、一つひとつ確認してぜひすぐに実践してみてください。

ブログの書き方のコツ4.導入をおろそかにしない

導入というのは、先ほどの構成で説明した「記事のはじまり」の部分です。リード文とも言いますね。

導入は読み手が最初に目にする部分、つまり第一印象となります。

この導入部分で、読み手が求める情報が書いてあることを伝えられなければ、残念ながら最後まで読んでくれることはありません。

導入文を長々と書く必要はありませんが、ユーザーの興味・関心を惹きつけられるよう、簡潔に分かりやすくしておくことが重要です。

また、導入部分は一旦は最初に書きますが、すべてを書き終えてから「この導入で読み手は最後まで読んでくれるか」を考えて見直してみるとより質の高い仕上がりになるでしょう。

ブログの書き方のコツ5.結論から書く

結論から伝えるということは、ブログに限った話ではなく会議や仕事の中でもよく言われることかと思います。

文章の場合は特に、「PREP法」を意識するとよいでしょう。

PREP法とは、4つの要素と手順をあらわしたものです。

  1. Point(結論)
  2. Reason(理由)
  3. Example(具体例)
  4. Point(結論)

この順で文章を書くことで、論理的かつ結論も明確に伝えることができます。

順序を意識せずに思ったまま書いてしまうと、何が言いたいのかわからない文章になってしまいがちです。

少し意識をすることで簡潔で分かりやすい文章に出来るので、普段からPREP法を取り入れる習慣をつけることをおすすめします。

ブログの書き方のコツ6.簡潔に一文を短く

一文一文が長い記事というのは、思っている以上に読み手にストレスを与えます。せっかく内容が良くても、文章が長いだけで知らず知らずのうちに負担となってしまいます。

そうすることで、内容が頭に入りにくくなり、結果的に最後まで読むことなく離脱されてしまいます。

読んでいて心地よい文章の長さは、40~50文字程度です。長くても80字程度に抑えるようにしましょう。

また、句読点が多すぎたり、もしくは少なすぎてもストレスを与えます。

句読点が多すぎる場合は一文ずつに区切る、少なすぎる場合は音読するなどして読み直し適切な場所に打つ、これを心がけましょう。

ブログに限らずわかりやすい文章というのは、非常に簡潔で短いものであることがほとんどです。

ビジネスの場や会議などでも、だらだらと続くより話が短くまとまっている方が質も高く、集中力を途切れさせずに高いパフォーマンスを発揮しますよね。

短く的確に伝えられるよう意識しましょう。

ブログの書き方のコツ7.です/ます調でそろえる

文調を揃えることは、基本中の基本ではありますが重要です。

もしかしたら、小学生の読書感想文などでも言われた覚えがある人もいるかもしれませんね。

しかし、ブログとなると意外とこれが守られていない記事も見られます。

途中までは「です/ます」で書かれていたところ、途中からいきなり「なのだ」のように変わってしまうと、誰しも違和感を覚えますよね。

「当たり前すぎる」と思うかもしれませんが、このようなルールを軽んじている人ほど、細かい部分をおろそかにしがちです。

ベテランの方ほど細かいところまできちんと注意が行き届いています。

ブログ記事のジャンルにもよりますが、基本的には「です/ます」調が自然で親しみやすく、読みやすいのでおすすめです。

ブログの書き方のコツ8.小学生でも読めるように

ブログの内容が仮に非常に専門的なジャンルであったとしても、小学生でも理解できるほどかみ砕いて書くようにしましょう。

読み手は、悩みを解決するために検索をかけます。

それにもかかわらず、出てきた記事が理解に時間がかかるような難しい書き方であれば、悩みを素早く解決することはできません。

つまり、その記事は価値が低いと判断されてしまいます。

小学生に伝わるような書き方だと、幼稚に感じられてしまうのでは?と思うかもしれませんが、結局わかりやすい文章というのは難しい漢字や言い回しを使うのではなく、日常使っている言葉で伝えられるものです。

文章を短く簡潔にすることにも通じますが、どんなに高度な話であっても小学生に説明しているつもりで書いてみましょう。

ブログの書き方のコツ9.箇条書きを取り入れる

分かりやすい文章にするためには、箇条書きを取り入れることもポイントです。

要素がいくつかあるものを説明する場合、箇条書きにすることでまとまりがよく情報が入ってきやすくなります。

たとえば、準備編の例で取り上げたA子さんに掃除グッズを紹介する場合で見てみましょう。

【悪い例】この掃除グッズをおすすめする理由としては「価格が安いこと」「重さが軽いこと」「収納しやすいこと」が挙げられます。

【良い例】この掃除グッズをおすすめする理由としては、以下の3つが挙げられます。

  • 価格が安いこと
  • 重さが軽いこと
  • 収納しやすいこと

いかがでしょうか。

箇条書きをすることで、ぱっと見た印象も変わり、情報が入ってきやすくなったと思います。

取り入れられるところにはぜひ箇条書きを取り入れてみてください。

ブログの書き方のコツ10.図や写真・適度な装飾を入れる

冒頭の「読まれるブログの特徴」でもお伝えしましたが、図や適度な装飾を入れることで視覚的にストレスのない記事を作ることができます。

文字の羅列は単調でわかりにくく飽きやすくなってしまいます。

あまりに多すぎるとごちゃごちゃして読みにくくなってしまいますが、図解や太文字・カラー文字・下線などの適度な装飾は必ず使うようにしましょう。

また、一つの見出しにつき1枚程度、写真を入れるとよりきれいで見やすい記事にできるので、フリー写真などを活用して取り入れてみるのもおすすめです。

ブログの書き方のコツ11.時間を置いて読み直す

最後のポイントは、ズバリ書き上げた記事は時間を置いてから読み直すことです。

この「時間を置く」というのがポイントで、書いた直後は達成感などもあり間違いや不自然さに気づかないこともあります。

また、時間を置いてフラットな状態で読み返すことで改善点を見つけられたり、客観的に記事を読むことができます。

また、記事を書く際はパソコンで書く方が多いかもしれませんが、実際の読み手はスマホで読むことも多いです。

読み直す際は、スマホでも見てみて行間や装飾などがスマホでも違和感なく表示されているか確認するとより読み手にとって読みやすいブログとなるでしょう。

まとめ

今回は、これからブログを始めたい人が知っておくべき文章のコツ11選をご紹介しました。

今では質の高い記事を書いている人も、皆始めから上手く書けていたわけではありません。

取り入れられる部分を少しずつ積み重ねることで、着実に成長していきます。

また、1記事や2記事で諦めてしまわず、焦らずゆっくり習得していく姿勢も大切です。

是非繰り返し読んで、読者の悩みを解決できるすてきなブログを作っていきましょう!

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この記事の監修者

クリニックや転職など競合性の高いSEOで上位表示を獲得実績が多数。
インハウスSEO(内製化支援)を法人に展開しており、クリニックや人材業界などジャンルを横断してクライアントへSEOの組織構築を行っています。

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