ページランクを上げるには?内部対策・外部対策を徹底解説

監修者プロフィール

合同会社楽々Edit 代表 山本 伸弥(やまもと しんや)

新卒でSEOコンサルティング会社に入社し、SEOコンサルタントとして戦略立案から営業、コンテンツ制作まで幅広く従事した後に、合同会社楽々Editを創業し代表取締役に就任。 中小企業から東証プライム企業、ベストベンチャー100まで累計300社以上のSEO改善実績を持つ。 国内大手SEOマーケティング会社10社とデジタルマーケティングカンファレンスも主催している。

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「ウェブサイトの検索ランキングを上げたい」

「ページランクをどうやったら上げられるの?」

SEO対策をする上で気になるのが、サイトのページランクです。
ページランクを上げるためのSEO対策について詳しく知りたい方は多いでしょう。この記事では、ページランクについて基礎から説明し、ページランクを上げるためのSEO施策について説明します。この記事を読むと、ページランクを上げる方法が分かり、各記事の検索順位が上がるでしょう。 

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ページランクとは?基礎知識とSEOにおける重要性

ページランク

ページランクはSEO上大事な役割を果たしています。以下で、ページランクの概要とSEOでの重要性について詳しく説明します。

そもそもページランクの定義とは

ページランクとはウェブページの重要度を示す数値のことで、Googleの検索エンジンが検索ランキングを決める際の指標の1つとしているものです。0~10の数値で決められており、10に近いほどGoogleからの評価が高くなります。

2016年までは、ツールを使えばウェブページのページランクを数値で確認することができましたが、今では公表されていません。しかし、今でもGoogleの検索ランキング決定の際の指標として用いられています。

ページランクは、検索ランキングに関する指標なのでSEO施策上も重要ではあります。しかし、200以上あると言われているGoogleの検索アルゴリズム(ルール)の1つであることは知っておきましょう。

ページランクの仕組み

ページランクは、被リンクの数と質によって決定されます。被リンクとは、外部のウェブサイトからのリンクのことです。良質なサイトから多くのリンクを受けていれば、ページランクは上昇します。質の良い被リンクが多数あれば、優良なサイト・ページであると推定されるからです。

被リンクの数は多ければ多いほどいいわけではない点には気を付ける必要があります。評価の高くないサイトからの被リンクは、ページランク上昇には役立ちません。内容のない被リンク稼ぎのためだけのサイトからのリンクは、かえってマイナス評価につながることもあります。

ページランクを上昇させるためには、評価の高いサイトからの、より多くの被リンクが重要です。

ページランクは検索順位に影響を与える要因


「ページランクはGoogleが公表しなくなったのでもう役に立たない指標だ」という考えは間違いです。ページランクは今でもGoogleの検索アルゴリズムに取り入れられており、検索順位に影響を与える一因となっています。ページランクが高いと、検索上位に表示されやすくなるのは事実です。

SEO対策をする上でも、ページランクは重要です。より多くの良質なサイトからの被リンクを増やしていく方法は、現在でも外部対策(外部SEO)として重要性があります。ページランクが高いことは、SEOがうまくいっていることを示してもいます。

ただ、ページランクだけでは検索の順位は決まらず、あくまで1つの評価基準となっているに過ぎない点は理解しておくようにしましょう。

ページランクを確認する方法

ページランクは、現在Googleで調べることはできませんが、サードパーティーツールで確認できます。具体的には、MozやAhrefsなどのツールがページランクに似た評価・診断をしてくれます。とはいえ、公式の数値ではなく、信頼性は確保されていないので注意してください。あくまでページランクに似た指標を知ることができるだけです。

Mozが提供している無料診断の「Free SEO tools」では、ドメイン全体でのランクや上位ページのランクを調べられます。Ahrefsは有料でしか利用できません。Mozと同様、ドメインのランクとページ単位のランクをリサーチ可能です。

ページランクを上げるためのSEO対策

ページランク

ページランクを上げるために、具体的にはどのようなSEO対策が必要なのでしょうか。以下では、サイト内部のSEO施策である内部対策と、サイト外部からの被リンクを増やすSEO施策の外部対策とに分けて説明します。

内部対策

内部対策とは、SEO対策の一つで、ウェブサイト内部に施す対策のことです。本来ページランクは内部対策とは直接は関係ありませんが、現在では内部対策を講じてサイトのユーザビリティを上げることが被リンク増加・ページランク上昇につながると考えられています。

内部対策には、コンテンツSEOから表示速度改善まで様々な対策があるので、以下で順番に解説します。

質の高いコンテンツ作成

内部対策で近年最も重要視されているのが、コンテンツSEOです。質の高いコンテンツを作ることで、サイトでの評価が上がり検索順位・ページランクが上がります。近年はGoogleなどの検索エンジンはコンテンツの中身を重視しているからです。

具体的には、ユーザーが困っていること・知りたいことにきちんと解答を与えているか、という点が重要となります。関連する検索キーワードに対する答えも解説しているのが好ましいです。読者のニーズを掘り下げ、網羅的に解答を準備することが大切です。ユーザーのニーズに応えることが、最良のSEO対策と言えるでしょう。

内部リンク最適化

ページランクを上げるための内部対策として、内部リンクを最適化するという施策があります。内部リンクとは、ウェブページ内部の別のページに飛ぶためのリンクのことです。検索エンジンは、ページ内に設置されている内部リンクを辿り、つながり・関連性などを判断してサイトを評価しています。内部リンクも、ウェブサイト外への外部リンクと同様に、重要な評価基準です。

ページランクについては、内部リンクによって他ページにもランク評価が伝わっていく効果があるとされています。もちろん関連性が薄い内部リンクではマイナスとなってしまうこともあるので、しっかり関連があるページをリンクするようにしましょう。

サイト構造の改善

サイト構造を分かりやすく改善するとページランクが上がります。サイト構造は、ディレクトリ(階層)となっていますが、あまり深い階層になると、ユーザーにとっても検索エンジンにとっても分かりづらくなってしまいます。分かりやすいディレクトリを作っていくことが重要です。

具体的には、ディレクトリをできるだけ浅めに作り、構造がツリー状にきれいになるようにページを配置しましょう。URLに関しても「ドメイン/カテゴリー/ページの名前」などディレクトリを意識した設定とすることで、ユーザビリティが向上します。全ページにGoogleのロボットが巡回できるように、漏れのない構造を意識することも大切です。

モバイルフレンドリー化

モバイルフレンドリーとは、スマホ・携帯電話用にサイトの表示を整えて、モバイル端末からもアクセス・閲覧がしやすくすることです。近年では、モバイル端末でウェブサイトにアクセスするユーザーが圧倒的に多いため、スマホ表示に最適化されていないとユーザーが離れてしまいます。

モバイルフレンドリー化できているかどうかは、近年Googleが重要視している要素で、ページランクや検索順位を上げるための重要な指標です。Lighthouseで実施できます。Lighthouseでチェックして、モバイルフレンドリー化を進めましょう。

ページ速度の改善

ページランクを上げるためのSEO対策として、ページの表示速度を向上させる施策があります。ページの速度が遅いと、ユーザーの離脱率が増えて、それにより検索エンジンもマイナス評価を与えてしまいます。

具体的には、サーバーの性能をアップさせたり、キャッシュを作り表示速度を上げたりする方法があります。他には、画像ファイルを圧縮させる方法や、画像の遅延読み込みを実装するという方法もあります。GTmetrixでページ速度を測定できるので、活用して表示速度を改善していきましょう。

ページ表示を早くするためには、技術的・専門的な知識も必要となるので、専門家に依頼するのがおすすめです。

外部対策

外部対策とは、ウェブサイトの外部に向けて行うSEO施策のことです。具体的には、シェアしてもらって被リンクを増やすなどの方策があります。外部対策がうまくいけば、被リンクが増加し、ページランクも向上する仕組みです。

以下では、外部対策について簡単に解説します。

被リンク獲得

外部対策の要は、外部サイトからの良質な被リンクを獲得することです。ページランクが高い優良サイトからリンクを飛ばしてもらえれば、ページランクが上がっていき、検索順位も上がります。

大切なのは、優良のサイトからの被リンクを獲得しなければならないという点です。量産した中身の薄いサイトからの被リンクを飛ばしてもらっても、ページランクは上がらないうえに、かえって評価が下がってしまうこともあります。

良質な被リンクを増やすためには、コンテンツの中身を良いものにしなければなりません。また、ユーザーがリンクしたいと思うような分かりやすいサイトである必要もあります。近年の外部対策は、内部対策とやるべきことは似ています。ユーザビリティを重視するようにしましょう。

ソーシャルメディア活用

優良な被リンクを獲得するためには、ソーシャルメディアを活用するのが効果的です。分かりやすく情報量もしっかりとした満足度の高いサイト・ページを心がけると、自然とSNSによる拡散が増えます。たくさんのユーザーの目に留まることで、他サイトからの被リンクも自然に増加し、ページランクが向上します。

ソーシャルメディアで拡散されやすい記事にするためには、分かりやすいシンプルな文章を心がけて、キャッチーで広めたくなるタイトルをつけるなどの施策が有効です。アイキャッチ画像の質も大事になってきます。SNSの共有ボタンを記事の最初や最後に設置することも必要です。

ソーシャルメディア対策は、コンテンツを大事にするコンテンツSEOの知識・実践が重要となります。

ページランク向上における注意点

ページランク

ページランクを向上させようとする際、間違えたSEO対策をしてしまうとかえってマイナスとなってしまうことがあります。以下では、ページランクを上げる際の注意点について解説します。

ブラックハットSEOを回避する

ページランクを上げようとする際には、ブラックハットSEOになってしまわないように注意する必要があります。ブラックハットSEOとは、質の低いコンテンツの順位を不正に上げようとする施策のことです。かつては検索エンジンの穴をついて検索順位やページランクを上げるという手法がまかり通っていました。

現在では、各種のブラックハットSEOを見抜く仕組みが出来上がっています。ブラックハットSEOで順位を上げようとすると、逆にマイナス評価がなされて、最悪の場合検索ページからサイトが削除されてしまうこともあります。

中身のないサイトを量産して被リンクを大量に獲得したり、キーワードが不自然に並べられたコンテンツを作ったりするのは、ブラックハットSEOの手法です。SEO対策は重要ですが、ブラックハットSEOになってしまわないようにしましょう。

Googleによるアップデートの最新情報確認

Googleによるアップデートについては、最新情報を常にチェックするようにしましょう。Googleは、常に検索アルゴリズム(順位付け評価のルール)を新しくしています。古い情報のままであれば、ページランクを上げるどころか下げてしまうこともあります。たとえば、パンダアップデートと言われる2011年の大規模な更新は、コンテンツの質が低いサイトの順位を下げるためのアップデートです。

ペンギンアップデートは、2012年に行われた被リンクに関する順位付けのアップデートです。パンダやペンギン以外にも、検索順位に関するアルゴリズムは常時更新されています。

Googleのアップデートについての最新情報は、常にチェックしておきましょう。

ユーザーファーストな考え方を心がける

ページランクを向上させるためには、ユーザーを第一に考えた改善・施策を行うようにしましょう。Googleなどの検索エンジンが求めているのは、結局のところユーザーが満足するコンテンツだからです。ユーザビリティが低いサイトの評価は下がり、ユーザーニーズにしっかり応えているサイトの評価は上がります。

検索エンジンのアルゴリズムや被リンク獲得は重要ですが、ユーザーのことをおろそかにしてしまうとSEO施策も効果を十分には発揮できません。ユーザーを満足させれば、ページランクなども上がっていくと考えることで、質の良いサイトを目指していけます。ユーザーファーストな考えを持って、施策・コンテンツ作成を行っていきましょう。

まとめ

ページランクを向上させるためには、様々なSEO施策が有効だということを説明しました。しかし、ページランク向上ばかりを考えて安易に被リンクを増やそうとすると、ブラックハットSEOとなりマイナス評価となってしまうこともあります。
ブラックハットSEOとならないように、200以上あると言われるGoogleの検索アルゴリズムに適したサイト・コンテンツを作っていくことが大切です。しかし、素人では効果的なSEO施策を講じていくことは難しいのが現状です。月10万円から依頼できる運用代行業者の楽々Editに頼ってみるのも一つの選択肢でしょう。

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この記事の監修者

クリニックや転職など競合性の高いSEOで上位表示を獲得実績が多数。
インハウスSEO(内製化支援)を法人に展開しており、クリニックや人材業界などジャンルを横断してクライアントへSEOの組織構築を行っています。

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