「SEO対策で何から確認すればいいか分からない」「自社サイトに抜け漏れがないか一度点検したい」と考えているWeb担当者の方は多いのではないでしょうか。
SEOの確認項目は、インデックスやタグ、コンテンツ、表示速度など多岐にわたります。思いついた順に対応するのではなく、チェックリストで全体を把握し、影響の大きい項目から順に直すことが成果への近道です。
本記事では、SEO対策で確認すべき35項目を7つのカテゴリに分けて、それぞれの確認方法と直し方を解説します。チェックの前に準備することや、優先順位の付け方もあわせて紹介します。
まずは記事全体の要点をまとめました。気になる項目をクリックすると、該当する見出しに移動します。
| 確認したいポイント | 結論 | 詳細 |
|---|---|---|
| チェックの前に準備することは? | 目的・キーワード・計測環境を決める | SEOで達成したい成果と狙うキーワードを決め、Search ConsoleとGA4を設定してから点検を始めます。 |
| インデックスで確認する項目は? | 検索結果に載る状態かを最初に確認 | インデックス登録の状況、noindex、robots.txt、XMLサイトマップ、URLの正規化を確認します。 |
| キーワードで確認する項目は? | 1ページ1テーマで検索意図に合わせる | 狙うキーワードと検索意図、上位ページとの差、ページ同士の競合、成果との関係を確認します。 |
| コンテンツで確認する項目は? | 独自性と信頼性が伝わるかを確認 | 結論の分かりやすさ、一次情報、著者や運営者の情報、出典と更新日、読みやすさを確認します。 |
| タグで確認する項目は? | title・見出し・altを正しく設定する | titleと説明文、見出しの階層、画像の代替テキスト、URL、構造化データの設定を確認します。 |
| 内部リンクで確認する項目は? | 関連するページ同士を適切につなぐ | 関連ページへのリンク、アンカーテキスト、パンくずリスト、孤立ページ、リンク切れを確認します。 |
| 表示速度やモバイルの確認項目は? | Core Web Vitalsとスマホ表示を確認 | 表示速度の指標、画像の容量、スマホでの見やすさ、HTTPS化、広告やポップアップを確認します。 |
| 公開後に確認する項目は? | 順位・CTR・成果を定期的に見直す | 検索順位とクリック率、問い合わせへの貢献、記事のリライト、被リンクとAI経由の流入を確認します。 |
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SEOチェックリストを使う前に準備すること
チェックリストの項目を確認する前に、SEOで何を達成したいのかと、結果を測る環境を整えておきましょう。目的が決まっていないと、どの項目を優先すべきか判断できません。
ここでは、点検を始める前に準備しておきたい3つのことを紹介します。
SEOの目的と狙うキーワードを決める
最初に、問い合わせを増やしたいのか、資料請求や購入を増やしたいのかなど、SEOで達成したい成果を決めます。目的によって、狙うべきキーワードや強化すべきページが変わるためです。
目的が決まったら、自社の顧客が検索しそうなキーワードを洗い出し、どのページで上位を目指すかを整理します。この対応表があると、後のチェックで「このページは何のキーワードで評価されたいのか」を判断しやすくなります。
Search ConsoleとGA4を設定する
SEOの状態を正しく確認するには、Google Search ConsoleとGoogleアナリティクス4(GA4)の設定が欠かせません。Search Consoleでは検索結果での表示回数やクリック数、インデックスの状況を、GA4ではサイト内での行動や問い合わせの数を確認できます。
設定したばかりの場合は、データが十分にたまるまで数週間ほど待ってから傾向を判断しましょう。改善の前後を比べられるよう、点検を始めた時点の数値を記録しておくことも大切です。
チェックの優先順位を決めておく
すべての項目を一度に直す必要はありません。検索結果に表示されない原因になる項目から先に対応するのが基本です。インデックスに問題があると、どれだけ記事の質を上げても評価されません。
目安として、インデックスの確認、キーワードと検索意図の確認、タグの設定、コンテンツの改善、内部リンクや表示速度の改善という順に進めると効率的です。Googleも、検索結果に表示されるための技術要件、避けるべき行為をまとめたスパムに関するポリシー、推奨される取り組みを公開しているため、点検の土台として目を通しておきましょう。
参照:Google 検索の基本事項|Google 検索セントラル
項目の確認には、無料で使える診断ツールも役立ちます。ツールの種類や選び方は、次の記事で紹介しています。
関連記事:SEO内部対策チェックツールとは?無料・有料のおすすめツールと活用法を解説
インデックス・クロールのチェック項目(5項目)
最初に確認したいのは、ページが検索エンジンに見つけられ、検索結果に表示できる状態になっているかです。ここに問題があると、他の対策の効果がすべて出なくなります。
1. 重要なページがインデックスされているか
Search Consoleの「ページのインデックス登録」レポートと「URL検査」ツールで、上位表示を狙うページがインデックスされているかを確認します。「クロール済み – インデックス未登録」などの状態になっているページは、原因を調べて対処が必要です。
新しく公開したページは、URL検査ツールからインデックス登録をリクエストすることもできます。インデックスされない原因と対処法は、次の記事で解説しています。
関連記事:Googleにインデックスされない原因は?確認方法と今すぐできる対策をわかりやすく解説
2. noindexが誤って設定されていないか
サイトのリニューアルやテスト環境からの移行の際に、検索結果に表示させないためのnoindexが残ったままになっていることがあります。表示させたいページのHTMLに、noindexの記述がないかを確認しましょう。
WordPressの場合は、管理画面の「表示設定」で、検索エンジンにインデックスさせない設定が有効になっていないかもあわせて確認します。サイト全体が検索結果から消える原因になるため、公開直後には必ず見ておきたい項目です。
3. robots.txtで必要なページをブロックしていないか
robots.txtは、検索エンジンのクローラーに巡回してほしくない場所を伝えるファイルです。記述を誤ると、重要なページや、ページの表示に必要なCSS、JavaScriptまでクロールされなくなります。
robots.txtはクロールを制御するもので、インデックスを防ぐ仕組みではない点にも注意が必要です。検索結果から外したいページはnoindexを使い、robots.txtではブロックしないようにします。
4. XMLサイトマップを送信しているか
XMLサイトマップは、サイト内のページの一覧を検索エンジンに伝えるファイルです。作成したサイトマップをSearch Consoleから送信し、エラーが出ていないかを確認しましょう。
サイトマップには、インデックスさせたいページだけを含めます。noindexを設定したページやリダイレクトしているURLが含まれている場合は、整理しておきます。
5. URLの正規化とリダイレクトが適切か
「https」と「http」、「www」の有無などで、同じ内容のページが複数のURLで表示される状態は、評価が分散する原因になります。canonicalタグで正規のURLを示し、不要なURLは301リダイレクトで正規のURLに転送しましょう。
内容がほぼ同じページが複数ある場合の考え方と直し方は、次の記事で解説しています。
関連記事:重複コンテンツの対策方法とは?SEOへの影響とチェック方法・正しい直し方を解説
キーワード・検索意図のチェック項目(5項目)
コンテンツを評価してもらうには、狙うキーワードと、検索する人が知りたいことに合った内容になっているかを確認する必要があります。ページごとに次の5項目を点検しましょう。
6. 1ページで狙うキーワードが明確か
1つのページで多くのテーマを扱うと、何について書かれたページなのかが、検索エンジンにも読者にも伝わりにくくなります。ページごとに、上位表示を狙うメインのキーワードを1つ決めておきましょう。
関連する語句や言い換えは、メインのキーワードを補う形で自然に盛り込みます。同じ語句を不自然に繰り返す必要はありません。
7. 検索意図に合った内容になっているか
同じキーワードでも、検索する人が求めているのは「意味を知りたい」「比較したい」「依頼先を探したい」などさまざまです。実際に検索して上位のページを見ると、どのような内容が求められているのかが分かります。
自社のページが、上位のページと同じ種類の疑問に答えているかを確認しましょう。検索意図の分類と調べ方は、次の記事で解説しています。
関連記事:検索意図の分析方法とは?4つの分類と調べ方・SEOへの活用手順を解説
8. 上位ページと比べて不足している情報がないか
上位のページに共通して書かれている内容が自社のページに欠けていると、読者の疑問に十分に答えられていないと判断される可能性があります。上位5〜10ページの見出しを比べ、不足している情報を洗い出しましょう。
上位のページをまねるだけでは差別化できないため、不足分を補ったうえで、自社ならではの情報を加えることが大切です。
9. 同じキーワードで複数のページが競合していないか
似たテーマの記事が複数あると、検索エンジンがどのページを評価すべきか判断できず、順位が安定しないことがあります。この状態をキーワードカニバリゼーションと呼びます。
Search Consoleの検索パフォーマンスで、同じキーワードで複数のページが表示されていないかを確認しましょう。見つけた場合は、記事の統合や役割の整理を検討します。具体的な見つけ方と対策は、次の記事で解説しています。
関連記事:キーワードカニバリゼーションとは?特定方法や有効な対策を紹介!
10. 事業の成果につながるキーワードを選んでいるか
検索数が多いキーワードでも、自社の商品やサービスに関心のない人ばかりが訪れるのでは成果につながりません。キーワードごとに、問い合わせや購入に近い検索かどうかを確認しましょう。
「料金」「比較」「おすすめ」などを含む検索は、依頼や購入を検討している人が使うことが多い傾向があります。こうしたキーワードを狙うページには、問い合わせへの導線を用意しておきます。
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コンテンツ品質のチェック項目(5項目)
Googleは、検索する人の役に立つ、信頼できるコンテンツを評価する方針を示しています。経験、専門性、権威性、信頼性を表すE-E-A-Tの観点も踏まえて、記事の中身を点検しましょう。
11. 冒頭で結論が分かるか
読者は、知りたい答えがすぐに見つからないと、ページを離れてしまいます。リード文や各見出しの冒頭で、結論や要点を先に伝えているかを確認しましょう。
結論の後に理由や具体例を続ける構成にすると、読者が必要な情報を見つけやすくなります。検索結果やAIの回答でも、要点が明確な文章は内容を読み取られやすくなります。
12. 独自の経験や一次情報が含まれているか
他のサイトと同じ情報をまとめただけの記事は、読者にとって読む理由が少なく、評価されにくい傾向があります。自社の実績や事例、独自の調査結果、担当者の経験など、自社だからこそ書ける情報が入っているかを確認しましょう。
生成AIで下書きを作成した場合も、人が内容を確認し、独自の情報を加えてから公開することが大切です。
13. 著者や運営者の情報が分かるか
誰が書いた情報なのかが分からないと、読者は内容を信頼してよいか判断できません。記事に著者や監修者の名前と経歴を載せ、運営会社の情報や問い合わせ先が確認できる状態にしておきましょう。
医療やお金、法律など、人の健康や生活に大きく関わるテーマでは、特に専門家による執筆や監修が重視されます。
14. 情報の出典と更新日が明記されているか
統計データや制度の説明には、公的機関や信頼できる情報源へのリンクを添えておきます。根拠が示されていると、読者が情報を確かめられるため、記事への信頼が高まります。
公開日や更新日を記載し、古くなった数値や制度の情報が残っていないかも定期的に確認しましょう。
15. 読みやすい構成と表現になっているか
長い文章が続くと、スマートフォンでは特に読みにくくなります。適度に改行を入れ、箇条書きや表を使って情報を整理しているかを確認しましょう。
専門用語には説明を添え、一文を短くまとめることも大切です。見出しを読むだけで記事の流れが分かる構成になっているかもあわせて点検します。構成の作り方は、次の記事で解説しています。
関連記事:SEO記事構成の作り方とは?検索上位を獲得する構成案の手順とテンプレートを解説
タグ・ページ構造のチェック項目(5項目)
HTMLのタグは、ページの内容を検索エンジンに正しく伝えるための情報です。設定が抜けていたり誤っていたりすると、内容がよくても評価されにくくなります。
16. titleタグにキーワードが入っているか
titleタグは、検索結果にページのタイトルとして表示される重要な要素です。狙うキーワードを含め、ページの内容が一目で分かるタイトルになっているかを確認しましょう。
検索結果では長いタイトルが途中で省略されるため、重要な語句はできるだけ前半に置きます。サイト内で同じタイトルのページが複数ないかもあわせて確認しましょう。キーワードを入れる位置や数の考え方は、次の記事で解説しています。
関連記事:SEOキーワードの入れ方とは?効果的なキーワード設定のコツとSEOの関係性
17. meta descriptionが設定されているか
meta descriptionは、検索結果でタイトルの下に表示される説明文の候補になります。順位を直接上げる要素ではありませんが、クリックされるかどうかに影響します。
ページの内容を正確に要約し、読むことで得られることが伝わる文章になっているかを確認しましょう。Googleが説明文を書き換えて表示することもあるため、本文の冒頭も分かりやすく書いておくことが大切です。
18. 見出しタグの階層が正しいか
見出しタグは、H1を大見出し、H2を中見出し、H3を小見出しとして、順番に使うのが基本です。H1はページの主題を表す見出しとして1つにし、H2の下にH3を置く形で階層を整えましょう。
文字を大きくしたいという理由だけで見出しタグを使うと、文章の構造が伝わりにくくなります。見た目の調整はCSSで行います。
19. 画像に代替テキストが設定されているか
画像のalt属性は、画像の内容を検索エンジンや音声読み上げの利用者に伝えるテキストです。何が写っているのかが分かる説明を、簡潔に入れておきましょう。
装飾のための画像には、説明を入れる必要はありません。キーワードを詰め込むのではなく、画像の内容をそのまま説明することが大切です。
20. URLと構造化データが適切か
URLは、ページの内容が推測できる短い英単語で設定するのが基本です。公開後にURLを変更すると評価が引き継がれにくくなるため、変更する場合は必ず301リダイレクトを設定します。
構造化データは、記事やパンくずリスト、店舗の情報などを検索エンジンに伝える記述です。Googleのリッチリザルトテストでエラーがないかを確認しましょう。FAQのリッチリザルトはGoogleの検索結果で表示されなくなっているため、表示を目的に設定していた場合は扱いを見直します。
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内部リンク・サイト構造のチェック項目(5項目)
内部リンクは、検索エンジンがサイト内のページを見つけ、ページ同士の関係を理解する手がかりになります。読者が関連する情報にたどり着きやすくなるため、回遊や問い合わせにも影響します。
21. 関連するページ同士がリンクでつながっているか
同じテーマを扱う記事同士や、記事からサービスページへのリンクが設定されているかを確認しましょう。関連性の高いページをつなぐことで、サイト全体のテーマが伝わりやすくなります。
記事を新しく公開したときは、既存の関連記事からもリンクを追加しておくと、新しいページが見つけられやすくなります。
22. アンカーテキストが内容を表しているか
リンクを設定する文字列であるアンカーテキストは、リンク先のページに何が書かれているかを伝える役割があります。「こちら」「詳しくはこちら」だけでは、リンク先の内容が伝わりません。
リンク先のページのテーマが分かる語句をアンカーテキストに使いましょう。書き方の例と注意点は、次の記事で解説しています。
関連記事:アンカーテキストとは?SEO効果と正しい書き方・注意点を例つきで解説
23. パンくずリストが設置されているか
パンくずリストは、ページがサイト内のどの階層にあるかを示すナビゲーションです。読者が上の階層に戻りやすくなるほか、検索エンジンがサイトの構造を理解する助けにもなります。
設置している場合は、階層が実際のサイト構造と合っているか、構造化データでマークアップされているかも確認しましょう。
24. どこからもリンクされていない孤立ページがないか
サイトマップには載っていても、サイト内のどのページからもリンクされていないページは、検索エンジンに見つけられにくく、重要度も伝わりにくくなります。読者もたどり着けないため、せっかくの記事が活かされません。
重要なページほど、トップページやカテゴリページなど、多くのページから少ないクリック数でたどり着けるようにしておきましょう。
25. リンク切れがないか
削除したページや、URLを変更したページへのリンクが残っていると、読者がエラーページにたどり着き、使い勝手が悪くなります。Search Consoleで「見つかりませんでした(404)」と表示されているURLを確認し、リンクを修正しましょう。
外部サイトへのリンクも、相手のページがなくなっていることがあります。リンク切れを調べるツールを使い、定期的に確認すると効率的です。
表示速度・モバイル・セキュリティのチェック項目(5項目)
ページの表示が遅い、スマートフォンで見にくいといった問題は、読者の離脱を招き、検索での評価にも影響します。技術的な項目ですが、無料のツールで状態を確認できます。
26. Core Web Vitalsの基準を満たしているか
Core Web Vitalsは、ページの読み込み速度、操作への反応の速さ、表示の安定性を測るGoogleの指標です。Googleは、LCPが2.5秒以内、INPが200ミリ秒未満、CLSが0.1未満を「良好」の目安としています。
Search Consoleの「ウェブに関する主な指標」レポートや、PageSpeed Insightsで現状を確認しましょう。基準を下回るページが多い場合は、表示速度の改善を優先します。
参照:Core Web Vitals と Google 検索の検索結果について|Google 検索セントラル
27. 画像の容量が大きすぎないか
表示速度が遅くなる原因として多いのが、サイズの大きい画像をそのまま掲載しているケースです。表示する大きさに合わせて画像を縮小し、WebPなどの軽い形式に変換して容量を抑えましょう。
ページの下の方にある画像は、画面に近づいてから読み込む遅延読み込みを設定するのも有効です。表示が遅くなる原因と調べ方は、次の記事で解説しています。
関連記事:サイトが重い原因とは?表示速度が遅くなる9つの要因と調べ方・改善方法を解説
28. スマートフォンで見やすく操作しやすいか
Googleは、主にスマートフォン向けのページの内容をもとに評価しています。実際にスマートフォンでページを開き、文字の大きさやボタンの押しやすさ、表の表示崩れがないかを確認しましょう。
パソコン向けのページにしかない情報があると、その内容は評価の対象になりにくくなります。スマートフォンでも同じ情報を確認できるようにしておきます。
29. サイト全体がHTTPS化されているか
HTTPSは、サイトとの通信を暗号化する仕組みです。ブラウザに「保護されていない通信」と表示されるサイトは、読者に不安を与え、問い合わせを避けられる原因にもなります。
サイト全体がHTTPSで表示されるか、HTTPのURLにアクセスした場合にHTTPSへ転送されるかを確認しましょう。ページ内の画像などが、HTTPのまま読み込まれていないかもあわせて点検します。
30. 邪魔な広告やポップアップがないか
ページを開いた直後に本文を覆うポップアップや広告が表示されると、読者は内容を読む前に離脱してしまいます。スマートフォンでは特に画面が小さいため、影響が大きくなります。
キャンペーンの告知などを表示する場合は、本文を読む邪魔にならない大きさや表示のタイミングになっているかを確認しましょう。
公開後に定期的に確認するチェック項目(5項目)
SEOは、ページを公開して終わりではありません。公開後の数値を確認し、改善を続けることで成果が積み上がります。月に1回程度を目安に、次の5項目を確認しましょう。
31. 検索順位と表示回数が伸びているか
Search Consoleの検索パフォーマンスで、狙うキーワードの平均掲載順位と表示回数の推移を確認します。順位が下がっているページや、表示回数が伸びないページは、改善の優先候補です。
検索順位は日によって変動するため、1日の数値ではなく、数週間から数か月の傾向で判断しましょう。
32. クリック率が低いページがないか
表示回数は多いのにクリック率が低いページは、タイトルや説明文に改善の余地があります。検索結果で、読者が求める答えがありそうだと感じられる表現になっているかを見直しましょう。
順位ごとの平均的なクリック率と改善方法は、次の記事で解説しています。
関連記事:SEO対策におけるクリック率(CTR)とは?検索順位別の平均値と改善方法を解説
33. 問い合わせや成果につながっているか
検索からの訪問が増えても、問い合わせや資料請求につながっていなければ、事業の成果にはなりません。GA4で、検索から訪れた人がどのページを経由して問い合わせに至っているかを確認しましょう。
訪問は多いのに成果につながらないページは、問い合わせへのリンクの位置や文言、ページの内容と案内しているサービスの関係を見直します。
34. 古くなった記事をリライトしているか
公開から時間がたった記事は、情報が古くなったり、競合の記事に内容で追い越されたりすることがあります。順位が下がった記事や、内容が古くなった記事を定期的に洗い出し、情報を更新しましょう。
リライトする記事の選び方と手順は、次の記事で解説しています。
関連記事:SEOリライトのやり方とは?記事の選び方から改善手順・効果測定まで解説
35. 被リンクとAI経由の流入を確認しているか
外部のサイトからのリンクは、サイトの信頼性を判断する材料の1つです。Search Consoleの「リンク」レポートで、どのサイトからリンクされているかを確認し、不自然なリンクが急に増えていないかを点検しましょう。調べ方は、次の記事で解説しています。
関連記事:被リンクの調べ方とは?Search Consoleと無料ツールでの確認方法・質の見極め方を解説
最近は、ChatGPTなどの生成AIの回答からサイトを訪れる人も増えています。GA4の参照元でAIサービスからの流入を確認しておくと、検索とAIの両方での評価の変化を把握できます。
| \ 公開後の改善を続けられていますか? / ・順位やクリック率を確認しても、次に何をすべきか分からない・リライトする記事の優先順位を決められない・改善の成果を問い合わせまでつなげたい 楽々Editの無料SEO診断では、検索順位やクリック率、競合の状況をもとに、成果につながる改善の進め方をレポートでお伝えします。 ≫ 無料SEO診断を申し込む |
まとめ
SEO対策のチェックリストは、検索結果に表示されない原因になる項目から順に確認することが大切です。まずは目的とキーワードを決め、Search ConsoleとGA4を設定してから点検を始めましょう。
確認する項目は、インデックス、キーワードと検索意図、コンテンツの品質、タグ、内部リンク、表示速度とモバイル対応、公開後の数値の7つのカテゴリに分けられます。本記事の35項目を使って現状を把握し、影響の大きい項目から改善を進めてください。
SEOは一度の点検で終わるものではありません。公開後も定期的にチェックリストで見直し、順位やクリック率だけでなく問い合わせまで含めた成果を確認しながら、改善を続けていきましょう。
| \ 成果につながるSEOを一緒に進めませんか? / 楽々Editでは、サイトの点検から改善の優先順位づけ、記事制作、公開後の効果測定まで、問い合わせや売上につながるSEOを一貫して支援しています。 ≫ SEOコンサルティングの詳細を見る |