オウンドメディアの集客にSNSが必要な7つの理由!具体的な活用方法と企業事例を紹介!

オウンドメディアの集客で効果的なSNSは?
どのSNSを使えばユーザーに効果的か分からないSEO対策で上位検索するのはライバルが多くてきびしい

このような悩みを抱えていませんか?

オウンドメディアで集客をするためには、SEO対策をしてコンテンツを上位表示させる必要があります。

しかし、最近では大手企業や競合サイトも増えているので、SEOでライバルからマウントを取るのは至難のわざ。

そんなオウンドメディアの集客で悩んでいる人向けに、以下の3点にしぼって解説していきます。

  1. オウンドメディアの集客にSNSが必要な7つの理由
  2. SNSの具体的な活用方法
  3. 成功しているオウンドメディアの事例紹介

この記事を読むメリット

  • SEO以外の集客が期待できる
  • SNSを活用することで集客が増加。結果としてオウンドメディアの収益化につながる
  • 競合サイトの成功事例を理解できる

SNSを効果的に活用して集客を伸ばしている企業の実例も紹介します。この記事を読めば、オウンドメディアの集客数が伸びること間違いなしです!

ぜひ最後までお付き合いください。

クリックできる目次

オウンドメディアの集客にSNSが必要な7つの理由

オウンドメディアの集客にはSNSが必要です。なぜなら、SNSをうまく活用することでGoogleなどの検索エンジンを使わずに集客ができるからです。

具体的には、FacebookやTwitterといった主要なSNSを使って、自社サイトやブログをPRしていきます。

でも、なぜSNSを使うと集客ができるの?

こういった意見もありますよね。

この質問にお答えするために、SNSが必要な理由を7つに分けて説明します。

購買行動モデルが変化しているから

ユーザーが商品を認知してから、実際に購入するまでのプロセスを「購買行動モデル」とよんでいます。

一番古くからある購買行動モデルは、「AIDA(アイダ)」と名付けられ、4つのプロセスでモデル化しています。

AIDAの4つのプロセス

  1. Attention(認知)
  2. Interest  (関心)
  3. Desire    (欲求)
  4. Action    (行動)

インターネットが普及する前は、上記4つのプロセスを経て商品やサービスを購入していました。

そして、SNS時代に入り購買行動モデルは「AIDA」から「VISAS」に変化し、プロセスがより複雑になりました。

VISAS(ヴィサス)の5つのプロセス

  1. Viral    (口コミ)
  2. Influence  (影響)
  3. Sympathy(共感)
  4. Action   (行動)
  5. Share    (共有)

SNS時代の購買行動は影響と共感を経て購入するモデルです。その理由は、商品を紹介する人に影響され、共感した後に購入したいと感じるからです。

たとえば、インフルエンサーがTwitterで乾燥肌に効果的なボディクリームを紹介したとします。インフルエンサーのフォロワーは、そのツイートを見て「乾燥肌」に悩みがあると共感します。

そして、インフルエンサーも使っていることに影響を受けて、ボディクリームを購入しました。

このように、ユーザーの購買プロセスである「影響」と「共感」。2つの観点から考えても、SNSが重要な役割を担っているといえます。

新規のオウンドメディアでも流入が見込める

SNSをうまく活用することで、新規のオウンドメディアでもユーザーを流入させることができます。

なぜかというと、SEO対策で検索上位されなくてもSNSから直接誘導できるからです。

オウンドメディアでコンテンツ制作すると、検索エンジンに表示されるまで2〜3か月程度かかってしまいます。

自社サイトやブログを作っていくことは、長期的に見れば収益化の可能性があります。ただし、短期的な結果は見込めず、競合サイトに勝てないかもしれません。

以上のことから、SEO対策をしながらSNSも積極的に活用していきましょう。そうすれば、新規のオウンドメディアでも短期間で成果をあげる可能性は十分ありえます。

新しい情報をいつでもすばやくユーザーに発信できる

SNSを使えば、多くの人に新しい情報を発信することができます。SNSは拡散力が高いので、企業の強みを最大限にアピールすることも可能でしょう。

具体例をあげれば、自社で制作した商品やサービス・キャンペーンなどをTwitterで宣伝します。

こちらのツイートを見たフォロワーが情報を拡散し、それがきっかけで多くの人がキャンペーンに参加してくれました。

SNSは新しい情報をすばやく届けることができるので、自社の強みをユーザーに発信していきましょう。

見込み顧客や潜在顧客ともつながれる

オウンドメディアだけの運営だけでは、見込み顧客や潜在顧客とつながることは難しいです。その理由は、上記の顧客はまだこちら側に興味をもっていないからです。

ですが、SNSは対象者を選ばずに発信できるメリットがあります。ですので見込み顧客や潜在顧客へのアプローチも可能です。

どのような発信でユーザーがどんなリアクションをしたのか分析することができるため、次の戦略にも活かすことができるでしょう。

Googleからの評価を上げる効果もある

SNSを活用することで、Googleからの評価を上げる効果もあります。SNSを使って情報を拡散すれば、多くのユーザーに有益な情報を届けることができるからです。

たとえば、自分のコンテンツが多くのユーザーからTwitterで紹介されました。紹介してくれたユーザーから被リンクがもらえたので、さらに多くのユーザーがコンテンツを見にきてくれました。

結果としてGoogleが重要視している「ユーザーファースト」を実現しているため、Googleからの高評価も期待できるでしょう。

Googleアルゴリズムの影響を受けづらい

SNSを使った集客は、Googleアルゴリズムの影響を受けづらいメリットがあります。なぜならば、SNSの場合はそれぞれ決められたアルゴリズムがあるからです。

反対にGoogleではアルゴリズムの変更で上位表示されていたコンテンツが下位表示に下がることもあります。

このようなことが起きると企業としては大ダメージです。しかし、SNSを育てておけばGoogle以外からの集客が見込めます。これはとても大きなメリットといえるでしょう。

ユーザーの声を聴いて、コンテンツ制作に活かせる

オウンドメディアの場合、デメリットとして、サイトに訪れたユーザーにしか発信できない点があげられます。アンケートを設けても限定的な回答しか得られません。

よって、どうしてもユーザーの声が偏ってしまいます。

その点、SNSであれば「ユーザーの生の声」を集めることが可能。匿名やニックネームでも回答できるので、厳しい意見も書きやすいのはユーザーにとってもメリットになるでしょう。

以上のことから、SNSを使うことで、よいコンテンツ制作に活かすことができるといえます。

4大主要SNSの特徴と活用ポイント

オウンドメディアと相性のよいSNSは以下の4つ。それぞれ特徴と活用ポイントを紹介していきます。

Facebook

世界ナンバーワンのユーザー数を誇るFacebook。日本でも2,600万人と多くのユーザーが登録しています。

FacebookはTwitterやInstagramのような若いユーザーがいるSNSと比べると年齢層は高めです。ですので、ビジネスをメインで使われることが多いでしょう。

Facebookを使うメリットは3点あります。

  1. ユーザー情報が豊富
  2. ターゲットがしぼりやすい
  3. 実名登録が必要なので適当なユーザは対象外となる

Facebook活用ポイント

Facebookの活用ポイントは、企業のマーケティングで力を発揮します。

なぜなら、登録には実名はもちろん、生年月日や電話番号などの個人情報が必要なので、企業がマーケティングするには優秀なツールになるからです。

具体的には、Facebook上で企業広告をターゲットに向けて配信します。ターゲットはFacebook上に登録されている詳細なデータを元に選んでいるため、適当に配信するより効果が期待できるでしょう。

 Twitter

140文字という決められた枠で文章を作成し、共有することができるのがTwitter。日本ではFacebookよりも多く利用者はなんと4,500万人にのぼります。

Twitterの特徴としては「リツイート機能」があります。

このリツイート機能を使うことで他のSNSにはできない「すばやい拡散性」が期待できるでしょう。SNSを使ってオウンドメディアに集客させるためには、ユーザーからの拡散が必要です。

ですので、最近ではTwitterをはじめる企業が増加しています。

Twitterを使うメリットは4点あります。

  1. 興味・関心が似ているユーザーに届きやすい
  2. リツイート機能による拡散の高さ
  3. ユーザーが4,500万人以上と豊富なターゲット
  4. 若年層のユーザーが多いため、流行をタイムリーにキャッチできる

Twitter活用ポイント

Twitterの活用ポイントは、文章や画像などを使った商品・サービスの紹介です。その理由としては、Twitterの強みである拡散力を使えば、自社サービスを多くのユーザーに届けることができるからです。

具体的には、10代をターゲットにした自社ブランドの商品を大々的に売り出すとしましょう。そこでTwitterでキャンペーン情報を配信します。

そのキャンペーン情報を見たユーザーから拡散がはじまり10代〜20代から注文が殺到しました。

このように、Twitterの拡散力を効果的に活用すれば、商品・サービスの売り上げや集客アップにつなげることができるのです。

Instagram

年々ユーザー数を伸ばしているInstagram。2021年には3,400万人まで到達し、まだまだ拡大していく可能性があります。

Instagramが他のSNSと違う点は、画像や動画による配信ができること。紹介したい情報を画像や動画を使って発信できるので、文字よりもイメージしやすいメリットがあります。

Instagramを使うメリットは2点あります。

  1. 画像や動画からユーザーに向けて商品・サービスを発信できる
  2. 若年層のユーザーが多いため、流行をタイムリーにキャッチできる

Instagram活用ポイント

Instagramの活用ポイントは、視覚的な情報が中心のSNSのため、画像や動画を使ってユーザーに発信していきます。

たとえば、チキンラーメンでおなじみの日清は、Instagramで「チキンラーメン」のレシピを投稿しています。

  • 世界一簡単うまいチキンラーメン
  • チキンラーメンのレタス炒飯

上記のようなレシピを数多く投稿。結果としてチキンラーメンの商品価値とユーザーの購買意欲を高めています。

YouTube 

YouTubeは動画をユーザーに共有するSNS。日本ではTVよりYouTubeを見る人が増えています。特徴としては、文字や画像、動画を織り交ぜながらユーザーに分かりやすく伝えることができることです。

YouTubeを使うメリットは3点あります。

  1. チャンネル登録したユーザーに継続的にサービスを届けることができる
  2. 視聴回数が増えれば、広告収入を得られる可能性がある
  3. 日本のSNSでは、YouTubeが多くのシェアを占めている

YouTube活用ポイント

YouTubeの活用ポイントは、動画を使ってユーザーにサービスを紹介することです。

日本ではYouTubeを視聴しているユーザーが多く、商品やサービスの宣伝にとても効果的だからです。

たとえば、採用活動に力を入れたい企業は、自社のYouTubeチャンネルを登録し、会社紹介や研修風景などを投稿します。

職場風景や仕事内容、研修風景などを動画で紹介すれば、動画を見た応募者が「この会社に入りたい」と感じてくれるかもしれません。

以上のことから、YouTubeは動画を使ってユーザーにサービスを提供するおすすめなSNSといえるでしょう。

オウンドメディア×SNSで成功している企業紹介

 ここからは、オウンドメディアでSNSを活用して、成功している企業を紹介します。

組合員との距離をもっと近くに:パルシステム東京

出典:パルシステム東京

組合員数は50万人以上、安全・安心な食材宅配を通じて豊かなくらしを応援する生協(コープ)がパルシステム東京です。

パルシステム東京は、Twitterで料理のレシピや地域と密着した取り組みなどを投稿しています。それによりユーザである組合員との距離を縮めることに成功しています。

まとめ

本記事では、オウンドメディアの集客にSNSが欠かせない理由と活用方法を解説してきました。

SNSが普及した昨今。

SEO対策だけでは、商品やサービスがユーザーに届かなくなっています。そのため、SNSを有効活用できるかが、集客や売上アップをする上では重要なポイントといえるでしょう。

上記のことから、オウンドメディアを運営していて、まだSNSを導入していない企業は早急に導入を検討してみてください。

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この記事の監修者

クリニックや転職など競合性の高いSEOで上位表示を獲得実績が多数。
インハウスSEO(内製化支援)を法人に展開しており、クリニックや人材業界などジャンルを横断してクライアントへSEOの組織構築を行っています。

無料相談会も開催中
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