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逆SEOとは?風評被害から企業を守る正しいやり方・費用相場・注意点を解説

「自社名で検索すると、根拠のない悪評が上位に表示される」「事実無根の誹謗中傷が書かれたサイトが検索1ページ目に出てくる」。こうした風評被害に悩む企業は少なくありません。

逆SEOとは、ネガティブな情報を含むWebサイトの検索順位を相対的に下げ、検索結果から目立たなくするための施策です。通常のSEOが「検索順位を上げる」攻めの対策であるのに対し、逆SEOは「企業の評判を守る」守りの対策といえます。

ただし、逆SEOにはやり方を誤るとGoogleのガイドライン違反に該当するリスクもあります。本記事では、逆SEOの基礎知識から正しいやり方、費用相場、絶対にやってはいけないNG手法、そして逆SEOを「受けた」場合の対処法までを体系的に解説します。

確認したいポイント結論詳細
逆SEOとは何か?ネガティブ情報の検索順位を相対的に下げる施策風評被害サイトより上位にポジティブな情報を表示させ、悪評の露出を抑える取り組み
逆SEOが必要になるケースは?社名検索で誹謗中傷が上位表示される場合事実無根の悪評、ネガティブな口コミ、退職者による書き込みなどが検索結果に出る場合
逆SEOの正しいやり方は?自社サイトやオウンドメディアの上位表示を強化する質の高いコンテンツ制作やSEO対策で自社のポジティブな情報を上位に表示させる手法が基本
逆SEOでやってはいけないことは?相手サイトへの攻撃的な手法はすべてNGスパムリンク送付、コピーサイト量産、ウイルス攻撃はGoogleの違反であり法的リスクもある
逆SEOの費用相場はいくらか?月額10万〜50万円程度が一般的対策するキーワード数や施策内容により変動、専門会社への依頼が一般的
逆SEOを「受けた」場合はどう対処するか?被リンクの確認とリンク否認ツールの活用サーチコンソールで不審な被リンクを確認し、Googleのリンク否認ツールで対処する
この記事でわかること
  • 逆SEOの定義と、通常のSEO対策との違い
  • 企業が逆SEO対策を検討すべき具体的なケース
  • 正しい逆SEOの手法と、費用相場の目安
  • 絶対にやってはいけないNG手法とペナルティのリスク
  • 逆SEOを「受けた」場合の対処法

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逆SEOとは何か

SEO リダイレクト

逆SEO(リバースSEO・ネガティブSEO)とは、企業や個人に対する誹謗中傷、悪評、ネガティブな情報を含むWebサイトの検索順位を相対的に下げ、検索結果から目立たなくする施策の総称です。

逆SEOの本質は、ネガティブ情報を「消す」ことではなく、自社の正確でポジティブな情報を検索結果の上位に表示させ、結果として悪評サイトの露出を減らすことにあります。検索結果は相対評価で決まるため、自社サイトの評価を高めることが相手サイトの順位低下につながるのです。

通常のSEOとの違い

通常のSEOは、特定のキーワードで自社サイトを検索結果の上位に表示させることを目的とします。一方、逆SEOは特定のネガティブサイトの露出を減らすことが目的であり、自社サイトの上位表示はその手段です。

ただし、逆SEOで用いる手法の多くは通常のSEO対策と共通しています。質の高いコンテンツの制作、サイトの内部対策の強化、被リンクの獲得など、Googleのガイドラインに沿った正当な施策で自社サイトの評価を高めることが、逆SEOの正しいアプローチです。

逆SEOが必要になるケース

逆SEO対策が必要になるのは、主に以下のようなケースです。社名や商品名で検索した際に、事実無根の悪評や誹謗中傷が書かれたサイトが上位表示されている場合。掲示板やブログに書かれたネガティブな口コミが検索結果の1ページ目に表示されている場合。元従業員と思われる内部告発的な書き込みが拡散されている場合。検索サジェストにネガティブなキーワードが表示されている場合などです。

こうしたネガティブ情報は放置すればするほど拡散され、採用活動への悪影響や売上の低下につながるリスクがあります。早期に対策を講じることが被害の最小化につながります。

逆SEOの正しいやり方

逆SEO対策を行う際は、Googleのガイドラインに沿った正当な手法を選ぶことが絶対条件です。以下に、実践的な逆SEOの手法を解説します。

まず発信元への削除依頼を試みる

逆SEOを実施する前に、まずネガティブ情報の発信元に対して削除を依頼しましょう。口コミサイトやレビューサイトの場合は、プラットフォームの運営元に違反報告や削除申請を行うことで対応してもらえるケースがあります。

削除依頼が受け入れられれば、検索結果からネガティブ情報が消えるため逆SEOを行う必要がなくなります。ただし、悪意を持って作成されたサイトの場合は削除に応じてもらえないことが多いため、その場合は逆SEO対策に移行します。

自社サイトのSEO対策を強化する

逆SEOの最も基本的な手法は、自社の公式サイトのSEO対策を強化し、社名検索で確実に1位に表示されるようにすることです。タイトルタグの最適化、内部リンクの整備、コンテンツの充実など、通常のSEO対策と同じ施策を徹底的に行うことが逆SEOの土台となります。

SEOの内部対策については「SEOキーワードの入れ方とは?効果的なキーワード設定のコツ」で解説しています。

オウンドメディアやサテライトサイトで検索結果を埋める

自社サイトだけでなく、自社の商品・サービスに関連するオウンドメディアやサテライトサイトを制作し、ネガティブサイトが表示されるキーワードでSEO対策を行います。検索結果の1ページ目を自社関連のポジティブな情報で埋めることで、悪評サイトの露出を最小限に抑えることができます。

ただし、似た内容のサイトを量産することは避けてください。Googleにミラーサイトと判定されると逆効果になるため、各サイトに独自の価値がある質の高いコンテンツを用意することが重要です。

SNSアカウントやプロフィールページを活用する

X(旧Twitter)、Facebook、LinkedIn、YouTubeなどのSNSアカウントや、Googleビジネスプロフィールは、社名検索で上位表示されやすい特性があります。これらのプラットフォームにポジティブな情報を定期的に発信し、検索結果の上位を占有することで、ネガティブサイトの露出を抑えることが可能です。

Googleビジネスプロフィールの活用方法は「MEO対策サービス」をご覧ください。

口コミの獲得と管理を仕組み化する

ネガティブな口コミに対抗するには、ポジティブな口コミの数を増やすことが有効です。顧客に口コミの投稿を依頼する仕組みを構築し、Googleビジネスプロフィールや業界の口コミサイトに良い評価を蓄積しましょう。ネガティブな口コミに対しても丁寧に返信することで、閲覧者からの信頼感を高めることができます。

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逆SEOの費用相場

逆SEO対策を専門会社に依頼する場合の費用相場は、月額10万〜50万円程度が一般的です。対策するキーワードの数、ネガティブサイトの強さ(ドメインパワー)、施策の範囲によって費用は変動します。

複数キーワードの対策や、サテライトサイトの制作を含む場合は月額50万円以上になるケースもあります。また、初期費用として調査・分析費用が別途発生する会社もあるため、見積もりの段階で施策内容と費用の内訳を確認しましょう。

費用を抑えたい場合は、自社で公式サイトのSEO対策やSNS運用を行い、専門的な部分だけを外注するハイブリッド型のアプローチも有効です。逆SEO対策は一般的なSEO対策と共通する部分が多いため、通常のSEO対策と並行して進めることでコスト効率を高めることもできます。

絶対にやってはいけない逆SEOのNG手法

逆SEOには、効果が期待できる一方でGoogleのガイドライン違反や法的リスクを伴う手法も存在します。以下の手法は絶対に実施してはいけません。

相手サイトへの低品質な被リンクの大量送付

ネガティブサイトに対してスパムサイトから大量の低品質なリンクを送り、Googleからの評価を下げようとする手法です。この手法はGoogleのリンクスパムポリシーに違反するだけでなく、自社サイトがペナルティを受けるリスクもあります。また、相手サイトの運営者から法的措置を取られる可能性もあるため、絶対に実施しないでください。

相手サイトのコピーサイトを大量作成する

ネガティブサイトのコンテンツをコピーしたサイトを大量に作成し、Googleにオリジナルサイトをコピーサイトと誤認させてペナルティを与えようとする手法です。Googleのガイドラインおよび著作権法に違反する行為であり、発覚した場合は自社が処罰の対象となるだけでなく、訴訟リスクもあります。

ウイルスや不正アクセスによる攻撃

相手サイトをウイルスに感染させたり、不正アクセスによってサイトを改ざん・停止させようとする行為は、完全な犯罪行為です。不正アクセス禁止法に違反し、刑事罰の対象となります。いかなる理由があっても、このような手法を選択してはいけません。

逆SEOは「相手を攻撃する」施策ではなく、「自社を正しく評価してもらう」ための施策であることを常に意識しましょう。Googleのガイドライン(参照:https://developers.google.com/search/docs/fundamentals/seo-starter-guide?hl=ja)に沿った正当な手法のみを使用することが、長期的な信頼回復につながります。

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逆SEOを「受けた」場合の対処法

逆に、自社サイトが第三者から逆SEO攻撃を受けた場合の対処法も知っておく必要があります。不自然な順位低下やアクセス減少が見られた場合は、以下の手順で対処しましょう。

不審な被リンクを確認する

Googleサーチコンソールの「リンク」レポートや、Ahrefsなどの外部ツールを使って、自社サイトに向けられた被リンクを定期的に確認しましょう。関連性のないサイトやスパムサイトからの大量のリンクが検出された場合は、逆SEO攻撃を受けている可能性があります。

Googleのリンク否認ツールを活用する

不審な被リンクが発見された場合は、まずリンク元サイトの運営者に削除を依頼します。対応してもらえない場合は、Googleのリンク否認ツールを使用して否認ファイルを送信しましょう。これにより、スパムリンクの影響を無効化できます。

弁護士に相談して法的措置を検討する

逆SEO攻撃が悪質な場合や、名誉毀損・業務妨害に該当する内容が含まれている場合は、インターネットトラブルに強い弁護士に相談することも有効な選択肢です。発信者情報開示請求や損害賠償請求など、法的手段で問題を解決できるケースもあります。

被リンクによるペナルティの対処法は「被リンクによるペナルティとは?対策と効果について解説」で詳しく解説しています。

逆SEOの効果を持続させるためのポイント

逆SEO対策は一度実施して終わりではなく、効果を持続させるための継続的な取り組みが求められます。

定期的に検索結果をモニタリングする

自社名やサービス名で定期的に検索を行い、検索結果の変動を確認しましょう。新たなネガティブ情報が出現した場合は、早期に対処することで被害を最小限に抑えることができます。

継続的にポジティブなコンテンツを発信する

逆SEOの最も効果的な予防策は、日頃から質の高いコンテンツを発信し続け、自社サイトのドメインパワーを蓄積しておくことです。ブログ記事、プレスリリース、導入事例、インタビュー記事など、さまざまな形式のポジティブコンテンツを定期的に公開しましょう。

SNSの運用を強化してブランド認知を高める

SNSでの情報発信を継続し、ブランドの認知度と信頼性を高めておくことも予防策として有効です。ポジティブな情報がWeb上に多く存在する状態を維持することで、ネガティブ情報が拡散された場合でもダメージを最小限に抑えることができます。

SEOの内製化に取り組みたい方は「インハウスSEOとは?内製化成功のコツと自社SEO対策のポイント」も参考にしてください。

逆SEO対策を外注する場合の会社の選び方

逆SEO対策は専門的な知識と経験が求められるため、自社だけでの対応が難しい場合は専門会社への依頼が効果的です。ただし、逆SEO業界には悪質な業者も存在するため、依頼先の選定には注意が必要です。

Googleのガイドラインに準拠した手法を採用しているか確認する

逆SEO会社を選ぶ際に最も重要なのは、Googleのガイドラインに準拠した正当な手法のみを使用しているかどうかです。「確実に順位を下げます」「即日で効果が出ます」といった過大な約束をする業者には注意が必要です。正当な逆SEO対策は通常のSEO対策と同様に時間がかかるため、即効性をうたう業者はブラックハット手法を使用している可能性があります。

施策内容の透明性と実績を確認する

具体的にどのような施策を行うのか、過去にどのような案件で成果を出してきたのかを確認しましょう。施策内容がブラックボックスになっている会社は避け、レポートの頻度や改善提案の内容まで事前に確認することが重要です。

法的対応との連携体制があるか確認する

逆SEOだけでは解決できないケースでは、弁護士を通じた法的対応が必要になる場合もあります。法律事務所と連携している逆SEO会社であれば、SEO対策と法的対応を組み合わせた包括的な風評被害対策が可能です。

また、名誉毀損やプライバシー侵害に該当するケースでは、発信者情報開示請求を通じて投稿者を特定し、損害賠償を請求できる場合もあります。SEO対策だけに頼るのではなく、状況に応じて法的手段も視野に入れた対応が求められます。

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まとめ

本記事では、逆SEOの基礎知識から正しいやり方、費用相場、やってはいけないNG手法、逆SEOを受けた場合の対処法、そして効果を持続させるためのポイントまでを解説しました。

逆SEOとは、ネガティブな情報を含むWebサイトの検索順位を相対的に下げ、企業の評判を守るための施策です。正しいやり方は、自社サイトのSEO対策強化、オウンドメディアの制作、SNS活用など、Googleのガイドラインに沿った正当な手法を用いてポジティブな情報を上位表示させることです。

一方、相手サイトへのスパムリンク送付、コピーサイト量産、不正アクセスなどの攻撃的な手法は、Googleのペナルティだけでなく法的リスクも伴うため絶対に実施してはいけません。

逆SEOは「相手を攻撃する」施策ではなく、「自社の正しい情報をユーザーに届ける」ための施策です。日頃から質の高いコンテンツを発信し、サイトの評価を高めておくことが、最も効果的な風評被害対策になります。ネガティブ情報への対応に悩んでいる場合は、被害が拡大する前に早期に専門家に相談することをおすすめします。逆SEO対策は時間がかかるため、問題を認識した段階ですぐに着手することが、被害を最小限に抑える鍵です。

楽々Editでは逆SEO・風評被害対策のご相談もお受けしています。詳しくは「SEO無料相談会」からお気軽にお申し込みください。

監修者プロフィール

合同会社楽々Edit 代表 山本 伸弥(やまもと しんや)

新卒でSEOコンサルティング会社に入社し、SEOコンサルタントとして戦略立案から営業、コンテンツ制作まで幅広く従事した後に、合同会社楽々Editを創業し代表取締役に就任。 中小企業から東証プライム企業、ベストベンチャー100まで累計300社以上のSEO改善実績を持つ。 国内大手SEOマーケティング会社10社とデジタルマーケティングカンファレンスも主催している。

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