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SERPとは?検索結果ページの構成要素とSEOに活かす分析方法・AI検索時代の対策を解説

「順位は変わっていないのに、クリック数が減っている」「SERP分析が大切だと聞いたが、何を見ればよいかわからない」。SEOに取り組んでいると、こうした場面に出会います。原因と答えは、検索結果の画面そのものにあります。

SERPとは、検索エンジンで検索したときに表示される結果のページです。現在のSERPには、通常の検索結果のほかに、広告、AIによる概要、地図、画像など多くの要素が並びます。同じ1位でも、画面の構成によって得られるクリック数は大きく変わります。

本記事では、SERPの意味、構成する要素、人によって表示が変わる理由、SEOへの影響、SERP分析の手順、要素別の対策、表示状況の確認方法、AI検索時代の向き合い方までを順に解説します。知りたい項目が決まっている方は、下の表から該当の見出しへ進んでください。

確認したいポイント結論詳細
SERPとは?検索結果が表示されるページのことSearch Engine Results Pageの略で「サープ」と読みます。広告やAIの回答を含む、画面全体を指す言葉です。
SERPには何が表示される?広告・自然検索結果・各種の機能通常の検索結果に加えて、AIによる概要、強調スニペット、関連する質問、地図、画像、動画などが表示されます。
人によって表示が違うのはなぜ?場所・端末・履歴・時点で変わるため検索エンジンは、検索した人の現在地や端末に合わせて結果を調整します。確認には条件をそろえる必要があります。
SEOにどう影響する?同じ順位でもクリック数が変わる上部に広告やAIの回答が表示されると、通常の検索結果は下に押し下げられます。訪問せずに完結する検索も増えています。
SERP分析はどう進める?実際に検索して5つの点を確認する上位ページの種類、表示されている要素、タイトルと見出し、AIの回答の有無を確認し、作るページの方針を決めます。
要素ごとの対策は?表示されたい枠に合わせて内容を整える簡潔な回答文、構造化データ、ビジネスプロフィールの整備など、要素ごとに有効な取り組みが異なります。
表示状況はどう確認する?実際の検索とサーチコンソールで確認シークレットモードでの検索と、サーチコンソールの表示回数・クリック率の確認を組み合わせます。
AI検索時代にどう向き合う?順位だけでなく露出と成果で判断するクリックされにくい語句を見極め、比較や検討の段階で読まれるページと、指名での検索を重視します。
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SERPとは?意味と読み方

SERPとは、検索エンジンにキーワードを入力したときに表示される、検索結果のページ全体を指す言葉です。SEOやWeb広告の分野で使われる用語です。

Search Engine Results Pageの略で「サープ」と読む

SERPは、「Search Engine Results Page」の頭文字を取った略語で、「サープ」と読みます。日本語では「検索結果ページ」「検索結果画面」と呼ばれます。Google、Yahoo! JAPAN、Bingなど、どの検索エンジンの結果のページもSERPです。

単に上位10件のリンクの一覧を指すのではなく、広告や地図、AIの回答を含めた画面全体を指します。SEOの文脈で「SERPを確認する」と言うときは、狙うキーワードで実際に検索し、画面に何が表示されているかを見ることを意味します。

SERPとSERPsの違い

「SERPs」と表記されることもあります。末尾の「s」は英語の複数形で、「サープス」と読みます。複数の検索結果のページをまとめて指すときに使われます。

日本語の記事では、2つはほぼ同じ意味で使われています。「SERPsの変化」と書かれていても、「SERPの変化」と意味は変わりません。どちらの表記を見ても、検索結果のページのことだと理解して問題ありません。

SEOとSERPの関係

SEOは、SERPの中で自社のページを目立つ位置に表示させ、訪問を得るための取り組みです。SERPは、その成果が表れる場所です。SERPに何が表示されるかを知らずに、SEOの方針を決めることはできません。

検索エンジンは、検索した人の目的に最も合うと判断した形で、SERPを構成します。SERPを観察すると、検索エンジンがその語句をどう解釈しているかがわかります。目的の読み取り方は検索意図の分析方法で解説しています。

SERPを構成する要素

現在のSERPは、多くの要素で構成されています。Googleは、公式ドキュメントのGoogle検索の視覚要素ギャラリーで、検索結果に表示される要素を紹介しています。主な要素を次の表にまとめました。

要素表示される内容関係する取り組み
広告検索語句に連動した有料の掲載枠リスティング広告の出稿
自然検索結果タイトル、説明文、サイト名、URL内容の充実、タイトルの設定
AIによる概要AIがまとめた回答と参照元のリンクわかりやすく正確な内容の作成
強調スニペット質問への答えを抜き出した枠簡潔な回答文の記載
関連する質問関連する質問と答えの一覧質問形式の見出しと回答
リッチリザルト評価の星、価格、日付などの付加情報構造化データの記述
ローカルパック地図と店舗や会社の一覧ビジネスプロフィールの整備
画像・動画画像や動画の一覧画像の説明、動画の掲載

広告

検索結果の上部や下部に表示される、有料の掲載枠です。「スポンサー」と表示されます。検索された語句に連動して表示されるため、リスティング広告や検索連動型広告と呼ばれます。

広告が多く表示される語句は、購入や申し込みに近い語句です。費用を払ってでも表示したい企業が多いことを意味します。通常の検索結果は、その下に表示されます。使い分けはSEOとリスティング広告の違いで解説しています。

自然検索結果

広告ではない、通常の検索結果です。オーガニック検索結果とも呼ばれます。SEOで順位を上げる対象は、この枠です。1件ごとに、サイト名、URL、タイトルのリンク、説明文が表示されます。

タイトルと説明文は、クリックされるかどうかを左右します。同じサイトの複数のページへのリンクがまとめて表示される「サイトリンク」が付くこともあります。付け方の基本はSEOに強いタイトルの付け方で解説しています。

AIによる概要

検索結果の上部に、AIが複数のページの情報をまとめた回答が表示されることがあります。日本では2024年8月から順次導入されました。回答の中や横に、参照元のページへのリンクが表示されます。

表示されると、通常の検索結果は画面の下へ押し下げられます。すべての検索で表示されるわけではなく、調べものをする語句で表示されやすい傾向があります。対話しながら調べられる「AIモード」も、2025年9月から日本語で提供されています。

強調スニペットと関連する質問

強調スニペットは、質問に対する答えをページから抜き出し、検索結果の上部に大きく表示する枠です。通常の検索結果と違い、説明文が先に、タイトルが後に表示されます。

関連する質問は、検索した語句に関係する質問の一覧です。質問を開くと、答えと出典のページが表示されます。どちらも、検索した人が次に知りたいことを示しています。記事の見出しを考えるときの手がかりになります。

リッチリザルト

リッチリザルトは、通常の検索結果に、評価の星、価格、在庫、日付、パンくずリストなどの情報が加わった表示です。ページに構造化データを記述すると、表示の対象になります。

情報が増える分、検索結果の中で目立ちます。記事、商品、レシピ、イベント、求人、動画など、内容の種類ごとに形式が決まっています。記述しても、必ず表示されるとは限りません。

ローカルパックとナレッジパネル

ローカルパックは、地図と、店舗や会社の一覧が表示される枠です。「地域名+業種」や「近くの〇〇」といった検索で表示されます。表示される情報は、Googleビジネスプロフィールにもとづいています。

ナレッジパネルは、企業、人物、場所などについての情報をまとめた枠です。どちらも、自社のサイトの外にある情報が、SERPに表示される例です。地図での表示を高める方法はローカルSEOとはで解説しています。

画像・動画・ニュース

検索する語句によっては、画像の一覧、動画の一覧、ニュースの記事が表示されます。見た目で判断したい語句では画像が、手順を知りたい語句では動画が、時事に関する語句ではニュースが表示されやすくなります。

これらの枠が上部に大きく表示される語句では、文章だけのページは目に留まりにくくなります。検索する人が求めている形式を、SERPが示していると考えます。必要に応じて、画像や動画を用意します。

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SERPが人や場所によって変わる理由

同じキーワードで検索しても、表示されるSERPは人によって異なります。検索エンジンが、検索した人の状況に合わせて結果を調整しているためです。主な要因は4つあります。

検索した場所

最も影響が大きいのは、位置情報です。「カフェ」「歯医者」のように、近くの店舗を探していると判断される語句では、現在地の周辺の情報が表示されます。地域名を入れなくても、東京と大阪では結果が異なります。

店舗や地域に関わる事業では、商圏の中で検索したときの表示を確認する必要があります。離れた場所にいる担当者や支援会社が見ている画面は、顧客が見ている画面と同じではありません。

使っている端末

スマートフォンとパソコンでは、SERPの構成が異なります。スマートフォンは画面が縦に長く、1つの要素が画面の大部分を占めます。上部に広告やAIの回答が表示されると、通常の検索結果は何度もスクロールしないと見えません。

自社のサイトの訪問者がどちらの端末を多く使っているかを確認し、その端末での表示を見ます。パソコンでだけ確認していると、実態を見誤ります。

検索の履歴とログインの状態

過去に検索した語句や、訪れたサイトの履歴も、結果に影響することがあります。自社のサイトを頻繁に開いている担当者の画面では、自社のページが実際より上位に表示される場合があります。

確認するときは、ブラウザのシークレットモードを使います。履歴の影響を減らした状態で、表示を確かめられます。位置情報の影響は残る点に注意します。

検索した時点

SERPは、常に変化しています。新しいページが公開され、既存のページが更新され、検索エンジンの仕組みも調整されます。話題になっている語句では、数時間で結果が入れ替わることもあります。

1回の確認で判断せず、時期を変えて複数回確認します。季節によって、検索する人の目的が変わる語句もあります。継続して観察することで、傾向が見えてきます。

SERPがSEOに与える影響

SERPの構成は、SEOの成果に直接影響します。順位だけを見ていると、成果が出ない理由を見誤ります。押さえておきたい影響を3つ説明します。

同じ順位でも得られるクリック数が変わる

自然検索の1位でも、その上に広告が4件、AIによる概要、地図の枠が表示されていれば、画面の最初に見える範囲には入りません。上部に何も表示されない語句の1位とは、クリックされる割合が大きく異なります。

順位が変わっていないのにクリック数が減った場合は、SERPの構成が変わった可能性があります。サーチコンソールで、順位とクリック率を合わせて確認します。順位ごとの目安はSEO対策におけるクリック率で解説しています。

サイトを訪れずに完結する検索が増えている

言葉の意味、計算、天気、営業時間など、SERPの上で答えがわかる検索では、どのサイトもクリックされないことがあります。こうした検索は「ゼロクリック検索」と呼ばれます。AIによる概要の導入で、その範囲は広がっています。

用語の意味を説明するだけのページは、順位が高くても訪問を得にくくなっています。その先の、比較、手順、事例、料金といった、SERPの上では完結しない情報を持つページの価値が高まっています。

検索する人の目的が読み取れる

SERPは、検索エンジンが「この語句で検索する人は、これを求めている」と判断した結果です。上位に解説の記事が並んでいれば情報を求めており、商品のページが並んでいれば購入を検討しています。

SERPに並ぶページの種類と異なる種類のページでは、上位に入りにくくなります。記事を作る前にSERPを確認することは、方向を誤らないための基本です。記事の作り方はSEO記事とはで解説しています。

SERP分析のやり方5ステップ

SERP分析とは、狙うキーワードで実際に検索し、表示されている内容から、作るべきページの方針を決める作業です。特別な道具がなくても、5つの手順で進められます。

1. 条件をそろえて検索する

狙うキーワードを、シークレットモードで検索します。スマートフォンでの表示も確認します。ブラウザの開発者向けの機能を使うと、パソコンでもスマートフォンの表示を再現できます。

地域に関わる語句は、商圏の中から検索した結果を確認します。関連する語句も合わせて検索し、結果の違いを見ます。「〇〇とは」と「〇〇 やり方」では、表示されるページが変わります。

2. 上位10件のページの種類を分類する

上位に表示されているページを、種類で分けます。解説の記事、商品やサービスのページ、比較や一覧の記事、公式サイト、ツール、動画などです。運営しているのが、企業か、メディアか、個人かも見ます。

最も多い種類が、その語句で求められているページの形です。解説の記事が8件を占めていれば、解説の記事を作ります。種類が分かれている場合は、目的が複数ある語句と考えます。

3. 表示されている要素を記録する

広告の数、AIによる概要の有無、強調スニペット、関連する質問、地図、画像、動画など、表示されている要素を書き出します。それぞれが画面のどの位置にあるかも記録します。

通常の検索結果が、画面のどのあたりから始まるかを確認します。何度もスクロールしないと見えない語句は、上位に入っても訪問を得にくい語句です。優先度を下げる判断材料になります。

4. 上位ページのタイトルと見出しを比較する

上位のページを開き、タイトルと見出しを一覧にします。複数のページに共通している話題は、その語句で必ず扱うべき内容です。関連する質問に表示されている質問も、候補に加えます。

共通の話題を押さえたうえで、上位のページにない情報を探します。自社の事例、独自の数値、現場の経験など、ほかにない内容を加えることが、差をつける点になります。

5. 作るページの方針を決め、公開後に検証する

ここまでの結果から、ページの種類、扱う話題、用意する要素を決めます。質問に対する簡潔な答えを冒頭に置く、表を入れる、画像を用意する、といった方針です。

公開した後は、サーチコンソールで表示回数とクリック率を確認します。想定した語句で表示されているか、クリックされているかを見て、タイトルや内容を調整します。改善の手順はSEOリライトのやり方にまとめています。

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SERPの要素別の対策

SERPの各要素には、表示されやすくするための取り組みがあります。どの要素も、表示を確約する方法はありません。検索エンジンが内容を理解しやすい状態に整えることが、共通の基本です。

タイトルと説明文を検索する人に合わせる

自然検索結果で最初に見られるのは、タイトルと説明文です。タイトルには、検索される語句を前半に入れ、ページの内容が具体的に伝わる言葉を選びます。説明文には、ページで得られる情報を簡潔に書きます。

SERPに並ぶほかのページのタイトルと比べ、選ばれる理由を示します。数字、対象者、得られる結果などを入れます。検索エンジンが、設定した文とは別の文を表示することもあります。

強調スニペットと関連する質問には簡潔な答えを用意する

Googleの公式ドキュメント強調スニペットとウェブサイトによると、ページを強調スニペットとして指定する方法はありません。検索エンジンが、質問への答えとしてふさわしいと判断した箇所を自動で選びます。

選ばれやすくするには、質問の形の見出しを置き、その直後に結論を簡潔に書きます。手順は番号付きで、比較は表で示します。答えを先に書く構成は、読む人にとってもわかりやすい形です。

リッチリザルトのために構造化データを記述する

構造化データは、ページの内容を、検索エンジンが読み取りやすい決まった形式で記述する仕組みです。記事、商品、イベント、求人、動画、パンくずリストなど、内容に合う種類を選んで記述します。

ページに表示されている内容と、構造化データの内容を一致させます。対応する種類は変更されることがあるため、Googleの公式の一覧で確認します。技術面の全体像はテクニカルSEOとはで解説しています。

ローカルパックにはビジネスプロフィールを整える

地図の枠に表示されるには、Googleビジネスプロフィールへの登録が必要です。会社名、住所、電話番号、営業時間、業種を正確に入力します。写真を追加し、口コミに返信します。

サイトに記載している情報と、表記を一致させます。地図の枠は、検索した場所からの距離の影響を強く受けます。商圏の中で検索したときに表示されるかを確認します。

AIによる概要には特別な対策より基本を徹底する

Googleは、公式ドキュメントのAI機能とウェブサイトで、AIによる概要やAIモードに表示されるための追加の要件はなく、特別な最適化も必要ないと説明しています。検索エンジンに登録され、説明文が表示される状態であれば、参照元として表示される対象になります。

重要な情報を文章でわかりやすく示す、内部のリンクを整える、といった従来の基本が引き続き有効です。自社にしかない情報を持つページは、参照される理由になります。考え方はAI時代のSEO対策やAIO対策とはで解説しています。

社名で検索したときのSERPを整える

社名やサービス名で検索したときのSERPも確認します。自社のサイトが1位に表示されているか、サイトリンクが表示されているか、会社の情報をまとめた枠が表示されているかを見ます。

社名で検索した人は、依頼や購入に近い段階にいます。会社概要、料金、事例、問い合わせのページがすぐに見つかる状態にします。指名での検索を増やす方法は指名検索を増やす方法で紹介しています。

SERPでの表示状況を確認する方法

対策の後は、実際にどう表示されているかを確認します。画面を見る方法と、数値で見る方法を組み合わせます。3つの方法を紹介します。

実際に検索して画面を確認する

最も確実なのは、狙うキーワードで実際に検索することです。シークレットモードを使い、パソコンとスマートフォンの両方で確認します。自社のページがどの位置に、どのような形で表示されているかを見ます。

月に1回、主要なキーワードの画面を記録しておきます。画面の保存を残しておくと、構成が変わったときに比較できます。順位だけでなく、上に何が表示されているかを確認します。

サーチコンソールで表示回数とクリック率を見る

Googleサーチコンソールの検索パフォーマンスのレポートで、キーワードごとの表示回数、クリック数、クリック率、平均の掲載順位を確認します。AIによる概要などを経由した表示とクリックも、この数値に含まれます。

順位が高いのにクリック率が低い語句は、SERPの上部にほかの要素が表示されている可能性があります。実際に検索して確かめます。登録されていないページは、表示そのものがありません。確認の方法はGoogleにインデックスされない原因で説明しています。

ツールで構成の変化を追う

有料のSEOツールの中には、キーワードごとに、SERPに表示されている要素を記録する機能を持つものがあります。AIによる概要の表示の有無や、自社が参照元に含まれているかを追跡できるツールもあります。

対策するキーワードが多い場合は、こうしたツールが役立ちます。数が少ないうちは、手作業での確認で十分です。競合の状況を調べる方法は競合サイトのアクセス数を調べる方法で紹介しています。

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AI検索時代のSERPとの向き合い方

SERPは、AIの導入によって大きく変わりつつあります。これからは、順位だけを目標にする考え方を見直す必要があります。押さえておきたい3つの点を紹介します。

順位に加えて表示とクリックの両方を見る

これまでは、順位が上がれば訪問も増えるという関係がありました。現在は、順位が高くても訪問が増えない語句があります。一方で、AIの回答の参照元として表示され、社名が知られるという効果もあります。

表示回数、クリック数、問い合わせの件数を合わせて確認します。順位だけを報告の指標にしていると、実態とずれていきます。指標の置き方はオウンドメディアのKPI設定方法が参考になります。

クリックされにくい語句とされやすい語句を見極める

キーワードを選ぶ段階で、SERPを確認します。AIの回答で完結する語句、上部が広告や地図で占められている語句は、上位に入っても訪問を得にくくなります。検索数の多さだけで選ばないことが大切です。

比較、費用、事例、選び方など、複数のページを見比べる必要がある語句は、今もクリックされます。こうした語句は、依頼や購入にも近い語句です。選び方はキーワード選定の手順で解説しています。

SERPの外でも知られる存在になる

SERPの構成は、検索エンジンの判断で変わります。自社で決められない要素に頼りきらないために、社名で検索される状態を目指します。SNS、メール、セミナー、紹介など、検索以外の接点も育てます。

自社にしかない情報を発信し続けることが、検索エンジンにもAIにも、人にも選ばれる理由になります。関連する考え方はLLMOとSEOの違いやGEO対策とはでも解説しています。

まとめ

SERPとは、検索エンジンで検索したときに表示される結果のページ全体を指します。現在のSERPは、広告、自然検索結果、AIによる概要、強調スニペット、関連する質問、リッチリザルト、ローカルパック、画像や動画など、多くの要素で構成されています。

同じ順位でも、SERPの構成によって得られるクリック数は変わります。記事を作る前に実際に検索し、上位のページの種類、表示されている要素、タイトルと見出しを確認します。SERPは、検索する人の目的を知るための最も確かな手がかりです。

AIの導入によって、訪問せずに完結する検索は増えています。順位だけでなく、表示回数、クリック数、問い合わせの件数を合わせて確認します。まずは自社の主要なキーワードで検索し、画面に何が表示されているかを確かめるところから始めてみてください。

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